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食の安全は、いまのわたしたちにとって大きな(あるいは最大の)関心事となっています。
今年の初めに出版された高城剛氏の著書『オーガニック革命』は、こうした状況を予知するかのように、”オーガニック”をキーワードにした新しい価値を訴えた書籍でした。
そして、高城氏がこの書籍を著すきっかけとなったのが、金融危機下のロンドンで体験したオーガニック・ムーブメント=”単なる健康食ブームではなく、 20世紀的資本主義からの解放を希求する「運動」”だったといいます。

そのムーブメントの中心にあったのが『デイルズフォード・オーガニック』。1970年代、イギリスのコッツウォルズ地方で、バンフォード卿夫妻が始めた広大な農場が原点だというこのオーガニックショップ&レストラン。“オーガニック農法でリアル・フード(本物の食材)を栽培し、自然にはぐくまれた美味しさを活かす方法で、生産し、調理する”という生産を起点とするスタイルは、まさにいま、わたしたちが求めているものではないでしょうか。

日本では2010年秋にカフェを併設した青山店がオープンし、”リアルフード”の伝統を伝えています。2011年からは一部の商品がオンラインショップで手に入るようになりました。

新しい価値のひとつとしての可能性を秘めた”オーガニック革命”。まずはいちばん身近な食から体験してみるのが良いかも知れません。

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5丁目51-8
ラ・ポルト青山 1F, 2F
La Porte Aoyama
5-51-8 Jingumae, Shibuya, Tokyo
TEL:03–3486–0080

レストラン予約専用ダイヤル Restaurant reservation
TEL:03–3486–0012

(文 松田正臣)