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今年7年目を迎えた日本最大規模の自転車イベントサイクルモード。東京会場である幕張メッセでの展示は11月4日、5日、6日と3日間にわたって行われました(インテックス大阪での展示は11月12日、13日)。ここでは、今年の速報としてざっと駆け足でご紹介。
 
今年、何と言っても目立っていたのは、自転車用ナビゲーターやサイクルコンピューターのブース。各社、これまでに培った技術を自転車向けに応用するのがひとつのトレンドとして見えてきました。


パイオニア『ポタナビ「SGX-CN700」』はNTTドコモの通信モジュールを内蔵したサイクルナビゲーション。来春発売予定。


ユピテルでは見やすいMAPPLE地図データを採用した自転車専用のGPSナビ・ATLAS ASG-CM13を公開

株式会社ナビタイムジャパンは、自転車に特化したスマートフォン用ナビアプリ「自転車NAVITIME」に、走行ログ機能と、地点やルートのシェア機能を追加。
 

onyourmarkとして注目したのがパワーペダル。その特徴はペダリングの出力(ワット)や左右の脚力の違いをリアルタイムで可視化できること。ケイデンスメーターとして見ても、装着が簡単にできるなどの利点があります。

GARMINブースでは、ペダル内蔵型パワー計『Vector』を展示。片方で178gという軽さ。

「ポラール ルック ケオ パワー」は、ポラールとルックが共同開発したパワーメーター。来年夏発売予定。
 
トライアスロンブースが新設されたのも今年のトピックのひとつ。
競技人口の増加を感じさせます。


トラアスロンブースのみならず各メーカーのブースでもエアロタイプの展示が目立っていました。

 
自転車イベントを紹介する地域のブースも充実。ツール・ド・おきなわやセンチュリーランなど県内7大会を抱える沖縄県のブースはとりわけ大きく目立っていました。

7年目を迎え、自転車の楽しみ方が成熟してきていることを感じさせてくれたサイクルモード2011。試乗体験の様子やGARMINのペダル内蔵型パワー計『Vector』の使用感など詳報は追ってお届けします。

(文 松田正臣)