fbpx
レースのない状況下で、トレイルランナーはFKTに向かう。230kmの「山陰海岸ジオパークトレイル」FKTに挑んだ宮﨑喜美乃に密着。挑戦することの意義、あるいはトレイルランナーの存在意義。宮﨑が見出した答えとは。

トレイルランナーの宮﨑喜美乃は、これまでトレイルランニングというスポーツの魅力を度々発信し、野山を駆けることの喜びを伝えてきた。だが、その言葉は、〈STY優勝〉や〈OMAN by UTMB 3位入賞〉といった競技の戦歴があるからこそ重みがある。自分の愛する種目の魅力を語るためには、まず強い競技者であることが求められる。それはアスリートの宿命だ。

アスリートの仕事場は競技の中にある。しかしそんな競技の場が無くなった2020年、アスリートたちは自身とそのスポーツの価値を語る場をレース以外に求めるようになった。宮﨑もこの困難な状況にあって、トレイルランナーとしての己の価値と、トレイルランニングというスポーツの価値を模索し、表現する場所を探し当てた。

全長230kmに及ぶ「山陰海岸ジオパークトレイル」でのFKTチャレンジである。

2県1府のロングトレイルに挑む

トレイルランナーにとって、「山陰海岸ジオパークトレイル」は聴き馴染みのない名前かもしれない。以下にその特徴を挙げておこう。

・日本で3番目の長さを持つロングトレイル
・鳥取・兵庫・京都の2県1府をまたぐ
・海浜と森、そして街をつなぐ
・ロード区間多め。獲得標高は約5000m。

その名の通り山陰海岸を行くルートは、鳥取県の青谷駅をスタートし、鳥取砂丘、兵庫のリアス式海岸や砂浜を経て京都の経ヶ岬へ至る230km。2020年に開通したばかりの新しいロングトレイルだ。トレイルと名がつくが、行程のおよそ半分はロード区間で、オフロード区間も山道と砂浜に分かれ、多様なサーフェスを走ることになる。

なぜ宮﨑はこのロングトレイルでのFKTを選んだのか。

「地元が山口県なのもあり、日本海側の景色や文化を走ることで表現したくて。FKTという形で足跡を残せれば、この地に走りに来る人が増える。この土地にしかない景色を感じてもらえると思うんです。個人的には、自分自身の最長距離に挑むことで、今までの自分を超えたい」

宮﨑のランニングキャリアの中で一度に走った最長距離は、2019年に出場し3位となったトレイルランニングレース〈OMAN by UTMB〉での170km。今回はさらに60kmを多く走ることになる。FKTはタイムを競うものだが、この山陰海岸ジオパークトレイルを走り通した記録が過去にないため、宮﨑は今回基準としてのタイムを樹立することになる。急ごうが、ゆっくり進もうが、本人の意思次第だ。

しかし彼女には心に決めたルールがあった。

「絶対に歩かない。走れるところでは、たとえ遅くても足を止めません」

230km、36時間の旅が始まる

FKT決行となった6月下旬。当初は春先に予定されていたが新型コロナウィルスの影響でこのタイミングとなった。本来なら、Xデーの延期を受け入れる難しさがあるだろうが、2020年という困難な1年を過ごした宮﨑は「準備する時間が増えたのでよかったです」と涼しげだ。だが暑さが増す分、チャレンジの難易度が上がることは本人もわかっている。

230kmのチャレンジに設定したタイムは36時間半。トレイルとロードの比率、獲得標高をみて宮﨑が自身の計算式で導き出したタイムだ。

山陰海岸ジオパークトレイルの起点となるJR青谷駅をAM5:10にスタート。36時間半、あるいはそれより短くも、長くもなるであろう旅が始まった。

山陰海岸ジオパークトレイルのスタートは、鳥取市街地から西に約25km離れたJR青谷駅。海岸線のトレイルをわずかに走った後、鳥取市内を抜ける40kmのロード区間を走る。

日本海へ出ると、断崖のトレイルがお出迎え。だが宮﨑は思わずトレイルの入り口を通り過ぎてしまった。それも無理はない。ここが入り口だと知らされていても、そうは見えないほどに雑草が繁茂し、道があるようには見えない。開始30分、早くも宮﨑の脚には無数の切り傷がついていた。先は長い。どんな旅になるだろうか。

ファースト・トレイルから断崖。なかなかダイナミックなスタートとなった。日が東の空に登り始めた。
230kmに及ぶ長い挑戦をサポートするのは、VolkswagenのT-Roc。小回りの効くボディサイズながら補給食や衣類など必要品を積める充分なラゲッジスペース、そして軽快な走行性能でランナーを支える。

序盤はしばらくロード区間が続く。鳥取市内の街中を抜けるコース設定には、このロングトレイルが観光活性化につながればという思惑も見え隠れする。ハイカーであれば街中の散策も楽しみたいところだが、この230kmを走り通さんとするランナーには街を楽しむ余裕はない。

フルマラソン一回分以上のロード区間を経て、いよいよ今回初となる本格的なトレイルへと分け入っていく。鳥取城跡から中国自然歩道へ。彼女を追いかけてひたすら階段を登りながら、この城が山城であったことが体感される。なるほど、ロングトレイルとは、その土地の文化も見せてくれるものらしい。

40km地点。高台にある鳥取城跡を登る。この先は待ちに待った「山道の」トレイルだ。
気温が上がってきた。摩尼寺へ下りてきて、束の間の涼を楽しむ。

ようやく土の感触を味わってか、宮﨑の顔に待ちわびたと言わんばかりの笑みがこぼれる。この鳥取城跡から摩尼寺までのトレイル区間は、山陰海岸ジオパークトレイルの最大標高地点であったが、そんなことを感じさせないぐらいにあっと言う間に走りきってしまった。快調だ。

ロード区間の長い「トレイル」

ここまで54km、想定タイム通りと順調に運んできている。もうすぐ全体の行程の1/4というところだが、山陰海岸ジオパークトレイルのハイライトが早くもやってきた。鳥取砂丘だ。

言わずと知れた日本を代表する砂丘、鳥取砂丘。
およそ2kmにおよぶ砂丘。この後もひたすらに砂浜を走ることになるが、目の前の広大な景色につい足取りも軽くなる。

広大な砂丘を前にして、宮﨑はなおも元気だ。シューズが砂を拾わないよう、砂丘の入り口で裸足になって駆け出していく。両の足で直に砂を踏み締めて。絵的にインパクトのある鳥取砂丘だが、走る上での障壁にはさほどならなかったようだ。砂丘を抜けて足を洗う宮﨑は晴れ晴れとした表情で「楽しみ過ぎちゃった」と。

ここまで順調そのもののナイスランを見せた宮﨑。しかし気温は30℃を超え、玉のような汗が顔ににじむ。快晴に恵まれ、空は青く晴れ渡っているが、日本海側特有の高い湿度に空気がべったりと重い。じわじわとロングトレイルFKTの過酷が彼女を蝕んでいた。

ロード区間と交互に現れるトレイル。リアス式海岸上のトレイルは、海が見える絶景の道が多いが、高低差が激しく常に登るか下るかという「走れなさ」が悩ましい。歩く人も少ないのだろう、夏草が繁茂し行く手を阻まれるセクションも。
七坂八峠でこの旅初めての県境越えを果たす。

今回のチャレンジで彼女を苦しめたのは、全体のおよそ半分を占めるロード区間。気持ちの良い山道トレイルが海岸線上で細切れに現れるのに対して、ロード区間はひたすらに長い。ちょうど今回最初の県境をまたぎ兵庫県に入った七坂八峠の下りで、初めてブレーキがかかった。

ここまで87kmを走ってきた身体には、ロードの長い下りでかかる負荷がこたえた。行程にはなかったが、急遽ストップを挟んだ。ここまでオンタイムで走ること10時間。突然のストップにサポートクルーの頭には、まだ140km以上あることがよぎる。おそらく彼女自身の頭の中にも。ここから100マイル弱、本当の戦いが始まった。

約90km地点。長いロードの下り坂で、初めて足が止まった。痛む足をアイシング。先はまだ長い。

最大の敵との戦いが始まった

とはいえ、国内外の100マイルレースを走ってきた宮﨑にとって、一度止まらざるを得ない状況は織り込み済みでもある。慌てず、しっかりと休みまた走り出していく。リアス式海岸沿いに走るこのルートは、ロード区間の峠越えでも景色は変化に富む。入り組み、波に洗われた岩場はひとつとして同じものはなく、路面変化の乏しいロードランの気分を変えてくれる。宮﨑が見せたいと語っていた日本海側の風景がここにある。

夕刻が近づく中でも、一日中太陽に照らされたアスファルトは熱を帯び、宮﨑の体力を奪う。そしてとにかく湿度が高い。汗が乾ききらず脱水を起こしやすいこの状況で、しっかりと補給をとりながら進む。ロード区間の合間に登場するトレイルが宮﨑にとって一服の清涼剤になっているようだ。トレイルといっても、海岸線沿いのブッシュや、小さな山を縫うように進む区間が多く、走れる区間はそう多くない。それでも、山道に入ると宮﨑の目は力を増す。

山陰海岸ジオパークトレイルは、ところどころで住民の生活道路や、暮らしに密着した道を通る。相応峰寺の裏山の登山道は、ここの住職さんが長年をかけて整備し、いまでは地元住民が時折参拝を兼ねてハイキングを楽しむ場所だという。下ってきた宮﨑が、「これから京都へ行くんです」と言うと、住職さんは目を丸くして驚いていた。同時に、想定外の旅人の訪問を喜んでもいるようだった。

どんな人が通るかわからない。道を作るとはそういうことなのだ。

相応峰寺の住職さんと。裏山が山陰海岸ジオパークトレイルになっているが、住職さんが手を入れて登山道を整備しているという。

「眠気との戦いになると思います。22:00を過ぎると眠くなっちゃうんです」

今回のFKTチャレンジで最大の障壁は? の問いに宮﨑が答えたのは長いロード区間でも、高い気温でもなく、自身の眠気だった。過去の100マイルレースでは、眠さに足が止まる経験を何度もしてきた。克服しようにも、トレーニングでなんとかなるものではなく、睡眠のマネジメントで対処するしか方法がない。

次のチェックポイントまで20kmを超えるロード区間。夜のロードは肉体・精神的にも多くのものを要求する。

加えて、路面変化に富むトレイルでは集中と緊張が問われるが、足を前に運ぶだけのロード区間の単調さは眠気に拍車がかかる。暗闇の中で20km以上のロード区間を走り、120km地点の道の駅あまるべに到着したのは22時過ぎ。鬼門の眠い時間帯に入り、宮﨑は崩れるように20分の仮眠をとった。

およそ半分を走り、疲労の色が隠せないがそれでもサポートクルーに明るく振る舞い、時に冗談も交える宮﨑の姿は、一人の成熟したランナーを感じさせる。サポートの有り難みを感じながらも、自らが厳しい状況にあるがゆえに、それを伝えられないもどかしさを知る100マイラーは多いだろう。

120km地点、道の駅あまるべ。ここからが勝負の時間帯となる。
路面の変化が激しい深夜のトレイルでは眠気こそ追いやれるが、見知らぬルートに道迷いが生じた。足とメンタルが削られる。

しかし深夜になって宮﨑の口数は減り、チェックポイントでは数分を惜しむようにまぶたを閉じる。厳しい時間帯だ。ロード区間の合間にやってくるトレイル区間では、真っ暗闇の中で痛恨のミスコース。想定タイムからのビハインドもさることながら、足を無駄遣いしたことが悔やまれる。ここまで20時間以上走り続けてきて、明らかに宮﨑は擦り減ってきた。

日の光が欲しい。茫漠とする視野を明るく照らす光が。AM5:00、走り始めて24時間が経とうとしていた。

140km地点。ようやく夜が明けようかという頃。もう24時間近くも走り続けている。

一歩一歩が新たな自己最長記録

跳ねるように走っていた24時間前と比べて、一歩一歩が重い。それでも止まらずに宮﨑は走り続けていた。チャレンジ前に己に課した「歩かない」という課題を、ひたすらに守り抜きながら。太陽がすっかりと登ったAM7:00になっても、宮﨑の眠気は収まらなかった。集中したいのに前後不覚の中でただ足を出すしかない状態。肉体的な痛みと違って抗いようがない内なる敵との戦い。

2回目の朝日を浴びながら。一歩一歩が自身の最長距離を更新していく。

気づけば京都府へと入っていた。170km。OMAN by UTMBで走った自身の最長距離と並んだ。この先は1km1kmが彼女の最長記録更新となる。そしてここからは、後半に崩れたオマーンでの苦い記憶を塗り替える戦いでもある。

中東オマーンでのレースは、結果だけ見れば3位と表彰台を獲得している。しかし、他の選手を意識しすぎた走りで後半に失速。サポートクルーを引き連れての参戦で、不甲斐ない走りをする自分を走りながら責めた。もうランニングそのものを辞めてしまおうとまで考えたという。

それでも53時間近くをかけ、這いつくばるようにフィニッシュした。一歩一歩進んでいくことの重要性と、ゴールすることの価値を強く感じた。

京都に入ってからは、「トレイル」が続く。ここでの「トレイル」が指すサーフェスは砂浜だ。小天橋、夕日ヶ浦浜、琴引浜……名前こそ風光明媚な趣のある浜辺だが、200km近くを走ってなおも足を取られる砂浜を走らねばならないとは。当初はシューズに砂が入ることを嫌って裸足で走っていた宮﨑だが、長く続く砂浜に今度はシューズを履く。なんといっても、灼熱の太陽に照らされて、砂浜は熱砂と化していた。とうてい裸足で走れるような温度ではない。

数km先まで見渡せる浜辺に立つと、はるか彼方に砂粒のように小さい宮﨑の姿が見えた。できる限り水際の、路面の締まった場所を選んで走っているが、柔らかな砂に足を取られ、思うように進まない。ただでさえ疲労困憊の状態に、容赦無く足を奪う砂浜。そんな中でも、宮﨑は上下に身体を小さく揺らしている。ランで走り続けているのだ。自己最長距離を1ストライドごとに塗り替えながら、決して歩くことなくのべ10kmにおよぶ砂浜区間を走り切った。

195km地点。ひたすらに砂浜が続く区間でも、歩かず走った。

宝島へのフィニッシュで得たもの

本来の想定タイム36時間半であれば、ちょうどゴールしているであろう17:30。フィニッシュの経ヶ岬まで残す距離はロードでおよそ25km。2回目の夜がやってきた。

レースとは違い、どこまでも「対自分」だったFKT。己との対話を繰り返し、フィニッシュが近づく中で宮﨑は新しい感触を得ていた。自分にとって未知の距離でも、歩かず走り続けられたのは、強い心を持てたから。これまでのレースでは、途中で辞めたくなる瞬間が必ずあった。ランナーとして経験を積む中で、足を止める原因は自分の弱い心が原因だったと気づいた。必ず走り切る、その強い気持ちを持ち続ければ弱い心に打ち勝てると信じ、走り続けることができた。

18:10。222km地点。最後のチェックポイントとなった高嶋オートキャンプ場を後にする。フィニッシュまでは10kmを切った。

「2020年はコロナになって、先が見えない中でもがいた1年でした。今回の挑戦も、未知の距離、未知のトレイルで先が見えないもの。だからこそ自分との対決に勝って走り切れれば、強い心を持てる。この心があれば、世界のレースでも戦える」

目前に迫ったフィニッシュの経ヶ岬が、宮﨑の目には「宝島」に見えたという。

「海には灯りの灯った釣り漁船が浮かんでいて、経ヶ岬がすごく光って見えたんです。なんてことない場所なんでしょうけど、あそこがゴールだって、光り輝いていて。宝島みたい」

リアス式海岸の入り組んだ地形の先に、月明かりと漁火に照らされた経ヶ岬の輪郭が暗闇に浮かび上がる。宮﨑喜美乃は、山陰海岸ジオパークトレイルを走り通した、初めてのランナーとなった。230km・5000mUP、40時間27分15秒の自己をみつめる旅だった。

経ヶ岬へ最後のトレイルを登る宮﨑。彼女の目には、光に照らされた岬が宝島のように映っていたという。近づくフィニッシュに安堵の表情が浮かぶ。
FKTには華やかなフィニッシュラインはないが、達成した者のみが見せる値千金の笑顔はある。山陰海岸ジオパークトレイル230kmを、宮﨑喜美乃は40時間27分15秒で走り切った。

立ち止まった瞬間

走り続けた宮﨑が、この旅の中で一度だけ足を止めた場所がある。兵庫から京都にかけての海浜。それまで風光明媚な海岸線を走ってきたが、途端にゴミが海岸に目立つようになった。「思わず立ち止まってしまった」というほどにショッキングな光景がそこには広がっていた。

砂浜に原型をとどめていないプラスチックが散乱している箇所も。
散乱するゴミに宮﨑の足が止まった。「綺麗な景色を見ると元気が出る」が彼女のモットーだが、自らの疲労がピークに達する中で見たこの光景には精神的にもダメージを負ったという。photo:KIMINO MIYAZAKI

宮﨑は近頃、逗子に住む子どもたちと走る機会をもつようになった。そのエリアの美しい浜辺と街並みは、そこに住む人たちが率先して作り上げたものだという。子どもたちが日常的に波乗りをするスポーツタウンはこうした環境意識に支えられているのだと、宮﨑は大いに影響された。この地で子どもたちにトレイルランニングを教えながら、教わることの方が多いと語る彼女は、サステナブルなスポーツのあり方を模索している。

京都の誇る名勝、天橋立を思わせるとして小天橋と名付けられた海浜は、鳥の目で見れば確かに息を飲む明媚さだ。しかしランナーの目線には、数々の漂着物やゴミの多さが映り込む。複雑な思いで走り抜けながら、宮﨑の中に今回の挑戦の意味がもうひとつ芽生えた。

「今回の私のチャレンジで、この地を訪れるランナーが増えたらこういう光景を変えられるかもしれない。山を走る人は感受性が高い人たち。ここを走ったみんなでこの地に愛着を持って綺麗にしていくような、そんな活動をしたい」

レースで成績を出すだけがトレイルランナーの仕事ではない。ランナーの意識を変えるような働きかけをすること。それは、トレイルランニングというスポーツの価値も同時に高めることになる。

230kmに及ぶ山陰海岸ジオパークトレイルは、まだ未完成だ。人里離れているがゆえに歩くのも憚られる荒れた山道があれば、生活圏に近過ぎてゴミが散乱する海岸もある。だがロングトレイルとは、行政がすべてを整備し、お膳立てをして作るものではない。そこを歩く人、走る人が一体となって整えていくものだろう。

この記事のいくつかの写真がそれを伝えるように、山陰海岸の自然景観の素晴らしさは筆舌に尽くし難い。宮﨑の挑戦をきっかけに、一人でも多くの人がこの地を歩き、走り、風土に触れてこのトレイルがさらに魅力的になっていくことを願ってやまない。それは40時間27分15秒というFKT以上に、一人のトレイルランナーとしての宮﨑の達成になる。

道はまだまだ長く遠くまで伸びている。

山陰海岸ジオパークトレイルFKT 宮﨑喜美乃 40時間27分15秒のログ

宮﨑喜美乃(みやざき・きみの)1988年山口県出身。トレイルランニングを始め1年目の2015年9月に〈STY〉にて女子優勝を果たす。現在ミウラ・ドルフィンズで健康運動指導士、低酸素シニアトレーナーとして活動中。2018年〈UTMF〉で8位入賞。2019年〈OMAN by UTMB〉で3位入賞。2021年「山陰海岸ジオパークトレイル」230kmを、40時間27分15秒で走り切りFKTを樹立した。
Instagram: @miyazaki_kimino

Volkswagen 早起きは三文の徳
宮﨑の山陰海岸ジオパークトレイルFKTチャレンジを支えたVolkswagenのT-Roc。彼女の挑戦を伝える特設ページでは、サポートにも使用したThe North Faceのギアのプレゼントキャンペーンも実施中だ。
早起きは三文の徳 特設ページ

MAIL