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スペインからの帰国後はあまりにバタバタしていて、ブログ更新が遅れましてすいません。続きのブログもこのトリップの一番の目的であるTransvulcaniaの記事からスタートです!

※編集部注:
タクさんは、5月11日に開催された、スペイン領カナリア諸島で開催されるトレイルランニング・レースTransvulcaniaに参戦しました。83.3km、累積高度8,525mD+のこのレースのレポートからonyourmarkに転載が開始です。

これ以前の記事はTAKUさんのblog「Sky High Mountain Productions」をご参照ください

スペインのトレドの街を観光してからは、翌日よりマドリッドからイベリア航空でカナリア諸島のLa Palma(ラ・パルマ)島へ移動。約二時間のフライトだったが、偶然、隣の席に座っているアメリカン・ファミリーがUnbreakableで一躍有名になったJB Bennaだと知り、色々なUSAトレイルランニング事情やランナー達の相関図を聞き出し、テンション上げ上げであっという間に現地に到着した(笑)

ラ・パルマ空港の到着ゲートはご覧の通りのTransvulcania一色で、島を挙げての一年に一度のBIGイベントのような感じ。ご存知昨年のハセツネでトップだったUSAのMountain Hard WearアスリートDakota Jonesが2012年のTransvulcaniaの覇者だが、今年はアラスカへのトリップのため休場。この2013年はもちろんスペインの王者Kilian Jornetが狙っている。

今回の宿泊先は、レースのスタート地点まで朝一で送迎バスが有るということで、空港からほど近いLos Guinchsという海沿いのリゾートエリアのコンドミニアム。Wifiの入りはイマイチだったが、とてもcleanで快適な広い部屋だった。夜は近くを散歩して、HOT SPARのコンビニで買い物などをしてから、お隣テネリフェ島のローカルビールDORADAを飲みながらスペイン料理を堪能。

翌日はレース受付ということで、コンドミニアムからバスに乗り、Santa Cruz De La Palmaという島一番大きな町に戻り、レースのゴールでもあり、前日の受付会場でもあるLos Llanos De Aridane行きのバスに乗り換えて移動。山越えありのバス移動で、翌日はこの標高差を自力で走ると思うとワクワクしながらも徐々に緊張感が高まっていく。

Los Llanos De Aridaneの町もTransuvulcania一色でかなりモチベーションUP!英語は通じずとも、事前に大会HPでエントリーや日帰り傷害保険等も済ませておいたので、比較的スムースにいった。

町のバス停から見た、後半ずっと走り降りて来る予定の山の稜線。この時は、気持ち良さそうに見えるセクションが翌日のレースで自分を苦しめることになろうとは・・・

レース受付も済んだので、一旦、コンドミニアムに戻り、夕ご飯前に明日のレース準備ということで、海周辺をランニング。海も火山島ということで、ビーチが黒い砂に黒光りした石が多い。

夜ご飯はカーボローディングということで、パスタにチーズはあんまり食べ過ぎるといけないのでpizzaを少々。

翌朝というか、翌日は夜中の2時に起床して、Los Guinchosをバスで3時出発という、レース特有のキツいスケジューリング(泣)毎度の事ながら、この朝早い起床が一番シンドイんだよなー。地図でエイドの確認や写真のようなレースデータをもう一度頭に叩き入れて、準備をしてから、早めに就寝・・・

それにしても、あらためてレースデータ見るとやはりキツいっすね(笑)海抜0mからスタートして、一気に2,426mまで登りきり、全長83.3kmの距離の中で、8.525mもの累積標高が待っているという過酷な内容。