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(監修 AI / 写真 濱田晋 / 文 小泉咲子)

21days連載『RAW FOOD 21days』。今回、ローフードに挑戦してくれたのは、飲食店経営の小松俊之さん(45)。夜型の生活をしながらも、トレイルランニングを存分に楽しみ、ハードなトレーニングもこなす小松さん。トライアルの最初は、ローフード生活に戸惑ったようですが、結果はいかに…?

普段の生活リズムとトレーニング
深夜2時まで飲食店をやっているので、朝4時から6時の間に寝ます。平日は、完全な夜型ですね。起床時間は幅があって、9時に起きて走ることもあれば、「もうダメだ」って言う日は、14時まで寝ることも。睡眠のゴールデンタイムにも、バリバリ起きて生活してますけど、これが僕にとっての通常のパターンなので、べつに不健康だとは思っていません。店が休みの日曜・祝日は、早朝に起きて、仲間と山に行ってトレイルランニングすることが多いです。
 

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トレイルランニングのトレーニングとして、普段は10~20㎞のランニングと体幹トレーニングをしています。ハードにするときは、30~60㎞のランニングを二日連続で。ハードトレーニングの前後は、意識的に炭水化物を摂取していました。自宅では白米を、お店では、十穀米、パスタが中心。トレーニング中は、スポーツジェル、おにぎり、あんパン、カステラ、バームクーヘンとかでエネルギーを補給して、終了後は、たんぱく質摂取を意識して、豆腐などの大豆類、鶏肉、豚肉が多いですね。

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AIさんからのアドバイス:
いつもよりエネルギー消費が高くなるハードなトレーニング後は、糖質の補給を行いましょう。鉄分不足による貧血やスタミナ不足にも注意が必要です。たんぱく質補給には、植物性なら、食物繊維が豊富なとうもろこし、安眠効果の期待できるえのきやエリンギなどのきのこ類、低炭水化物&高たんぱく質の穀物、キヌアもおすすめ。キヌアやヘンプシードなどは手軽に取り入れられるスーパーフードなので、アスリートにもオススメで、サラダや玄米にまぜて使ってみて下さい。

トライアル中の戸惑い
食材選びが難しいという問題に直面しました。とくに、初日は、食事を摂らず出掛けなきゃいけなかったんです。でも、食べないともたないと思ってコンビニに入ったはいいけど、買うものがないんですよ。ミックスナッツも、添加物や塩分が入っていたり、砂糖がついていたり。何をチョイスしていいかわからなかった。ローフードではお腹いっぱいにならないし、ストレスでしたね。それに、僕には出されたものは食べてしまう習性があって、お米もパスタも食べてしまってた。途中で、AIさんに素直に疑問をぶつけたら、「食べていいんですよ」「できる範囲でやってください」とアドバイスをもらって、気持ちがラクになりました。
 

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AIさんからのアドバイス:
コンビニで買う物が見つからないというのは、毎日、自分がどんな食べ物や飲み物でお腹を満たしていたか、気づくきっかけになります。そして、自分の「習性」を自らが把握することが、いちばん大切。1日ごとで細かく修正しようとせず、2~3日で調整するくらいのゆるい気持ちでローフードを取り入れるとストレスなく続けられます。小松さんの場合、セルフケアがしっかりしているのと、ハードなトレーニングをされてますので、食べる順番や食材の選び方を中心にアドバイスしました。穀類ならミネラルが豊富な玄米、パスタなら全粒粉のものがおすすめです。トマトやほうれん草など、野菜を使ったソースだとなおいいです。ちなみにトマトは上質のオイルと一緒に摂ることで栄養の吸収も高まります。食材によっては加熱した方が効果的な物もあるのでうまく織り交ぜて活用したいですね。

トライアルを終えてみて
スタミナが足りないと思ったときは、どうしてもローフードでないないものを食べていました。3週間では、正直、ローフードとトレーニングを噛み合わせるところに行きつくのは難しかったですね。

でも、身体の軽さを感じる瞬間は、確かにありました。炭水化物をガッツリお腹に入れるとすごく重いじゃないですか。トレーニングの後、一度、中華屋で刀削麺を食べたんですよ。そうしたら、重たい状態がずっと続いたんです。胃が疲れるってこういうことか、と。こんなに違うんだって感じましたね。ローフードは消化が早いから、お腹が空いてしまうんだけど、適切に空腹を補えさえすれば、常に軽い状態でいられる。

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トライアルが終わってからも、食生活のコントロールを意識的にするようになりました。ちょっと胃が重いな、身体が疲れているな、というときはサラダやリンゴとかフルーツにしてみたり。そういう食事を挟むと、リセットしやすいと分かってきました。もともと運動しているから、身体の声を聞こうとする努力はしていたんですけど、今回の経験によって、声を聞いたときの対処法がひとつ増えたって感じ。

トレイルランニングを始めて、生活がガラッと変わったんですよ。それといっしょで、ローフードも、いいと思ったらとりあえず試してみる。で、自分に合うか、合わないか判断すればいいんじゃないですかね。今の自分に必要じゃないと思ったらやめればいいし、やめるにしても、全部ダメってことじゃなくて、いいものは取り入れて前に進んでいく。そうすることで、自分なりのやり方が見つかると思いますね。

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AIさんからの総括:
小松さんのように毎日ワークアウトをされる方は、より多くのエネルギーを消費しています。そのエネルギーをしっかりと補い、次のステージ(目標)へ進む為にもしっかりと酵素をカラダの中に摂りいれることはとても重要だと言えます。ローフードというツールをトレーニングの中に組み込み、自分にあったフードプランニングをする事もお勧めです。

 
 
 
 
小松俊之(こまつ・としゆき)
千代田区岩本町にあるカフェ「OnEdrop cafe.」代表。 お店ではイベント、ワークショップ、ライブ、展示等を幅広いジャンルで開催。ランニングに関しては、トップ選手を招いてのトークショーや、実際にお客様と一緒に走るランイベントなども開催している。
OnEdrop cafe. facebookページ

監修者: AI
2003年、オーストラリア滞在中にヨガと出会う。ヨガをより深く学ぶためリストラティブヨガ、マタニティヨガ、タイヨガボディワークなど、様々な資格を取得。現在はブランドPRのかたわら、すべてのスポーツとリンクするヨガをたくさんの人に楽しんでほしいという思いから、「C-Flow」での週末クラス、プライベートレッスンを担当。ドテラ・アカデミーディプロマを取得、JLBA認定ローフードマイスター、JSA認定トップ・スーパーフードマイスターとして、“ココロとカラダが健康に生きるライフスタイル” をテーマに幅広く活動中。onyourmarkでは、様々なワークショップやレッスンをレポートする連載や、ヨガのコンテンツを中心にライター、ブロガーとして参加。