fbpx

毎週金曜日はプロダクトフライデー。onyourmarkでは注目のアイテム紹介や実際に使ってのレビューをお届けしていますが、2020年最後の金曜日は、編集部員の「買ってよかった」を紹介するベストバイ企画にお付き合いください。体を動かすのと同じくらいギアも好きな編集部員が自腹で買った2020年のアイテムとは?

編集部 高橋のベストバイ2020

STAY HOME以降、リモートワーク中心の生活へとシフトした今年は、仕事終わりに、人がいない時間帯を見計らってローカルトレイルへ走りに行くか、もしくはZwiftで汗を流すか、どちらかでメンタルをケアしていた1年でしたね。他に思いつくことといったら仕事の合間のネットサーフィンくらい(笑)。今回選んだ3点はそんな生活の中で出合った、新鮮な刺激をくれたものたちです。

Wahooのサイクルトレーナー KICKR CORE

今年購入した、最も高額で、最も活躍してくれたギアがこちら。Wahoo(ワフー)のサイクルトレーナー、KICKR CORE(キッカー コア)です。

これまでのランニングに偏っていたトレーニングバランスに変化をつけようと、クロスカントリースキーやアルペンスキー、水泳、自転車、ヨガ、筋トレなどなど、年始早々は様々なアクティビティにトライしていましたが、緊急事態宣言が出され、行動が制限されたことを受けて、前々から興味を持っていたZwift(ズイフト)を始めるべく、サイクルトレーナーを購入しました。

全くの素人で知識がなかったため、まずは情報収拾から始めましたが、調べていくうちに、重要視すべきポイントが、静音性の高さとZwiftとのパワーメーター連動の制度の2点であることがなんとなく見えてきました。

価格で選ぶか、口コミを信用するか、3点まで絞ってから悩みましたが、結果、最後は見た目で決めましたね(笑)。やはりかっこよさは何よりのモチベーションです。

あれから約半年、ストレスなくインドアトレーニングを継続できていること、ランニング以外のトレーニングバリエーションを作れたことを考えると、申し分ない買い物でした。本当にこれは買って良かったですね。

KICKR COREjp.wahoofitness.com/devices/bike-trainers/kickr-core

drymaxのクルーソックス

2020年ベストバイ、続いてはdrymax(ドライマックス)のクルーソックスです。かれこれ6年、トレイルランニングで出かける時のほとんどを、drymaxのソックスと過ごしてきたヘビーユーザーなのですが、昨年まで商品ラインナップが大きく変化することはなかったんですよね。

2、3年前からアメリカのトレイルランナーを中心にクルーソックスを履く人が少しずつ増えているなあと感じていたのですが、研ぎ澄まされた脚とのギャップが徐々にカッコ良く映るようになり、日本でも早く展開しないかなあと思って見ていたんです。それがよ
やく今年から本格展開され、まとめ買いしました。

drymaxの良いところは「世界で一番マメを作らないソックス」の謳い文句の通り、何と言っても速乾性が高く、足をドライな状態に保つところ。発汗量の多いトレイルランにおいては靴擦れは心配事のひとつですが、濡れても素早くさらっとした質感を取り戻してくれます。

肉厚かつ丈夫なところもポイントで、着地の衝撃吸収、衝撃緩和能力も高い。と、これまでのプロダクトでも十分完璧だったのですが、今回のクルーソックスは、「ライト」の名の通り、軽く、しなやか。タッチが柔らかく、足馴染みが良い素材にアップデートされました。締め付けがきつすぎることもなく、程よいフィット感で、よりストレスフリーな履き心地です。

また、トレイルランでは左右へ身体をスウィングするため、シューズがふくらはぎに当たることがちょくちょくあるのですが、クルーソックスはそのプロテクション機能も果たしてくれます。

機能性、ファッション性、履き心地、三拍子揃ったdrymaxのクルーソックス。今後も頼もしい相棒となりそうです。

Running LITE MESHdrymaxjapan.com/item/running-lite-mesh.html
LiteTrail RUNNINGdrymaxjapan.com/item/litetrail-running-crew.html

nnb.(Never Not Bootleggin’)のボックスロゴフーディ

nnb.(Never Not Bootleggin’)はニューヨークのランコミュニティ「We Run Uptown」を立ち上げたHector Espinaladidas RunnersNYCのキャプテンであるAdam Joseph Franciqueが始めたプロジェクト。ストリートファッションブランドの象徴的なデザインを、「Running」をフィルターに、“ブート”なアイテムを定期的に発表しています。

今回のボックスロゴフーディはファッションに興味がある人にはお馴染み、Supremeの名品がベース。こうしたパロディものはこれまで敬遠していたのですが、ボックスロゴが「Running」に変わると、途端に物欲の衝動が走るから不思議です。どことなくストリートのアクが抜けて、爽やかですよね。気づいたらポチっていました。

どうしてもファッション的な部分に目がいってしまうアイテムですが、nnb.のプロダクトは着心地が良いのも魅力です。寒がりなため、冬場はフリースや薄手のダウンが欠かせなかったのですが、このフーディは生地が肉厚かつ、裏地が少し起毛しているため、寒さ対策としても優秀。先日購入してからというものヘビロテして着ています。nnb.の商品は海外通販でしか手に入りませんが、興味がある方は是非チェックしてみてください。

Running Box Logo Hoodiennb.nyc/product/running-bogo-hoodie/

沖縄リモート編集部 小林のベストバイ2020

5年ほど前からリモート編集部員をしている沖縄在住の小林です。いつもは家族で日本国内〜海外を飛び回っていますが、今年は沖縄本島からまったく出れませんでした。一方でWanderlustが満たされない代わりに沖縄のローカルフィールドの魅力を再発見する1年でした。そんな瞬間に常に身に着けていたギアをご紹介します。

走る楽しさをリインストールしてくれたvivobarefootのシューズ

2年ぶりにハーフを走る予定だった5月のASO ROUND TRAILが中止となって、多くの皆さんと同様に走るモチベーションが地の底に落ちました。

まあ、今思えばコロナを理由にしていた節はありますが、ランニングへの思いが風前の灯火だった時に烈火のごとく走る楽しみを燃やしてくれたのがこのシューズでした。

Vibram Five Fingers以来、5年ぶりに足を入れるベアフットシューズだったんですが、履き始めは靴ずれやマメができて、まるで緩みまくった脚の不甲斐なさを突きつけられながら、鍛え直されているような数日。涙がこぼれそうでした。

しかし、10〜15kmくらい距離を重ねてみると、脚がフィットしてきたんでしょう、ベアフットならではの足先の自由が楽しい楽しい。

ランニングの楽しみに目覚めた初期衝動を香ばしく回顧しつつ、極私的には「走る」って「報われる」ことと同義だったなあとリインストールするような感慨もあって、気づいたら久々に月間走行距離が100kmを超えてました。

川遊びや磯遊びでも活躍してくれるのは沖縄のフィールドで実証済み。トレイルランナーだけでなく、アウトドアで遊ぶ人たちに広くおすすめしたいです。

vivobarefoot Primus Trail SG CAPULET OLIVE vivobarefoot.co.jp/collections/outdoor/products/primustrail-sg-men

サステナブルもギア選びの指標に Ciele AthleticsのGOCAP

走る楽しみを再びもたらしてくれる「ニンジン」はたくさんあった方がいいわけで、何をやるにもご褒美主義な自分にとって、新しいギアというのは自らが用意するモチベーションを上げる術のひとつです。

では、どんな「美味しいニンジン=ギア」を選ぶのか? 今年は自分にとっても美味しいだけでなく、地球にとっても美味しいギアを選ぶという視点が自然と湧き上がってきた気がします。

「サステナブルであること」がギア選びの指標の一つになる。そんな方が増えたんじゃないでしょうか。

プラスチック廃棄物を靴として再生しているvivobarefootもしかりですが、リサイクルボリエステルを使用したこのCiele AthleticsのGOCAPもそんな視点で選んだ一品。カラーバリエーションも豊富で2色買って、アクティビティの時だけじゃなく、普段からかぶりまくりました。リモート会議の時には特に重宝したのは言うまでもありません。

Ciele Athletics GOCAP cieleathletics.com/jp/product/gocap-athletics-indigo/

沖縄の陽射しを克服! OAKLEYのPRIZMレンズ

沖縄に住んで5年ほどになりますが、夏は本当に運動したくなくなります。暑さもその理由のひとつですが、とにかく目を貫くような暴力的な陽射しはカミュの小説『異邦人』の登場人物ムルソーに思わずシンクロしてしまいそうです。

しかし、今年はOAKLEYのPRIZM™ POLARIZEDレンズを手に入れたおかげで陽射しによるストレスは一切解消されました。ランニング中はもちろん、フィールドに向かう時をはじめ、車の運転ではもう無くてはならない存在です。

ただ、マスクと併用しながら幼稚園の送迎をするのは禁物であることも学びましたね。

OAKLEY PRIZM™ POLARIZEDレンズ https://www.oakley.com/ja-jp

編集長 小俣のベストバイ2020

2020年はこの世界の誰しもにとって大きな意味を持つ年になったわけですが、onyourmarkにとっても編集体制を刷新する節目の年となりました。リモートワークが続く中で、自分とアクティビティを繋いでいてくれたアイテムを今回はピックアップしてみました。

個人的には、種々の取材を通じて、購買活動に対する考え方も変わってきました。来年この「ベストバイ」をやる頃には、単に物が良いだけではなく、その後ろにあるストーリーや環境への配慮など、購入体験そのものも含んだ基準でのピックアップになりそうです。

USB充電できるPETZLのACTIK CORE

暗闇で使うものだからか、明け方の慌ただしく収納するからか……ヘッドライト無くし病です。今年は山行や100マイルレースの取材もなく、ヘッドライトの出番もしばらく無かったのですが、夏の夜に近所で釣りをしようと探してみるとやっぱり無いのはヘッドライト。PETZL(ペツル)のACTIK COREは光量450ルーメン、そしてなんと言ってもUSBで充電可能なコアバッテリーを搭載し、電池を都度買わなくてもよいことに惹かれ購入。

明るさ、バッテリーの持ち共になんら不満なく使っています。無いと困る系のアイテムは、それだけに良し悪しを判断しづらいものですが、「不満が無い」ということは「最高に使いやすい」と同義だと思い、レコメンドします。今年の夏は、夜になると自転車でふらふらと近所の川へ繰り出して、川縁で夕涼みをしながら釣りを楽しみました。薄暗い河原でも、安全に釣りができたのはこのACTIK COREのおかげです。

PETZL ACTIK CORE alteria.co.jp/headlamp/actik-core

夏の夜釣りはもちろん、その後の山行でも活躍してくれたACTIK CORE

FILSONのTIN GAME BAG

冬の土日に、全国各地で開催されている自転車の障害物競争シクロクロス。自分が走るのも好きですが、このところはレース会場で実況のお手伝いをすることも楽しく、前橋や千葉のシクロクロスレースでMCを務めさせてもらっています。全力で出し切らんとするライダーたちの奮闘を間近に見て伝えるという、文章や写真・動画を使うwebの記事とはまた違う表現を楽しみながら取り組んでいます。

ひとつの大会で500人以上の参加者を集めることも珍しく無いシクロクロス。1日に各カテゴリーで7〜8レースが行われますが、心がけているのはなるべく多くの参加ライダーの名前をコールすること。そのためには、選手リストに筆記具、それを収納するハードケース。手にはもちろんマイクがあって、レース状況を知るためのトランシーバーも持たねばなりません。意外と持ち運ぶ荷物が多く、そのどれもがすぐ出し入れしないといけない状況で、FILSON(フィルソン)のTIN GAME BAGが活躍してくれています。

元々はハンティング用のベストというメイド・イン・USAのこの1着。”BAG”の名の通り、背面の大型ポケットはなんと仕留めた獲物を入れる(!)ためのものだとか。必然的に収納量が多く、書類ケースに加えて、ミラーレス一眼やiPadなども余裕で入ってしまいます。前面にも大きめのポケットが二つ。冬の厚着の上にもポケット容量がプラスできるのですごく重宝しています。思いがけず釣りにも役立てていますが、荷物が増えがちな取材のときにも活躍してくれそうです。 

FILSON TIN GAME BAG filson.jp/products/11016017

2020年11月に開催された〈幕張クロス〉でのMC時のヒトコマ。TIN GAME BAGが大活躍。photo: Satoshi Fukuda

トレイルランニングシューズたち

気分転換も難しいリモートワーク続きの日々。高橋さんと同じく、Zwiftで運動はしていましたが、それも毎日だと飽きてしまうもの。しかも季節が夏に近づくにつれ、室内での運動はやはり厳しくなってきました。

家のすぐ裏が低山という住宅環境をフルに生かして、ハイキング時々ランに出かけるようにしたら、これがなんとも気分がスッキリ、リフレッシュに! まだまだピュアトレイルランナーでない僕は、走るのを楽しみつつも、ポッドキャストを聴きながらファストハイクする時間も多めに徒歩圏内のトレイルを巡っていました。

そんな状況で、ハイキングシューズより軽快なトレイルランニングシューズの出番が多くなりました。今年新たに買い足したのは、カラーにやられたNIKEのWildhorse 6と、足に優しいHOKA ONE ONEのCHALLENGER ATR 5。どちらも調子良く、気持ちの良いテンポでさくさく歩くファストハイクでも活躍してくれました。季節が寒くなってきて、最近はまた走るようにもなってきました。もう10年くらい初日の出を見に山に登っていませんが、来年はこのシューズで、走り初めをしようかなぁなんて気分になっている年末です。

NIKE WILDHORSE 6  nike.com/jp/t
HOKA ONE ONE CHALLENGER ATR 5 hokaoneone.jp/challenger-atr-5

RECRUIT