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鎌倉、逗子と並んで、海を間近にしながら、居住区からすぐバリエーション豊富なトレイルが広がる葉山エリア。今回その葉山のトレイルを紹介してくれるのは、都内から移住した尾本泰輔さん。海を望む景観の良さとともに、ローカルコミュニティの温かさについて話してくれました。
尾本泰輔
1983年、滋賀県生まれ。2013年に会社の先輩の「できるビジネスマンは皆走っている」という言葉に誘われて皇居ランを始め、同時期に訪れたランニングショップの影響もありトレイルランニングと出合う。徐々に距離を伸ばし海外の100マイルレースにチャレンジするまでに。普段は通信キャリアの開発担当として勤務、2018年に職場の異動がきっかけで自然が近くにある逗子へ移住。平日は葉山、逗子のトレイルに入り、週末は高山で遊ぶ、アクティブな毎日を送る。好物はカレー。@omockori3

景色と四季の変化が楽しめるトレイル

「僕がよく走っているトレイルは、葉山にある仙元山と三ヶ岡山を通る2つのハイキングコースを繋いだルート。距離は約7Km、累積標高360mで、1時間程度で走り終えることができます。

「冬の仙元山山頂からの景色。天気が良い日には富士山を望むことができます」

葉山教会下にある「木の下信号」を起点に、教会の脇からトレイルイン。仙元山山頂まで登り切り振り返ると、湘南の海が眼下に広がります。その後は低山に似合わない壁のような直登の階段や、よく整備されたトレイルを抜けて花ノ木公園へ。

三ヶ岡山までロードで繋いで呼吸を整えます。旧役場登山口からピークを踏み、山頂過ぎの展望デッキで相模湾越しの丹沢山系から伊豆半島にかけての景色を一望。コースも終盤、400段の階段を下り熊野神社を通って海へ出ると、沖にある葉山灯台や名島の鳥居が眼に入ってきます。

海岸道路沿いに森戸神社へ向かい、森戸海岸のビーチを抜け、葉山教会下に戻ってゴール。トレイル、階段、ロード、砂浜と変化があって、何度走っても飽きることがありません

「ハイキングコースのトレイル。季節によって、桜やツツジ、紫陽花など、様々な花を見ることができます。景色や植物に四季の変化を感じられるところは気に入っているポイント」
「真名瀬の海から見える景色もお気に入り。ここを走って通るたびに心がリセットされます」

葉山にある山はどれも低山ですが、一歩トレイルに入れば町の喧騒から離れた没入感があります。日々の生活の中にトレイルを走る時間を作ることで、『今日も頑張ろう!』とか『一日お疲れ様』というように、日常的に心身を適度にリセットできるのがなにより良いと感じています。

僕がこのトレイルを日常的に走るのは、地域の人たちの存在も大きいです。逗子に住むようになり、水曜朝に行われている『仙元山トレイルクラブ』に参加するようになりました。引っ越してきた私を温かく迎えてくれましたし、楽しい人ばかりで、この地域を好きになるきっかけを作ってもらったように思います。

ハイキングコースは地元の人々の手によって整備され、夏場も走りやすいコンディションが保たれています。コミュニティも遊ぶ場所も、大切にしている人がいることで、自ずと愛着を持つようになるんでしょうね」

「昨年のグループラン100回を記念して撮影した集合写真。いい思い出です」

仙元山、三ヶ岡山ハイキングコースを巡る尾本さんのログ