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欧米を中心に普及し、アメリカ空軍のトレーニングにもスロージョグが取り入れられる時代。ほどよい有酸素運動の効果が実証され、スロージョグが身体にいいというのはもはや定説となっている。さまざまなトピックからスロージョグのよさに迫ってみよう。

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意外に感じるかもしれないが、走ることで最も鍛えられるのは脳。

近年の研究において、スロージョグのようなほどよい強度で身体を動かすと、筋肉中にある感覚器から信号が発せられ、脳が刺激されることが明らかになってきた。

インターバル走のような強度ではNGだという。

また血流がよくなることで脳内が新鮮な酸素を含む血液で満たされ、脳細胞が増えるという報告も。それがニューロン再生だ。

さらには加齢とともに委縮していく海馬も元の大きさに戻っていく傾向がみられるそう。

脳を物理的に鍛えるほとんど唯一といってもいい方法=走ること。

スロージョグが身体だけでなく頭にもいいというのは、21世紀の科学が認めた新常識になっている。

スロージョグにまつわる6つのこと
①どれくらいのペースで走ればいい?
②“スロー”な方が痩せるって本当?
③スロージョグでもトライアスロンの世界王者になれる
④脳が活性化する…らしい
⑤LSDの祖、佐々木功を知っているか
⑥日本スロージョギング協会がある

(文 礒村真介(100miler) / イラスト 中根ゆたか)
※2018/4/20発売「mark09 カラダのミライ」転載記事



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