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年始の箱根駅伝で話題を呼んだミズノの新ランニングシューズが7月1日、発表された。反発力をとことん追求した新素材ミズノエナジーは、厚底ムーブメントに沸くランニングシューズのゲームチェンジャーとなるかもしれない。

箱根駅伝で唯一区間賞を獲得した「非」厚底シューズ

2020年の箱根駅伝は厚底シューズが席巻した。10ある区間のうち、実に9つの区間賞が厚底シューズによるものだ。だが最終10区で創価大学の嶋津雄大が非厚底シューズで区間賞の力走を見せる。嶋津選手が履いていたものこそ、ミズノの新素材『ミズノエナジー』を搭載したプロトタイプシューズだった。

『ミズノエナジー』はミズノが2年をかけて開発したソール用の高反発素材。スポーツ用具メーカーとして野球のバットやゴルフクラブを手掛けてきた同社の、「反発」に関するノウハウを注ぎ込んだ意欲的な新素材だ。

Mizuno ミズノ WAVE DUEL NEO ウェーブデュエルネオ
水野明人代表取締役社長が手にするのは、嶋津選手が区間賞獲得時に履いていたホワイトのプロトタイプシューズ

競技特性や使用シーンに合わせた3タイプが開発され、最も柔らかさと反発性を高めた『ミズノエナジー コア』、軽量性を追求した『ミズノエナジー ライト』、スタンダードな『ミズノエナジー』がラインナップする。

嶋津選手が履いていたランニングシューズは「WAVE DUEL NEO(ウェーブデュエルネオ)」として製品化。ミッドソールに『ミズノエナジー ライト』を採用した軽量レーシングシューズで、ミズノはサブ3レベルのランナーをターゲットとしている。同社の定評あるウェーブプレートと組み合わせることで、高反発かつ足がブレないレーシングシューズに仕上がった。

Mizuno ミズノ WAVE DUEL NEO ウェーブデュエルネオ
WAVE DUEL NEO(ウェーブデュエルネオ)
Mizuno ミズノ WAVE DUEL NEO LOW ウェーブデュエルネオ
WAVE DUEL NEO LOW(ウェーブデュエルネオ ロー)

アッパーにはニットを使用し、ランニングシューズとしてはブランド初のハイカット仕様と、ローカットの2タイプが用意される。なお、かかとの芯材を省けることからハイカットモデルの方が10g軽量の片足185gをマークしている。発売は7月中旬から。

WAVE DUEL NEO(ウェーブデュエルネオ)
発売日:2020年7月中旬から順次販売
価格:¥25,300(本体価格¥23,000)
カラー:62:ブルー×ホワイト×ピンク
サイズ:24.5~28.5cm
ソールの厚さ:前足部14mm/かかと部23mm
質量:約185g(26.0cm片方)
製品ページ

WAVE DUEL NEO LOW(ウェーブデュエルネオ ロー)
発売日:2020年7月中旬から順次販売
価格:¥20,900(本体価格¥19,000)
カラー:62:ブルー×ホワイト×ピンク
サイズ:24.5~28.5cm
ソールの厚さ:前足部14mm/かかと部23mm
質量:約195g(26.0cm片方)
製品ページ

ミズノエナジーを象徴するコンセプトモデルも登場

画期的な反発新素材ミズノエナジーの発表を祝し、ビジュアル面でも素材感をアピールするコンセプトモデル「THE MIZUNO ENERZY(ザミズノエナジー)」が同時に発表され、7月1日より発売となった。目をひくソール部はアウトソールに「ミズノエナジー」を、ミッドソールに「ミズノエナジー コア」を搭載し、全世界2000足限定での販売。

THE MIZUNO ENERZY(ザミズノエナジー)
コンセプトモデルとなるTHE MIZUNO ENERZY(ザミズノエナジー)

「THE MIZUNO ENERZY」(ザミズノエナジー)
価格:¥27,500(本体価格¥25,000)
カラー:ブラック×ブラック×レッド
サイズ:23.0,24.0,25.0,26.0,27.0,28.0,29.0cm
質量:約365g(27.0cm片方)
販売数:グローバルで2,000足
製品ページ(完売)

「疲れていても足が上がるシューズ」

ローンチイベントに出席し、自らトレッドミルでランニングを披露したミズノトラッククラブの飯塚翔太選手は、「自分は体重がある方なのに、しっかりとソールが反発して足が前に出ます。長距離ランの終盤で疲れているときにも、この反発によって足が上がります」とコメント。スピードを求めながらも足を残せる新シューズに驚きつつ、満足した様子を見せていた。

ミズノエナジー
ランを実演した飯塚翔太選手(左)とイベントに華を添えたブランドアンバサダーの松岡修造さん(中)とラグビー日本代表の田中史朗選手(右)

イベントの冒頭でミズノの水野明人代表取締役社長は、昨年より長距離ランニングシューズのトレンドが厚底に席巻されていることを認めつつ、「WAVE DUEL NEO」のプロトを履き区間賞をもぎとった創価大の嶋津選手を称えた。2020年の始まりに見せたそのポテンシャルがいよいよ満を持して解禁となる。ランニングシューズ界に一石を投じる可能性を秘めた「ミズノエナジー」に注目だ。

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