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世界中で生活様式が変化した2020年は、これまでになく人と「走ること」の距離が縮まる1年になるかもしれない。 ASICS(アシックス)がグローバルキャンペーンとして呼びかける #RunToFeel と連動して、onyourmarkでは生活にランがある3名のランナーに登場してもらい、それぞれのランニングとライフスタイル、そして走ることと人生の関わりについて訊いていく。第1回は、モデルの菖蒲理乃さん。アウトドアを中心にラジオや映像でも活躍する彼女がランと出合ったきっかけは、「山」だった。

登山やキャンプの撮影、釣り番組のロケ、アウトドアがテーマのラジオ番組のMCと、多彩な活躍を見せる菖蒲さん。その活動は完全にアウトドア人のそれだが、「元々は完全に文化系のインドア派だったんです」とはにかむ。

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「中学、高校と美術部、写真部でした。あんまりにも教室から出ないものだから、ある日やってきた転校生に、担任の先生が『雨の日の遊び方は菖蒲さんに聞いてみなさい』と言っていたくらいです」。

そんな菖蒲さんの転機となったのが、高校最後の年に訪れた屋久島だった。読んでいた小説の舞台だったことで興味をもったこの島で、樹齢数千年の縄文杉と対峙したときに彼女の新しい扉が開いた。

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「縄文杉の前に立った時に、自分の悩みや考えがちっぽけに思えて。何千年も自然はこうして生きてきたんだと感じて、山にすがるような気持ちになって惹きつけられていったんです」。

大学ではワンダーフォーゲル部の門を叩いた。屋久島以前には完全インドア派だった少女が、体育会系の部活に入るという“大学デビュー”を果たしたのだった。そしてここから、菖蒲さんのランニングライフがスタートする。ただし、最初は走ることなんて少しも好きにはなれなかった。

文化系女子高生は、飲んべえランナーになった

「山を登るための体力づくりとして、昼休みに大学の周りを走るトレーニングが課されていました。嫌で嫌で仕方なかったです(笑) 山も最初はただ辛いだけで。でもある時、楽に登れたんです。あぁ、ランニングの成果が出てるんだと実感しましたね。山を楽しめる余裕が生まれてからは、ランニングへのモチベーションが上がりました」。

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最初はトレーニングだった菖蒲さんのランニングも、次第に付き合い方が変わってきた。今ではランニングそのものを楽しんでいる。

「旅行先や、取材先で訪れた知らない町を走るのが楽しいんです。いろんなところにロケでお邪魔しますが、我ながらこれから仕事だというのによく早起きして走っていると思いますよ(笑)」

菖蒲さんには、居酒屋訪問の番組やお酒に関する取材も多くこなす、大のお酒好きの顔もある。

「旅先ではだいたい朝に走るんですが、特に行き先を決めず町をあっちこっち、気になる方向へ走ります。そうすると、町全体が空間的にわかるんですよね。あっ、こんなところに飲み屋街がある。今夜行ってみようってなったり(笑)」。

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飲んべえランナーの面目躍如である。

コロナ禍で新しいランニングを見つける

自らをじっとしていられない性格と語る菖蒲さん。この春の新型コロナウイルス流行と外出自粛は、そんな彼女にとっても辛い時期だったのではないだろうか。

「お仕事がなくなり、スケジュール帳は真っ白になって、生活にスイッチを入れるタイミングがなくなりました。でもだからこそ止まってちゃダメだと気づいて、体を動かすようにしたんです。近所を散歩したり、走ったり。そうしたら、近所なのに知らない場所や、道のつながりを日々発見することになって。宝探しのようで走ることを楽しみました。今までちゃんとみてこなかったものとちゃんと向き合う機会になりましたね」。

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2020年4月にアシックスが世界中の人たちを対象に行った意識調査アンケートでは、実に回答者の81%がランニングは頭をスッキリさせるのに役立ったと答えている。

「走るときは一回だけしんどいところまで頑張るんです。走っていると、いろんなモヤモヤが晴れて、頭の中が整理されすっきりします。距離も長くないし、ペースはゆっくりですけど、『もうちょっと頑張れる!』って自分に言い聞かせて頭をからっぽにする時間を作っています。普段は自分に甘いので、走る時ぐらいは厳しめです(笑)」

走るモチベーションとして、目標を決めることの大切さも実感している。

「走ることって、私が継続できている数少ないことのひとつなんです。でも何も目標がないと続かない。ジムに登録していた時は幽霊会員でした。ジムのマシンで走るのが本当に苦手で。外を走って、知らないエリアを走った時は、ログや距離を確認できるアプリの存在が嬉しいですね」

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全世界でランナーのモチベーションを刺激するアシックスのアプリASICS Runkeeperでは、#RunToFeel キャンペーンと連動した月間チャレンジを企画している。取材当日は菖蒲さんも8月のチャレンジに挑戦中だった。その達成条件は一ヶ月で30kmを走ること。こんな目標の置き方も、ランニングを日常のものにしてくれる。

好きなことが全部ランにつながっていく

旅先を、より深く体験するためのランニング。最近では、ご近所を発見するランニング。さらには心をリフレッシュするためのランニング。かつての体力づくりのためのトレーニングから、菖蒲さんのランニングは今も広がり続けている。この先ランニングをどう楽しんでいきたいか、と聞くと納得の答えが返ってきた。

「昨年の5月に、ハーフマラソンに出ました。本当は10kmで良かったんですけど、定員いっぱいでハーフにエントリーしたんです。恐る恐るでしたが、走ってみたらすごく楽しかった。だから今度は、フルマラソンにチャレンジしてみたいですね。あとはもちろん、山が好きなのでトレイルランニングも」。

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走ること、山を登ること。菖蒲さんの好きなことが合わさるようにして、これからの楽しみが広がっていく。そうそう、お酒を飲むこと、もここに加わる。

「ハーフを走った日は異例の暑さで、熱中症を避けるため毎回給水ポイントでたくさん水を飲んだんです。そしたら、楽しみにしていたゴール後のビールが美味しく感じなくて……。給水をうまくやって、フルマラソン完走の際には絶対に美味しいビールを飲みたいですね」。

飲んべえランナーの面目躍如、再びである。

菖蒲理乃

菖蒲理乃

モデル。山と釣りと酒と競馬を趣味とし、アウトドア専門誌や釣り番組、競馬番組や居酒屋訪問番組で広く活躍。登山のための体力づくりとして始めたランニングは、細く長く続けており、フルマラソン完走を目標に掲げる。bayfm78「SUNDAY STEPPER」ではMCを務め、毎週日曜朝はこれから出かけるリスナーへアウトドア情報を届けている。
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ASICS #RunToFeel
「走ること」の大切さが再認識される今、ランナーがこれからもずっと走り続けられるようにとアシックスが発信するキャンペーン。トレーニングの提案や世界中のランナーとのつながりを通して、ランナーをサポートする。『ASICS Runkeeper』アプリ内では #RunToFeel チャレンジが毎月開催されており、9月は1ヶ月で8回以上のアクティビティを記録することが達成条件。チャレンジを達成すると、アシックス特製のランナーズフェイスカバープレゼントキャンペーンに応募が可能だ。
#RunToFeel

MONTHLY ISSUE Aug. 扉の向こうはアウトドア - OUTDOORNEARYOU