不要になった衣類はBRING SPOTに持ち込もう
さて、ここまでBRINGの仕組みと、BRINGから生まれたウェアの紹介をしてきましたが、最後は不要になった繊維製品の回収を行っている”BRING SPOT”の紹介です。
BRINGは古着の回収拠点BRING SPOTを様々な企業と提携して設置しています。持ち込まれたもので、着られる物・使える物は、寄付やリユースされます。使えなくなってしまった物は、先程紹介したように服の原料になるだけでなく、ジェット燃料やバイオエタノールなどにリサイクルされます。ポリエステルだけでなく、コットンやウールなども回収可能です。
僕らが知らないだけで、実は現時点でも結構大きな企業がBRING SPOTとしてウェアの回収を行っていたりするのですが、Run boys! Run girls! でも、2020年よりBRING SPOTとして、ウェアの回収を開始しました。
回収可能なものはBRING協力企業/店舗によっても異なるのですが、Run boys! Run girls!では以下のものを回収します。
▼RBRGで回収可能なもの
○ 不要になったランニングウエア/スポーツウェア
※リサイクルを有効に行えるよう、回収品を店頭にお持ちになる前に必ずお洗濯をお願いいたします。
逆に、以下のものは回収できませんのでご注意ください。
▼RBRGで回収不可のもの
☓ 肌着、下着、靴下、水着、着物、キャリーバッグ、その他汚れがあるもの
☓ 衣類以外の布製品(布団、シーツ、まくら、マット等)※上記以外でも、ものの状態によってはスタッフの判断で回収をお断りする場合がございます。
使わなくなったランニングウェアや持て余している大会参加Tシャツをお持ちの方は結構多いと思います。それらを人にあげたりフリマサイトで売れるならまだいいのですが、そうできない”もう捨てるしかない”ウェアもどうしても出てきたりしますよね。そういうウェアをお持ちの方は、是非Run boys! Run girls!までお気軽にお持ちくださいね。
お持ち込みの際の注意事項はこちらを御覧ください。
ちなみに、2/11のULTRA GEAR MARKETでもRBRGブースにてウェアの回収を行う予定です!
また、RBRGの遠方にお住まいの方で、自分もウェアをリユース/リサイクルしてほしい方は、以下からお近くのBRING SPOTを探してみてください。アウトドア関係だと、patagonia や THE NORTH FACEが回収を行っていますし、アウトドア関連以外の企業で繊維製品全般の回収を行っているところもあります。ただし、それぞれの店舗/企業によって回収の期間(期間限定の場所もあるのでご注意ください)や回収可能なもの(例えば、patagoniaは自社製品に限るなど)に違いがありますので、持ち込み前にその店舗に問い合わせをするのが良いかと思います。
いつも長い記事を書いてしまうんですが、今回も結構長くなってしまいました。でも逆に言うと、お店でぱっと見た時点では”普通のTシャツ”の背景に、これだけのストーリーが詰まっているということなんですよね。僕はBRINGの仕組みやそこから生まれるプロダクトにとても魅力を感じているので、どこかでそのことをまとめておきたいと思い、今回のテーマにしました。
エコ、リサイクル、サスティナブル、サーキュラーエコノミーとか、そういう意識を常に高く持てって言う話ではなく、むしろその逆(もちろん持てるんなら持てたほうが良いですよ)。途中でも書いたけど、BRINGの製品を購入したり、どうせ捨てちゃうウェアがもったいないからBRING SPOTに持ち込むだけで、知らないうちに少しは環境の負荷を減らせているってなんか良いと思うんですよね。
僕も引き続き BRINGプロジェクト/BRING Material をチェックしていこうと思います!
商品ページ:http://bit.ly/RBRG_TACOMA_TRC
1.「衣類の回収→リサイクル→原料化→再生産」を行うBRING
2.BRINGの背景と仕組み
3.BRING Materialを使用したウェア
4.不要になった衣類はBRING SPOTに持ち込もう