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たとえば鍵をどこに置いたか忘れてしまったり、部屋に入ったはいいけど何をしに来たのか忘れてしまったり、あるいは人の名前をど忘れしてしまったり……。
年配の方に多い話だと思いますがが、とはいえ他人事ではない方も多いでしょう。
今回紹介する記事では、88歳にして現役の食品会社社長であり、脳科学の財団を設立したデヴィッド・マードックさんが、脳を健康に保つための5つのポイントを紹介しています。

1)ビーツを食べる。

ある大学で、70歳以上の14人に、2日間にわたって、朝食に、約450mlのビーツ・ジュースを飲むグループと、通常の食事を摂るグループに分けて、脳の血流を調べる調査が行われました。その結果、ビーツ・ジュースを飲むと、前頭葉の血流が21%も増えることが分かったそうです。

2)ほうれん草、ケール、ブロッコリー、カリフラワーを食べる。

ハーバード大学医学部の研究員たちは、葉やアブラナ野菜を多く食べるベジタリアン女性が後年精神的にシャープでいることを発見したそうです。特にほうれん草やブロッコリーなど8種類以上の野菜を食べた被験者たちは、週3種類の野菜しか食べていなかった被験者たちより、認識テストの結果が良かったとのこと。

3)ベリー類を食べる。

ブルーベリー、イチゴ、ラズベリーなどには、老化による平衡性や記憶の劣化を逆行させるアントシアニンという成分があります。

4)魚も忘れずに。

本人は日に3食、魚かシーフードを食べているそうですが、週に最低1回は魚を食べている人は、アルツハイマーになる危険が半分以上減らせる、という研究結果があるそうです。また別の研究では、魚に含まれるオメガ-3脂肪酸が、脳細胞の受容体の機能をサポートするという報告もあるそうです。

5)フルーツジュース、野菜ジュースを飲む。

ある大学の調査によると、週3回以上、フルーツもしくは野菜ジュースを飲んだ人たちは75%以上も、週1度もしくはまったく飲まない人よりも、アルツハイマーに罹る確率が減るそうです。ジュースに含まれる抗酸化剤でもあるポリフェノールが脳組織の酸化を防ぐからだと、研究者は考えているとのこと。言うまでもなく、自分で絞ったフレッシュジュースはさらに栄養分も多いですよね。

脳を活性化させるには食事も大事なんですね。

HUFFINGTON POSTより/リサーチ 坂野晴彦)