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日本屈指のStravaアスリートが集結! STRAVA JAPAN AWARD 2019

Stravaユーザーが増加し、日本にもオフィスが設置されるなどStravaの活動が本格化した2018-19年。今年、Strava上でベストパフォーマンスを叩き出したアスリートを表彰するSTRAVA JAPAN AWARD 2019が2019年11月28日に開催された。表彰された面々が達成したアクティビティの累積には、ただただ驚かされるばかり。市井のアスリートの、情熱とスポーツへの愛を垣間見た。

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以下、受賞者とその驚異的なアチーブメントに目を丸くしよう。

サイクリング部門

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女性ライド距離&ライド時間(2冠)Women’s ride distance/ride moving time
佐藤 恵莉奈さん
ライド距離:23,017km
移動時間:1001時間45分07秒

「自転車が大好きで楽しくて夢中になって走っていたら、このような喜ばしい結果につながり嬉しいです。自転車(ロードバイク)を主に行っています。中でもヒルクライムに力を入れておりヒルクライムレースに多く出場しています。Stravaは日記のような感覚でほぼ毎日記録を残しています。セグメントがあり、順位やタイムを意識しながら走れることも楽しみの一つです。また、セグメント区間を作成できるのも気に入っています。最も気に入っているのはフォロワーさんなどとコメントのやりとりができることです」

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男性ライド距離 Men’s ride distance
岩渕 努さん
ライド距離:40,188km

「私は1人でトレーニングすることもしばしばありますが、より多くのアスリートと一緒に、時間を共有してより楽しく、より効率的にトレーニングをしたいと思っています。Zwiftで、世界のライダーとチャットをしながらライドを楽しめるグループライドを主催しています。『Tour of Japan Group Ride』を企画し総距離300kmを延べ450名のアスリートと1日で走破しました。2020年は、多くの方々がより楽しめるようなイベントを主催しながら、自分自身も楽しく、世界のアスリートとStravaアプリを通じて、さらに楽しいスポーツの1年としたいです」

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女性ライド獲得標高 Women’s ride elevation
程 揺楓(篠)さん
獲得標高:260,870m

「競技は主にヒルクライムレースに参加しています。4月以降は月1〜3回の頻度です。知らない道を走るのが楽しいです。登ったことがない山、通ったことがない道に行くために走ることが多いです。初めて行く地域では走れそうな道を探すのに、Stravaの区間エクスプローラーを参考にさせていただいています。来年は、レースももちろん頑張りますが、もっと新しいことに挑戦していきたいです。自分の中で新しいルールを作ってゲーム感覚で自転車乗りたい」

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男性ライド時間&獲得標高(2冠)Men’s ride moving time/elevation
熊谷 貢さん
ライド時間:1523時間40分26秒
獲得標高:561,816m

「Stravaに登録している走り仲間の頑張りに刺激されました。また、Stravaのチャレンジに参加することで、モチベーションを維持することが出来ました。今年5月に開催された蔵王ヒルクライムレースにおいて、落車しながらも年代別(50歳代)において3位に入りました」

ランニング部門

女性ラン距離 Women’s run distance
松本 智美さん
ラン距離:非公開

「普段は、バスケットボールの指導および審判活動、中学の保健体育の教員として、様々なスポーツの指導に携わっている。走れることに喜びを感じており、ランが終わった後の充実感を味わうことができることがモチベーションとなっています。自分の記録に挑戦することも大切ですが、無事に走れることに喜びを感じ、感謝しながらランニングを楽しみたいです」

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男性ラン距離&ラン時間(2冠)Men’s run distance/run moving time
大貫 祐輔さん
ラン距離:9,523km
移動時間:877時間26分31秒

「私はサービス業で土日開催のマラソン大会に出ることもなく健康維持のために走っていた事が表彰され驚きでした。走る以外のスポーツは全くしないです。YouTubeを見たり読書をしたり完全にインドアです(笑)」

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女性ラン移動時間 Women’s run moving time
渥美 ゆかさん
移動時間:601時間19分53秒

「今では走ることは食事をしたり、寝たりするのと同じくらい自分が生きていく上でかかせない日々のルーティーンとなりました。今は100マイルのトレイルレースに挑戦しています。毎週木曜日の夜に高尾(山)でチームメンバーと切磋琢磨していますが、チームコーチからStravaを使ってチームメートがどんな練習をしているのか情報を共有することを提案されました。チームメイトは皆それぞれの目標を持って頑張っています。仲間と共走する楽しさそして私の目標である100マイルレースを完走することがわたしのモチベーションです」

女性ラン獲得標高 Women’s run elevation
福島 舞さん
獲得標高:非公開

「自分の中で日々の記録として使わせてもらっていただけだったので、AWARDを受賞してただただビックリ!です。日々走らないと山を走るのが楽しめなくなってしまうので、全ては山を楽しむため! です。来年は、大好きな山を楽しむ1年にしたいです。フルマラソンもベストを出せるように頑張りたいです!」

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男性ラン獲得標高 Men’s run elevation
田中 康裕さん
獲得標高:185,339m

「トレイルランニングをやっているので獲得標高は重要な要素だと思っています。このAWARDを取れて誇りに思っています。日々の練習では獲得標高も意識しています。その結果今回の記録が取れたと思います。大会は100マイルのレースをメインに参加していますが40km程度のレースにもたまに出ます。韓国で行われたKOREA50Kの50マイルで優勝しました。Stravaのクラブ機能は気に入っています。仲間と距離や時間を競うことによって走るモチベーションになると思います。また、Flybyの機能はレースでトップ選手や周りの選手の差などをみて振り返りをしています」

単純化すれば、距離部門男子トップの岩渕さんはバイクで1日平均110km、大貫さんはランで26kmを毎日走っている計算になる。獲得標高も、熊谷さんはバイクで1539m、田中さんはランで507mを毎日登っている計算。一度でもStravaを使用したことのあるアスリートなら、それがどれほど並外れた継続性であるか、一目で理解できるだろう。

特別賞

STRAVA JAPAN CLUB CHALLENGE FINISHER
筒井 宏祐さん
Strava Japan Clubのチャレンジを全て達成

「毎月のStrava Japan ClubのRUN&RIDEチャレンジのおかげでランニングも自転車も一年を通してバランスよくトレーニングを続けることができるようになりました。走行距離、獲得標高、走行時間などバラエティ豊かなチャレンジ内容と季節に合わせたオシャレなデザインのデジタルバッジが魅力的です。今年一番印象に残ったアクティビティは4月6日のブルベ400kmです。ブルベ仲間4人で一緒に走った400km。日中は観光やランチ、スイーツなどを楽しみながら走り、日が暮れてからは疲れと寒さとの戦い。4人で協力して走り一緒にゴールできたこのブルベはとても印象深く、思い入れのあるアクティビティです」

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ACTIVITY OF THE YEAR
上山 光広さん
日本で最もKudosを獲得したアクティビティ

「100日連続マラソンに挑戦してよかったと思いました。『誰でもできることを誰にもできないくらいやる』次の挑戦を通して世界にサプライズを届ける1年にします」

広がり続けるStravaコミュニティ

メディアや関係者を招いて行われたSTRAVA JAPAN AWARD 2019。アスリートのためのSNSという触れ込みのStravaだが、今回のアワード発表会で印象的だったのは、SNSデータを介してのコミュニケーションを通じたリアルコミュニティが形作られようとしている点だ。単にアクティビティを記録するアプリケーションから、よりアスリート同士がつながり、よりアクティビティへとアスリートを導くメッセージの発信プラットフォームとして発展する可能性を大いに感じた。

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東京五輪の開催を経て、2020年末のStravaビッグデータが描き出すスポーツ・アクティビティのリアルが今から楽しみだ。