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Q 疲れにくい身体を作るためのポイントはなんですか?

疲れにくい身体を作るために必要なのは「食」「運動」「睡眠」「マインドセット」の4つ。

疲れには筋肉疲労と脳疲労があると言いましたが、これに加えて内臓の疲労もあり、内臓の疲れに影響するのが「食」です。「何を、いつ、どう食べるか」、食事の内容に意識を向けるとともに「朝食は必ず取る」、「腹八分目」を心がけましょう。

日本人の成人の7割は1日に7時間座っているといいますが、身体を動かさないと自律神経が乱れ、夜間に深い睡眠が取れなくなります。座ってばかりいると血流も代謝も悪くなり、生産性も下がる一方。睡眠の役割である回復や身体の修復を促すためにも、日中、適度な「運動」を行いましょう。

疲労回復に欠かせない「睡眠」は、生活リズムと就寝環境を整えて、質・量ともにアップを。「よく食べ、よく眠り、よく動いているのに疲れが取れない」、そんな人は「マインドセット」、つまり物事の考え方に疲労の原因があるのかも。失敗してもチャレンジを恐れない「成長型マインドセット」の持ち主は、疲労のマネジメントもポジティブに行います。「~できない」と決めつけるのではなく、「まだ~できない」と未来を見据えたマインドセットにシフトできれば、「疲れない身体」も夢ではありません。

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監修:山田知生
スタンフォード大学スポーツ医局アソシエイトディレクター兼アスレチックトレーナー。プロスキーヤーとして活動した後に渡米、スポーツ医学とスポーツマネジメントの修士号を取得。同大の男女水泳、野球、男子バスケチームなどを担当する。臨床経験15年以上。

※2018/11/28発売mark10『RECOVERY FOR TOMORROW 明日のために本当の休息』転載記事

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