みなさん、2020年もRun boys! Run girls! をよろしくおねがいします。
さて、昨年からRun boys! Run girls! オリジナルTシャツなどを作る際に使っているボディがあります。「BRING」のタグが付けられたボディがそれです。
これは、再生ポリエステルを使用したポリエステル100%のTシャツ。コットンライクな風合いと着心地の良さが特徴です。本日紹介するのはそのTシャツ…なのですが、単純なギア紹介ではありません。
コットンライクなポリエステルTというのはここ数年のトレンドで、トレイルランナーでもpatagoniaやTeton Bros.の同素材のTシャツを使用している人は結構いるのではないでしょうか?
実際僕も4年ほど前にレビューを書いていますし、このギアそのものが真新しいわけではありません。
ではなぜこのギアを2020年の今レビューするのか?
それにはまず、BRINGについて説明しないといけません。
「衣類の回収→リサイクル→原料化→再生産」を行うBRING
BRINGは「衣類の回収→リサイクル→原料化→再生産」をトータルで行い、サーキュラーエコノミーを実現するプロジェクトで、今日紹介するTシャツで使われているポリエステルは、そのサイクルの中で生まれた再生ポリエステル。
僕たちは再生ポリエステルで作られたウェアを使用することで、環境への負荷をいくらか減らすことができるのですが、更に面白いのが、自分の不要になった衣類や繊維製品を提供することでもBRINGプロジェクト=サーキュラーエコノミーに参加できるんです。
そんな感じで、今回紹介する1枚のTシャツには
・サーキュラーエコノミーを実現するBRINGプロジェクトの面白さ
・そこで生まれた再生ポリエステルTシャツのクオリティの高さ
・再生資源を使った衣料を使用することだけでなく回収にも関われる間口の広さ
といったいくつものストーリーがあり、それらの面白さを伝えたいなと思ったことが、BRINGのTシャツを紹介する理由です。
次のページ BRINGの背景と仕組み
1.「衣類の回収→リサイクル→原料化→再生産」を行うBRING
2.BRINGの背景と仕組み
3.BRING Materialを使用したウェア
4.不要になった衣類はBRING SPOTに持ち込もう