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ひとの脳は本を読んだり、会話をしたりといった意識的な活動をしている時以外、例えばぼんやり物思いに耽っているような時にもしっかりと活動していて、しかも意識的な活動を行っている時の20倍ものエネルギーを消費しているということ、ご存知でしたか?

最近の脳研究において、このような脳のアイドリング状態はデフォルト・モードと呼ばれています。そして、この状態を担っている領域が、脳機能のイメージング技術によって明らかになってきたDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)。記憶や、将来の出来事への準備に関わっているといいます。また、アルツハイマー病、うつ病、自閉症、また統合失調症において、DMN と重なる領域に異常が見られることから、DMNの異常と病気の関係も示唆されているそうです。

 
最近の研究で、このDMNと瞑想の関係が明らかになってきました。
イェール大学のジャドソン・ブリューワー博士をリーダに行われた実験では、fMRIという脳の活動をビジュアルに確認できる装置を使い、10年以上の経験を積んだ瞑想者12人と瞑想初心者12人の脳の活動を調べました。
 
その結果、どんな瞑想方法を用いたかに関わらず、経験を積んだ瞑想者はDMNの活動が抑えられていることが明らかになったのです。
 
さらに、経験を積んだ瞑想者の場合、DMNがオンになると同時に、自己監視、認知制御に関わる部位が活動をはじめることがわかりました。
 
つまり、瞑想に馴染んだ人の脳では、デフォルト・モードに入っても(脳がアイドリング状態になっても)、同時にものごとに集中力するように働きかけているということ。これは新しい型のデフォルト・モードとも呼べる状態です。

瞑想がデフォルト・モードを適正に制御しているように見受けられることから、ブラウン大学のキャサリン・カー博士は 「瞑想者はネガティブな内的おしゃべりに迷い込むことはありません。瞑想は、うつ病のリスクでもある反復的なネガティブ思考からあなたを守ります」とコメントしています。


科学的にも明らかになるつつある”瞑想の効能”、これを試さない手はないですよね。
 
WebMDwildmindより/リサーチ 松田正臣)

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