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村上春樹の小説から引用すると「マラソンは走る競技であって、歩く競技ではない」であり、だから自分の日常トレーニングでは、信号で止まることのない10kmのランニングコースをいつも探していて、最近のお気に入りは多摩川(和泉多摩川〜二子多摩川)コース。もともと多摩川の左岸は、羽村から羽田までのおよそ50kmをウオーキング、ランニングコースとして整備されている。「同じ波は二度とこない」という環境下で生きるサーファーにとって、公園をグルグルと周回するなんてすぐに飽きてしまう。例えば10kmを駒沢公園で走るなら5週、皇居なら2週。僕は極度に飽きっぽい性格で、一度でも同じ風景が重なると続けるモチベーションが低下してしまう。トレイルランニングでは美しい森林や風景がモチベーションとなるように、多摩川ランニングにも面白いポイントがいくつかある。その一つ目は「人」__たくさんのランナー、サイクリストやウォーキングの恋人達、さらにはラクロス、フットサル、ゴルフ、テニス、ベースボールなどスポーツを楽しむ「人」の表情を見ながら走ることができる。これはやる気がでる。二つ目は「風」が絶えず吹いていて、三つ目は「眺望」__遠くまでよく見渡せること。走ってきた対岸のコースを横目に自分を誇り、最後は自分の帰る場所に向けて脚を前に出すことができる。河の左岸/右岸を上手く活用すると、楽しくて10kmはあっという間に終結してしまうのだ。

「帰る場所」とは、2012年にプロデュースしたBLUE多摩川アウトドアフィットネスクラブ。クラブにはロッカー/シャワー/コインパーキング/ベジカレーのカフェもあるので、多摩川ランニングの拠点にするには最高の環境。ぜひ活用してみてください。

www.blue-tamagawa.jp