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(写真 古谷勝 / 文 荒川千絵)

静岡県牧之原市静波は、静岡を代表するサーフタウンのひとつです。
ビーチが広く、のんびりとしていて、昔から店を構える新鮮魚介のご飯屋さんはサーファーだけでなく、地元の人も集う場所。海岸の近くは多くのサーフショップが並び、サーファーであれば、ちょっとした買物も楽しめます。
今回はここ、静波海岸をホームにして行われた、女性サーファーのためのコンテスト『静波ガールズコンテスト』をレポートします。

今回、3回目となったコンテストは一番の盛り上がり

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そもそも、一人でも多くの女性が海に入るきっかけを作りたいという願いから生まれたこの大会。最近こそ増えた女性サーファーですが、まだまだ、女一人で海に入る、というのはハードルが高かったりするもの。

そこで、多くの女性サーファーのモチベーションをあげる大会として3年前に女性のためのサーフコンテストを主催。今年で3回目となるこの大会では、関東・関西と幅広いエリアから参戦。その数、総勢150名にのぼりました。

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“今年はとにかく、早い段階でエントリー枠が埋まって、参加人数も一番多いんです”という主催者からの言葉通り、当日は多くの人で会場が賑わいをみせていました。

地元静波から、浜松、愛知、千葉、東京と、幅広いエリアから女性サーファーが参加

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この日、台風の影響もあり、ビッグウェーブが期待されましたが、サイズは腰腹程度。それでも、面ツルな波が参加者たちの気持ちを後押し。ファイナルに近づくほどなかなか波は割れづらくなったにもかかわらず、みんなは笑顔でそれぞれがこの舞台を楽しんでいました。というのも、このコンテスト、主役は参加者だけじゃないんです。

楽しめるのは参加者だけではない、応援者も楽しめるコンテストにしたい

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静波にとって、このコンテストは年に1度の秋祭りと言っても過言ではありません。参加者は小・中・高・大学生に加え、働く女性、そしてそのお母さんたち、と幅広く、応援者の顔ぶれもさまざま。

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小学生ライダーにはお父さんお母さん、その姉妹がビーチからうねりを見つけては激を飛ばし、ローカルライダーには、地元ショップの仲間がおもしろおかしなヤジを飛ばす。緊張感がない、と言えば嘘になりますが、参加者も、応援者も思い思いにこのイベントを楽しんでいました。

ローカルのヨギーがフリーレッスンのビーチヨガを実施

毎年、参加者に加え、多くの応援団が集まるため、今回はサーファーも、そうでない人たちも楽しめるよう、新たなイベントを企画しました。それがビーチヨガセッションです。

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レッスンを担ったのは、御前崎市で暮らし、スタジオを構えるヨギーの綾井優子さん。定期的にインドに通い、1年のおよそ3ヶ月をインドのマイソールにあるアシュラムで過ごすという本格派の講師です。内容はかなりテクニカルなもの、とおもいきや、ヨガ初級者の筆者(サーファー)も目に鱗なメソッドでした。

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その動きはテイクオフに似た動きやら、ライディング中に参考になりそうな重心移動の動き、最近注目される足首を柔軟にするような動きなど、サーフィンに特化したようなメソッドも入っていて、改めてヨガとサーフィンの関連性を認識させていただきました。何よりも、綾井先生のビッグスマイルに、身体の節が悲鳴を上げても、心が晴れやかな気分になるのです。

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綾井優子
京都府出身。御前崎市在住。
日本のヨガの第一人者である、ケン ハラクマのもとでヨガを学ぶ。
主な活動は、御前崎にあるヨガスタジオ“Sadhana-loveyoga”の代表を努め、
御前崎を中心に東京など全国各地でワークショップを行い、ヨガの普及に努めている。

facebook:https://www.facebook.com/sadhana.love.yoga

各ブースが個性豊かにイベントを彩るエリア

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例えば、ビーチサンダルメーカー「サラクス」ではオリジナルビーサンがカスタマイズできるワークショップを開催。オニューのビーサンでは必ず靴擦れを起こしてしまう筆者も、実際ここのサンダルを履いてしばらく取材をしていましたが、全くズレなし! 怪我無し! 快適に過ごせました。

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静岡県葵区牧ケ谷にショップを営む『One-Hand FURNITURE. CRAFT WORKS 1966』では、家具職人が手作業で仕上げたWOOD CHOPPERを販売。広大な駐車場にて試乗もでき、乗り心地を確認した上での購入が検討できるところがイイです。コンテストで1コケ(1回戦敗退)した人も、応援でサーフィンが今日はできない人も、取材しながら、あ〜、サーフィンした〜い、と思った筆者も、ここでライディングを楽しみました。

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地元で密かに注目を浴びるコーヒーショップ『GOOD DAY. COFFEE』。淹れたての豆の香りが本当に香ばしく、休みなく働く筆者の喉をだいぶ潤してくださいました。

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浜松でオーガニックフードのケータリング販売をしている『epina』夫婦の素敵な姿にも心打たれ、お腹も満たされました。

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朝の8:00から始まり、16:00近くまで続いたこのコンテストも、ヒートや、ブースや、ワークショップや、色々楽しんでみたら、あっという間。

ランニングでもそうですが、レース(目標)がないと、1人ではモチベーションが続かないことも。海に行く、入るとなれば、なおのことです。来年はこのコンテストを励みに一層頑張る女性サーファーが増える、と感じました。

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