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ナイトランをターゲットとした、ありそうでなかったウェアコレクション。日没の早いこの時期に注目のナイトランウェアを、2人ランナーがテスト&ラン。それぞれのナイトランの楽しみ方とともに、語ってもらいました。

マラソンシーズンに突入しているから、単純に暑くないから、どうしても出不精になるから。理由はどうあれ、秋から冬は街を走るランナーが増える時期。同時に、日没時間はみるみる早くなっていて、走る頃には真っ暗なんてことも。必然的にナイトランの比重が増すタイミングだ。

夜を走るナイトランには、明るい時間を走るのとはまた違った楽しみ方がある。今回は、ナイトランを楽しむランナー2名に、シティナイトランに繰り出してもらって、その楽しさや魅力について話を聞いた。安全に走るためのウェア選びなど、すでにナイトランを楽しんでいる人にも発見やヒントがあるはずだ。

「日中疲れたときこそ、夜にランニング」

大畑莉紗子さんが走るのは週に2〜3回。平日は仕事終わりにおよそ7km、週末は10kmほどを走るランニングライフスタイルを送っている。平日はすべてナイトランだ。

大畑莉紗子(おおはた・りさこ) 学生時代から旅に惹かれ、欧州・南米をバックパッカーとして巡る。以前は年に一回のフルマラソンを目的として走っていたが、ランニングクラブ〈COMMON LANDSCAPE TOKYO〉に所属し、近頃はタイムよりもランニング時の風景を楽しみながら週に2-3日走っている。ホテルマガジンfelidia主宰。@rskoooooo

「夜の暗い中を走っていると落ち着くんです。一日の終わりにランニングをすると、寝付きもよくなりますし。日中の仕事で疲れたときこそランニングをするんです。仕事のストレスが、ランニングによる身体的なストレスに置き換えられてスッキリします」

ランニングは大好きな食事やお酒を健康的に楽しむために続けているという大畑さんだが、特にナイトランはメンタルを整えるメディテーション的な側面がそのモチベーションになっているよう。

「夜は、朝以上に神経が研ぎ澄まされていると感じます。走るペースはゆっくり目ですが、頭の中の考え事や、もやっとしているものがクリアになるんです」

グループランでは知らない町並みや路地裏での発見を楽しんでいるが、ことナイトランは一人で、自分と向かい合う時間を過ごしている。夜に走るコースも、ひとつに決めているのだという。「いつものコース」なら暗い中でもどこを走るか悩まず、距離感もつかめるのでペーシングがしやすい。思いがけず明暗差のあることも多いナイトランでは、安全に走れるコースを自分の中で見つけておくことも、快適に走るポイントだろう。

この夜は、ニューバランスからリリースされたナイトラン用のウェア〈PMVシャッタースピードコレクション〉を着て大畑さんに走ってもらった。

着ているTOPSはPMV シャッタースピードジャケット(ウィメンズ)

「ジャケットはしっかりした作りですが、着てみると軽く感じました。真冬でも走るので、活躍しそう」

驚くべきはその反射性! 光に当たると元々の落ち着いた佇まいが一変、一気に近未来的なヴィジュアルに変貌する。クルマはもちろん、自転車のライトにも反射してランナーの存在をアピールしてくれるから、様々な交通が行き交うナイトシティランでは特に重宝しそうだ。

着ているTOPSはPMV シャッタースピードジャケット(ウィメンズ)。ボトムスはPMV シャッタースピードタイツ(ウィメンズ)で腿の脇に黄色くトリムされたスマホ用ポケットが確認できる。

夜はいつものコースを走る大畑さんとしては、ランニングウェアには家の鍵と大きめのスマートフォンが収まる適度なポケットが必須条件。〈PMV〉のタイツには脇にしっかりとスマホ用のスリーブポケットがついており、両手フリーでランニングに集中できる。

「夜は見えないからこそ、ランに入り込む」

デザイン会社でプロデューサーを務める倉嶋歩さんが走り始めたのは、2年ほど前。最初は3kmを走るのも大変だった、と思い返すが、今では「走らないと気持ち悪い」ほどに生活に無くてはならないものになっている。

倉嶋歩(くらしま・あゆむ) クリエイティブスタジオ〈& Supply〉COO / プロデューサー。新卒入社した広告会社を退職後、メルボルンでバリスタとなり、ケニアでは農業スタートアップにCOOとして参画。日本に帰国した2019年からランニングを開始。今では週に2〜3日ほど走ることがライフスタイルに。ランニングクルー〈ikism〉所属。 @ayumu_kurashima

飲食店も経営し、バーテンダーとしても週に2日ほどカウンターに立つ多忙な生活の中で、ランニングをするメインの時間帯は朝が多いのだとか。夜遅くまで仕事をしていたり、付き合いで飲酒をするとなかなか夜に走るのは難しい。

今は平日に2日ほど7〜8kmを、週末に15kmほどのランを習慣に、月に100km、1年で1200kmを目標に走っているという倉嶋さん。朝に走るのと夜に走るのとでは得られるものが違うのだという。

「朝は、走りながらいろいろな情報を得ています。歩いているカップルの会話だったり、自然の音を聴いたり。周りを見ながら走っているんです。夜は見えないからこそ、ランニングに入り込んでいくところがあります」

倉嶋さんは忙しい毎日の中でも、夜に時間が作れたら思い切りよく走ることにしているのだとか。夜は自然と、ハイペースなランになるという。

「夜は周りの景色を見たり音を聴いたりというよりも、ランニングそれ自体を楽しみます。ハイペースで走ることが多いですね。コースも、信号が少ないルートを選ぶようにしています」

暗闇の中で視覚的に見えるものが絞られ、また時間帯的にも行き交う人や交通が少なくなる夜は、静かに自分のランニングと向き合う格好の機会になっているようだ。

「ニューバランスのシューズとウェアをいつも愛用してます」とブランドへの愛着を語る倉嶋さんは、ナイトラン用ウェア〈PMVシャッタースピードコレクション〉にも興味を惹かれた様子。

着ているTOPSはPMV シャッタースピードジャケット(メンズ)。※メンズのショーツの販売は日本ではありません

「ジャケットには保温性もあって冬のナイトランに良さそうですね。夜は音楽を聞いて集中して走ることが多いので、リフレクター素材だと安心。住宅街はクルマが多いですし、より安全にランニングできます」

ゆっくりでも、ハイペースでも。夜はランナーが自分と向き合うことのできる時間帯。安心できるウェアをまとって、夜の道へと繰り出してみてはいかがだろうか。

NEW BALANCE "PMV Shutterspeed Collection"
この秋冬にニューバランスが提案するライトラン向けのウェアコレクション。ウィメンズはジャケットとタイツの2型、メンズはジャケット1型の展開。明るい場所ではシックなグレートーンのウェアだが、一度フラッシュライトが当たるとウェア全面が反射しランナーの存在を猛烈にアピール。交通量の多い都市部でのナイトランはもちろん、明かりが少ない田舎道でもこの反射力は安全に寄与する。

PMV シャッタースピードジャケット(ウィメンズ)
PMV シャッタースピードタイツ(ウィメンズ)

PMV シャッタースピードジャケット(メンズ)
※メンズコレクションはトップスのみ。写真のショーツの販売はありません

NEW BALANCE "PMV Shutterspeed Collection"
shop.newbalance.jp/shop/e/eEnb-app-pmv