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健康な生活を送る上で大切とは分かっていても、仕事や遊びのしわ寄せで一番に削られてしまう睡眠時間。皆さんは、質の高い、十分な睡眠時間を確保できているでしょうか。
先頃、「睡眠時間に関するアンケート」が発表され、睡眠時間が不足していると感じている人ほど、就寝時間が遅い傾向が明らかになりました。(宅ファイル便プレミアム会員の中から男性351名、女性286名の計637名を対象に実施。30代以下が256名、40代252名、50代以上129名が回答)

まず、最も多い就寝時間帯を聞いたところ、24時台の31.6%が1位。次いで23時台で23.4%、25時台で20.1%と、ほぼ24時台を中心にバラける形となりました。
30代以下では、25時以降の割合が35.6%とやや高く、就寝時間が遅い傾向が出ています。最も多い起床時間帯は、1位6時~6時29分が22.3%、次いで6時より前の21.8%、6時30分~59分までの19.3%となり、6割強の人が7時までに起床しているという結果になりました。

また、就寝時間帯別に睡眠時間の満足度を見たところ、睡眠時間が不足している(「不足している」と「かなり不足している」を合算)と感じている人の割合は、就寝時間が遅いほど増加傾向にあり、24時台では5割超、25時台では65.7%、26時以降にいたっては73.8%となっています。
「不足感」の伸びが最も大きかったのは、23時台から24時台にかけての22.2%で、アンケートの報告書では、睡眠時間の充足度を高めるためにも24時までに就寝するのが最適と締めくくられています。

質の高い睡眠を得るためには、睡眠サイクルを固定する(特に起床時間を同じにする)、毎日起きる時刻に日光を浴びる、日光を浴びた1時間以内に朝食を摂る、寝る30分〜2時間前から照明を暗くしてメラトニンの分泌を促すなどということが言われています。
いずれにしても、昼夜逆転するような生活を送るのではなく、夜は暗いうちに寝て、朝、明るい時間に起きるという当たり前の生活を送ることが大切なのではないでしょうか。

(文 onyourmark編集部)