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「ビールのために走る」「走った後にビールは欠かせない」「追い込んだ日のご褒美」などなど、ランナーにとって息を上げて走り終えた後のビール時間は至福のひととき。そんなビールを愛してやまないランナーに愛飲の一杯を教えてもらう連載『ビールは走るモチベーション』。第2回目の紹介者はRun boys! Run girls!のスタッフでもあり、トレイルランニングのレースで優勝するほどの実力者でもある仲田潔子さん。

ご自身のInstagramでビールを紹介するなど、仲田さんは自他ともに認めるビールフリーク。今回は「特に好き!」というIPA*を厳選してご紹介いただきました。

*IPA(インディアペールエール)= ホップの風味と苦味が強いペールエールビールの一種。クラフトビールブームにより、多数のブリュワリーのIPAが現在進行形で日本に紹介されている。

仲田潔子
東京都生まれ。2012年に友人に誘われてランニングを始め、同年内にフルマラソンを完走するとともに、トレイルランニングをスタート。クラフトビールの愛飲歴は国産商品が注目され始めた2015年頃から。自身のインスタグラムではIPAを中心にさまざまなクラフトビールを紹介する。Run Boys! Run Girls!で働くスタッフであると同時に、100マイルレース「OSJ KOUMI100」で優勝するほどの実力者でもある。key_naka1214

IPAを好む理由

もともとはビールに限らずアルコール類はさまざま飲んでいたという仲田さん。日本でもクラフトビールが注目され始めた2015年ごろから、ラン後のタップルーム通いを通して、ビール愛が加速していったそうです。

「以前もビールフェスに行ったりしていましたが、よなよなエールをはじめとするヤッホーブルーイングのクラフトビールがコンビニや身近な酒屋で買えるようになったことがクラフトビールにハマる大きなきっかけでした。その頃にはランニングも長く続けていたので、走った後にYONA YONA BEER WORKSに行くのが楽しみでしたね。

走った後はサワー系のすっきりしたタイプだったり、喉越しの良いものを好む人が多いと思うのですが、わたしはどうせ飲むならしっかりと味わいながら酔える方が相性が良かったようです。気づいたらIPAが好きになっていて、走った後も1杯目からIPAを選ぶようになっていました。最近は特にHAZY IPA*が多いですね。ゴクゴク飲めるピルスナーも好きになり始めてますが、やっぱり味わいながら飲めるIPAがイチバン好きです。今回は走った後はもちろん、汗をかかない日に飲んでも美味しいIPAを選んでみました」

*HAZY IPA(ヘイジーIPA)= モルトに含まれるデンプンやタンパク質など、ホップの成分を多く含んだ濁りが強いIPA。グラスに注いで見ると濃厚でフルーティな見た目が特徴。

ご褒美としての1本 宇宙IPA


仲田さんが選んだIPA、まず1本目は山梨県北杜市、八ヶ岳の麓にあるブリュワリー「UCHU BREWING(うちゅうブルーイング)」のフラッグシップIPAである「宇宙IPA」

宇宙IPAは、元々は『宇宙農民』という名義で、無農薬のお米や野菜を育てていた宇宙カンパニーの楠瀬正紘さんと鈴木ルミコさんが2016年から始めたUCHU BREWINGの定番商品です。常に品切れ状態が続くほど人気で、時々酒屋で見つけることもあるのですが、1人1本まで規制がされていたり、なかなか買うことができないので、レース終わりなどの『ご褒美』として飲むようにしています。フルーティですが甘すぎない、クセになる味わいで『また飲みたい』とふと思い出すビールです。
宇宙IPA アルコール度数7% 生産地:日本・山梨
UCHU BREWING

モザイクホップの香りに酔う ORDERVILLE


続いてはアメリカ、サンディエゴを拠点とする人気ブリュワリー「MODERN TIMES(モダンタイムス)」「ORDERVILLE(オーダヴィル)」

走った後に飲むビールとして、『誰にでもオススメできる間違いない1本』がこのORDERVILLE。MODERN TIMESが初めて発売したIPAです。「HAZY MOSAIC IPA」の名の通り、モザイクホップを使用していて、グラッシーな香りとスパイシーな苦味で『ビールを飲んでる』感覚に浸ることができます。アルコール度数もそれほど高くなく、飲みやすい。年末年始に5本くらい飲みました(笑)。HAZY IPAが好きな人には是非試してほしい1本です。
ORDERVILLE(Modern Times Beer) アルコール度数7.2% 生産地:アメリカ・カリフォルニア
Antenna America

注目のブリュワリーが限定発売した TDHSSR 2021 First Sunrise Edition


最後の1本は2019年に静岡県静岡市駿河区、用宗漁港にオープンするや、一躍注目を集めるブリュワリーであり、ブルーパブ*も併設する「WEST COAST BREWING(ウエストコーストブリューイング)」から。

ブルーパブ* = 店内でビールを醸造し、提供も行うパブのこと。ブリューパブ、ブリュワリーパブと呼ぶお店も。

ボトルが可愛いことから注目するようになったWEST COAST BREWING。新年特別セットとして限定発売されたTDHSSRは、アルコール9%とハイアル感ありつつ、シトラスやトロピカルフルーツが香るジューシーな味わい。最近飲んだ中ではもっともしっかりとしたIPAで、強烈な印象を残してくれました。ランニング後ならこれ一杯で充分に酔えてしまいます。WEST COAST BREWINGはどれもハズレがなく、特にHAZY IPAはオススメです。ボトルを買って家で飲むのも好きですが、タップルームで飲むのは格別。WEST COAST BREWINGには一度行ってみたいですね。
TDHSSR[Triple Dry-Hopped Hazy Triple IPA] 2021 First Sunrise Edition アルコール度数9% 生産地:日本・静岡
WEST COAST BREWING

【『ビールは走るモチベーション』アーカイブ】
ラン後に飲みたいヴェルティゴ的ベーシック4本セット by “JJ”橋本淳一

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