mark13「生きるためのアウトドア」でも取り上げたナイキによるサステナビリティな取り組み。30年近くも前にシューズをリサイクルするための⾰新的な⽅法を⽣み出し、最近では気象変動への対策も⾏なっているナイキが今年のアースデイに新しいプログラムを開始しました。Nike.comで簡単にナイキプロダクトのサステナブルな特徴を調べ、学び、プロダクトを購⼊できるというものです。
Nike.comのアイテム一覧に新たに加わったのが、サステナブルなプロダクトがひと目でわかるに示されたサンバースト(太陽のような)ロゴ。
ナビゲーションの中からも「地球環境に優しい素材」を選ぶことで、nike.com で簡単にサステナブルなプロダクトを⾒つけることができるようになっています。
まずはアパレルから始まっており、トリム以外の重量で最低50%以上サステナブルな素材(再⽣素材あるいはオーガニックコットン)を使⽤したものに採用。
50%以上サステナブルな素材を使⽤しているプロダクトには、商品詳細ページに「誕⽣の裏側」という項目が加わり、従来の素材と⽐較したこれらの素材の利点が説明されているのも新しいトピックスのひとつです。
地球環境に優しい素材とは?
リサイクルポリエステルとオーガニックコットンの混紡により、新しいポリエステルや従来農法で育てられたコットンの混紡素材よりも、炭素排出、⽔、農薬や薬品の使⽤を抑えることができるように。
オーガニックコットンは化学肥料を使わず、従来農法で⽣育されたコットンに⽐べると少ない⽔で育てられ、リサイクルポリエステルの使⽤は廃棄物削減に貢献し、従来のバージンポリエステルと⽐較して炭素の排出をおよそ30%抑えることができるということです(※ナイキ調べ)。
ナイキプロダクトに使⽤されるリサイクルポリエステルは、プラスチックボトルを洗浄、細粉し、ペレット状にしたもの。ペレットは新しい⾼品質の⽷に紡がれ、環境に与える影響を抑えながら⾼機能を提供します。
化学薬品を⽤いない有機農法で⽣育される綿花は、従来農法の綿花よりも少ない⽔で⽣育され、ナイキが調達するコットンの半分以上はサステナブルな原料によるものです。
サンバーストの由来
サスティナブルなプロダクトの印となっているサンバーストは、1974 年にナイキ社員第1号のジェフ・ジョンソンがデザインしたもの。
2019年に循環的なデザインのコンセプトを表現するものとして、ジェフの承認も得て、ナイキはサステ
ナビリティを象徴するマークとしてこれを使うこととしました。
サンバーストはMove to Zero プロダクトのロゴ、そしてnike.com でサステナブルなプロダクトを紹介する表⽰として使⽤されています。