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回数を重ねるごとにリスナーの方も増加中のonyourmarkRadio。今回は、日の短くなった晩秋にぴったりのテーマを用意しました。題して「夜に走る魅惑のラン&ライドを語る会」。ゲストはライターの腰山雅大さん、神津文人さんのお二人。お相手は編集長の小俣です。

※こちらのテキストはダイジェスト版になります。本編はこちら

左から時計回りに小俣、腰山さん、神津さん

小俣  今回はランニングシューズでお馴染みのNEW BALANCEさんのタイアップでお届けしていきます。夜にランニングをする、自転車に乗るということに注目して、今日はお話を伺っていきたいなと。神津さん、腰山さん、よろしくお願い致します。まずは神津さん、onyourmarkでも度々記事をご執筆頂いていますが、簡単に自己紹介をお願いできますか?

神津   基本的にはヘルス&フィットネスの領域で原稿を書かせて頂くことが多くて。競技でいったらランニングが多いかなと。もともとモノ雑誌の編集者をやっていたのでギア関連の仕事も多いです。onyourmarkだとランニング関係のアスリートの取材だったり、シューズの原稿を書かせて頂いています。

神津文人(こうづ・ふみひと) 編集者・ライター。ヘルス&フィットネスの領域を中心に、編書多数。Instagramでは話題のシューズのレビューも。@cause18

小俣  そしてコッシーこと腰山さん。onyourmarkは初登場ですよね。僕の自転車仲間でもあるんですが、自己紹介をお願いします。

腰山  ライターって紹介されるのは初めてなんで、ほんまかいなというところはあるんですけど(笑)、兵庫県でサイクリストをやっております。普段はシクロクロスという泥の中を走る競技と、オリンピックでも採用されたBMXフリースタイルパークを。BMXの方は20年ぐらい。シクロクロスの歴は5、6年で、一応トップカテゴリーでやっております。

腰山雅大(こしやま・まさひろ) ライター、ライダー。BMXからロードバイク、シクロクロスまでマルチに自転車を楽しむライダー。ギアが1枚しかない「シングルスピード」(SS)に傾倒し、狙うはシクロクロスのSS全日本王座。 @vhlg

小俣  今回は夜に走るというテーマなんですが、お二人はそもそも夜に走っていますか? 神津さんはいかがですか?

神津  僕は朝か夜かと言われたら、実は朝です。

小俣  いきなりテーマが(笑)

神津  朝走るようになったのはフリーランスになってからで。フリーになって8年ぐらいなんですけど、それまでは雑誌の編集部で働いていて、そのころは完全に夜。夜しか走る時間なんてないっていう感じでした。

腰山  夜って何時ぐらいに走られてたんですか?

神津  23時は絶対に過ぎていて、24時とか。夜というか真夜中っていう時間帯に走っていました。

小俣  僕は今は埼玉の飯能という結構田舎の方に住んでいて。以前は、高円寺とかに住んでいたんですけど、東京って明るくて、歩道があって走りやすいんですよね。僕も都内にいた時は夜に走っていたんですけど、23時、24時でも人が走っているんですよね。僕もそういう時間にたまに走っていたんですけど、みんなこの後ちゃんと寝られるのかなって思ってたんですよ。

腰山  神津さんはちゃんと寝てました?

神津  寝られてました。そんなに高い強度で走っていたわけじゃなく、どっちかというと、体を動かして、汗を流さないとなと思って走っていました。

腰山  都内だとライトが途切れる場所はそんなにない?

神津  そうですね。どこも明るいんですけど、街灯が多いところ、車通りが少ないところを意識していました。

小俣  それってTips的なところにもなってくると思うんですけど、具体的にどういうところを走られていたんですか?

神津  自宅の近所の川沿いに遊歩道があって。その遊歩道が周回のウォーキングコース兼ランニングコースになっているんです。たまに幹線道路とぶつかるところがあるんですけど、そこだけ気をつけていれば、クルマが入ってこないので、走りやすいんです。

腰山  私は自転車がメインですが、シクロクロスっていう競技は自転車を担いで走るという謎の苦行をするレースなんで、ランニングもするんですけど。兵庫県だと武庫川っていう川、そこは延々と走れるところがあって、もちろんクルマも来ないんですけど、街灯がないんですよ。

小俣  街灯がない河川敷?

腰山  武庫川に関してはない。真っ暗! 

小俣  では自転車の方の話。コッシーは夜に走りますか?

腰山  平日は自転車に乗るってなったら、ほぼ夜ですね。バリバリ夜。走るのは峠です。トレーニングのために乗っているので、確実に上りがあるところがよくて。なので、峠を上ります。

小俣  峠って、夜めちゃくちゃ暗くないですか?

腰山  ヤバイ、ヤバイ。前はライトが点いているからいいけど、ふと振り返った時にマジで真っ暗。何にも見えない!

小俣  闇に吸い込まれそう。

神津  単純に自転車はランニングよりスピードがあるから怖そう。

腰山  それはありますね。峠は比較的開発されているエリアでも、突如として穴が空いている道路がザラにあります。なので、走ったことがない峠を暗闇で走ることは絶対ないです。

小俣  自転車もランニングも夜走るのが一つのカルチャーというと言い過ぎかもしれないですけど、多くの人が実践していると。あえて夜に走るイベントがあるのかっていうのをお聞きしたいんですが、神津さん、ランニングの方はどうですか?

神津  いっときエレクトリックランが盛んだったことがありますね。2014〜2017年ぐらいだったかな。アメリカが発祥で。パレードみたいにライティングされて、DJがいて音楽が流れている中を、ワイワイ走るお祭りみたいなイベントをやっていましたね。ファンランの究極系みたいな。

腰山  それはあえて夜にやる意味がありますね。

神津  そうなんです。あと、夏場は暑いんで、日中ではなくて夜に開催される草レースがちょこちょこありますね。暑くないし、日焼けもしないし。

小俣  仕事終わりに練習しているっていうのもあるかもしれないですけど、トラックで練習をしている人たちって、夜に写真を撮ってSNSに投稿している印象があります。

神津  今は改修もあって使えなくなってしまっていますけど、織田フィールドは夜も開いているので、練習している方は多いですよね。

小俣  織田フィールドはオフィスが近いにも関わらず行ったことがないんですけど、僕のようなペーペーランナーが行っても走れるんですか?

神津  確かに速い人たちが練習している印象はありますね。でも短距離と長距離でレーン分けされていますし、ゆっくり走りたい人は大外を走ればいいので。ライトが点いているし、暗いとかクルマがどうこうっていうのが、トラックで練習している分には一切ないのが良いところですかね。

小俣  トラックって一人ではあんまり行かないイメージがありますけど、どうなんですかね?

神津  ランナーの場合、スピード練習をする時にトラックを使うと思うんですけど。一人でスピード練習ができる人って限られるじゃないですか、メンタル的にも。だから、友人と一緒にとか、ランニングクラブの練習会でっていう人が多いんじゃないかと思います。

小俣  自転車はナイトレースがありますよね。

腰山  滋賀県の烏丸半島という場所で、草津ナイトレースというのが開催されています。キャットアイっていうライトとか反射板を作っている会社が協賛しているんですけど、ライトを作っているメーカーがサポートしているナイトレースっていうのは、イケてるなと。

小俣  神津さんもライトメーカーがサポートした大会に参加されたことがあるんですよね?

神津  数年前だったかな。レッドレンザーっていうライトメーカーがサポートしていたフォトロゲイニングのイベントに出たことがあって。夕方から夜にかけて、制限時間内にどれだけチェックポイントを回ってそこの写真を撮れるかを競い合うんですけど。暗くなってきたらヘッドライトをつけて走りましょうっいうイベントでした。

小俣  フォトロゲってことは地図読みのスキルも問われますよね?

神津  そうです。夜になるとポイントを探すのが難しくなっちゃうんですよね。昼間見えていたものが見えなくなってしまったり。

腰山  情報量が削られるっていうのは、ものによっては面白いんですね。シクロクロスのナイターイベントは、路面状況が見えなさ過ぎて怖かったですけど(苦笑) 

小俣  自転車のオフロードの場合は、バイクにライトを付けるだけじゃダメで、ヘルメットとかにも付けないと本当に照らしたいところが照らせないんですよね。

トレイルも100マイルレースとかになってくると、夜の要素が凄く強くて。160kmを走るとなると、夜を2回経験したりもして。以前、UTMFっていう富士山の周りを走るレースの取材に行ったんですけど、舗装区間で選手が来るのを待っていた時に、山の中を走る選手が身に付けているライトの光が、本当に星みたいに見えるんです。凄くロマンチックというか、星空も綺麗で、山の中にも星がある。あれは見る価値があるなと思いました。

では、実際に夜走るときどうやって走るかみたいな話もしたいんですけど、神津さんは、最近は朝走るんですよね? それは何か理由があるんですか?

神津  夜になると気をつけることが増えるからですね。手首にLEDのリストバンドみたいなのを着けて、Tシャツは明るい色にして、どこかにリフレクターが付いているパンツなりシューズなりを選ぼうかみたいな。モノ選びにも走る場所にも気を使うから、朝走ってしまった方が楽かなって。

小俣  夜走る時は安全性に気を配りたいってことですよね。

神津  そうです。ただ夏は朝でも暑いし、日差しが強いとサングラスをかけたくなるし、日焼けもするしで、夏の間は夜もありだなとも思います。

腰山  走る時、足元を照らすライトは使わないんですか?

神津  そこまでは暗くないですね。暗いところは選んでないというか。

腰山  私が走る河川敷、マジでライトがないと走られへんのです。河川敷に行くと月明かりを頼りにっていうレベルなんで、自転車用のライトを持って走ってます。

小俣  自転車だとライト以外に夜走る時につけるギアとか工夫とかってありますか?

腰山  ガーミンのミリ波レーダーが出るギアですね。後方にレーダーをずっとレーダーを飛ばし続けて、後ろから近づいてくるクルマを検知すると、ビービーなってくれるんです。しかも、どれくらいの距離があるかもわかって。これがないと夜は乗れないレベルです。もちろんライトでもわかるんですけど、疲れているとどうしても感知する力が落ちるんで、そういう時に鳴ってくれるとありがたい。全サイクリストが買った方がいいと思う(笑)。

小俣  随分プッシュしますね。それこそBE-PALで記事を書いていないですか?

腰山  書きました!

小俣  じゃあ読者の皆さんのためにも、別媒体ですがリンクを張っておきましょう

腰山  自転車の装備で思い出したのが、サングラス。自転車はサングラスがないと下りが凄く大変で。絶対にサングラスをするので、かなり明るいレンズのものを何本か持っていますね。最近だとクリアレンズじゃなくて、オークリーのプリズムローライト。これは透過率が75%らしいんですけど、真夜中でも使えるレベルで明るいんです。路面の状況もわかりやすくて。

小俣  プリズムローライトは評判が良いですよね。夏の夜、自転車で明るいライトを点けるとめちゃくちゃ虫が寄ってくるんですよ。だからサングラスがないと目が死ぬ。もしかしてランナーでもヘッドライトを点ける環境だと、サングラスをした方がいい場合があるかもしれませんね。

どうしても自転車の話になっちゃうんですけど。自転車は6、7年前かな、ハイビズ(Hi-Viz)、高視認性っていうのをテーマに蛍光色とか反射素材をウェアに取り入れようっていうのが加速したんですよね。ランニングはどうですか? 蛍光色とかはどちらかというとファッションの文脈で定期的に出てくるかなとは思うんですけど。

神津  確かに色に関してはファッションの要素があると思うんですけど、ナイトランをテーマにしたウェアやシューズは毎年何かしら出てきますよね。リフレクターを使うものや、蓄光素材を使ったものが。リフレクターって基本的にはライトが当たらないと光らないですけど、蓄光だとぼんやりでも常に光っていたり。

小俣  反射素材と、自分で発光するタイプがあると。

神津  両方身に着けた方がいいのかなという気がします。クルマやバイクだけじゃなく、歩行者やランナーにも認識してもらえた方がいいので。そうするとLEDのライトでもいいですけど発光するものと、反射素材の両方があった方が安全度が増すのかなと思います。

小俣  ギアで安全性を上げるのは結構大事なことだと思うんですけど、なんとニューバランスさんが夜用のウェアコレクションを出すと。収録時の今は手元に商品がないんですが、画像を見ながら喋っていきたいと思います。〈PMV シャッタースピードコレクション〉という名称で、ジャケットやタイツがラインアップしています。リフレクティブ素材を使っていて、かなり大胆に光るようなんですが、こういう夜用っていうのをしっかり謳ったコレクションって珍しくないですか?

この記事でフィーチャーしたニューバランスの〈PMV シャッタースピードコレクション〉。その反射力には取材班一同驚いた。

神津  ここまでバッキバキに光る感じは確かに珍しいのかもしれないです。ただ、シューズに関してなんですけど、ニューバランスさんって結構ナイトラン向けのシューズを出すイメージがあって。品番で言うと、MR967とかミニマスシリーズのMR10っていうモデルを、アッパー全部をリフレクターにして出していたことがあって。結構ナイトランにフォーカスするイメージがあります。

小俣  では、ブランドととして自然な流れというか、今回はかなり力を入れてきたぞという感じなんですね。このウェアがなかなか凄くて、結構ギラギラ系ですよね、夜じゃなくても目立つような。ジャケットはスマホを入れられる胸ポケットと袖口が透明なタッチスクリーンになっていて、取り出さなくても見たり操作したりできるようになっています。

腰山  もらった資料を見ていて、ド派手なサイバーな感じの写真があるんですけど、光の反射でこれだけ光りますよってことですよね。

小俣  そういうことだと思います。

腰山  これは目立つわ。光を当てた時の変貌の仕方が凄い。

小俣  オイルスリックって言うんですかね。テカテカ、ギラギラした発光の仕方をするっていう。ちょっとハイファッションというか、近未来な印象もありますよね。着こなすと結構かっこいいなと。

神津  セットアップで着たら、かっこ良さそうですよね。

「夜に走る、夜に光る、ナイトランを一閃する。ニューバランス PMVシャッタースピードコレクション」でモデルを務めた大畑さんが着用するのはウィメンズ用のPMV シャッタースピードジャケット。光があたらないとここまで印象が違う。
同じく「夜に走る、夜に光る、ナイトランを一閃する。ニューバランス PMVシャッタースピードコレクション」でモデルを務めた倉嶋さんが着るPMV シャッタースピードジャケット。こちらはメンズ用。

小俣  なかなか口頭では伝えにくいところもあるので、写真を載せておきたいと思います。ぜひ、皆さんチェックしてみてください。そろそろまとめにも入っていきたいなというところですが、最後に聞いておきたいなということがあれば。どうでしょうか、神津さん。

神津  サイクリストの人から見て、夜走るランナーにこういうことをしてほしい、こうしておいてくれると助かるみたいなのを聞きたいです。自分も自転車に乗ってランニングコースを走ってみたりした方がいいのかなって思ったりもして。

腰山  やっぱり反射素材のものを身に着けてほしいなっていうのはありますね。あとは公道を走るなら交通ルールを知っておいてほしいなと。神津さんも今仰ってましたけど、自転車乗りはランニングを体験して、ランナーの方は夜に自転車に乗ってみて、どういう風にランナーが見えているのかっていうのを気にしてみるとお互いの気持ちが通じ合うんかなって思いました。

小俣  自分がランニングをする側になって気がつくこと、自転車に乗る側になって気がつくっていうことはきっとありますね! 今日はお二方、ありがとうございました。

神津・腰山 ありがとうございました〜。

NEW BALANCE "PMV Shutterspeed Collection"
この秋冬にニューバランスが提案するライトラン向けのウェアコレクション。ウィメンズはジャケットとタイツの2型、メンズはジャケット1型の展開。明るい場所ではシックなグレートーンのウェアだが、一度フラッシュライトが当たるとウェア全面が反射しランナーの存在を猛烈にアピール。交通量の多い都市部でのナイトランはもちろん、明かりが少ない田舎道でもこの反射力は安全に寄与する。

PMV シャッタースピードジャケット(ウィメンズ)
PMV シャッタースピードタイツ(ウィメンズ)

PMV シャッタースピードジャケット(メンズ)
※メンズコレクションはトップスのみ。写真のショーツの販売はありません

NEW BALANCE "PMV Shutterspeed Collection"
shop.newbalance.jp/shop/e/eEnb-app-pmv

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