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栄えある最初のメニューは「for Early Birds」!
Early Birdとは早起きの人のこと。今回は早起きした朝、気持ちいい一日のスタートになるようなストレッチ・プログラムを紹介します。
ちなみに「Late Birds」でももちろん大丈夫(笑)。ぜひぜひトライしてみて下さい。

さて、目が覚めたら、いちばんにとる行動はなんですか? 「あくび」ではないですか?
このストレッチは、そんな「あくびしたい」「伸びしたい」という生きとし生けるものが持つセンセーションをルーツにした、カラダを中からも外からも覚醒していくプログラムです。

睡眠中の長時間動かなかったカラダを徐々に起こしていくため、特に朝のストレッチは少しずつ、穏やかに。
私たちのカラダの中には体内時計があり、リズムの正しい人は、朝5時くらいから体温が上昇し始めています。
軽くストレッチすることで、筋肉や骨に大きな負担をかけることなく血流を促進し、筋肉の緊張をほぐし、そしてさらに体温を上昇させるので目覚めもスッキリするのです。

また、朝は副交感神経と交感神経の自律神経がスイッチするタイミングです。起きてからすぐは、交感神経の働きが活発になるため、他の時間よりもいちばんエネルギー消費量が多くなり、効率よく脂肪を燃焼してくれるんです。いいこと尽くし!

というわけでさっそくやってみましょう。


今回のチューニング・ポイントは「伸びる方向のコントラストを探す」こと。
ここでいう「コントラスト」とは、伸ばす方向(もしくはひっぱり合う方向)との対比、とでも言いましょうか。上だったら下、右だったら左。

例えば、冒頭の両腕を組んで天井(上)を押すようにして伸びるストレッチは、実はそれと同じくらいの強さで座骨を床(下)に押しているので上下のコントラストが生まれて、カラダが伸びる。

体側を伸ばしていくサイドアーチも、いきなり左右に引っぱるのではなく、まず上下に伸びる。そのコントラストを持ったまま、左手で床を斜め下方向にしっかり押すので、右脇が斜め上方向に伸びていくんです。斜めのラインのコントラストが見えますよね。そうすると、左の脇が縮まることなく全体が伸びる。

ストレッチが苦手、もしくはぜんぜん伸びた気がしないという方は、たいてい動きの大きな部分ばかりが気になって、逆のコントラストの方向を意識できてないことが多いようです。

分かりやすく言えば、カラダの中のすべての空間を広げるように動くということ。
骨と骨の間、内臓、皮膚……の間、さらには、自分の周囲の空間までをも広げていくようなイメージを持ちましょう。

ちなみに、この連載では毎回パーソナル・トレー二ングも行います。
実際にやっている人のカラダを見ると、共感できたり、え?こんな風になるんだ? という実例が分かり、より実用的になるのではないでしょうか。


今回の挑戦者は「柔軟なカラダ希望。超固いっす!」とおっしゃる本田さん。
お互いにドキドキしながら始めましたが、ぎくしゃくした「カタさ」はまったく感じず、すぐにこんなに動けました!
ナイスな表情、真剣な汗、これでストレッチの辛いところ、伸びるところがわかるのではなかしら? 何よりも本田さんのHeart♡の柔らかさが出ていたと思います。
そして……奇跡が起きたのです。詳しくはコラムを読んでみてください。

これ、ホントは奇跡なんかではなく、みんなできてたこと。
つまりすでにあなた中にあることなんです! 
Don’ t push yourself, just listen to your body…..and stay tuned.

Red Top ¥11,340
Blue Top ¥10,500
Harlem Pants ¥16,800(Prancing Leopard Organics / Driving-Maul)

問い合わせ:ドライビングモール Tel. 03-5768-6331

(文 内田あや/撮影 松田正臣/ヘアメイク 角田英明<HAIR DIMENTION2>/音楽 Mitcho)

【STAY TUNEDアーカイヴ】
#01 指先がつま先に届くお手伝いします