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トップ・アスリートの中には、練習の後、筋肉痛などを軽減して早く回復するために12~15℃程度の氷風呂に浸かる人がいます。ポーラ・ラドクリフのようなエリートランナーをはじめ、このクールダウン方法は定番だそう。さらに、冷たい風呂と温かい風呂に交互に浸かる人もいます。
 
まず激しいワークアウトをすると、筋繊維に小さな亀裂が生まれます。このダメージは筋細胞を刺激して筋力をアップするだけでなく、その後の筋肉痛にも関係しています。
 
そのため、氷風呂に入って、
 
・血管を収縮させて、組織を影響する乳酸のような老廃物を流す。
・代謝活動を低下させて、生理的プロセスをゆっくりにする。
・腫れと組織の破壊を軽減する。
 
などの効果を期待するのです。
 
さらに、温かい風呂と交互に入るのは、血流を上げて循環を良くすることで治癒速度を上げるためでしょう。
 
しかし、実際のところ科学的な裏付けはどうなのでしょう?
 
2008年に行われたある調査によれば、スプリントやタイム・トライアルなど短時間で最大限の力を出すような運動には効果があることを実証されています。

が、2007年の別の調査でははっきりとした効果は認められておらず、むしろ被験者によっては翌日以降の筋肉痛が増した、という報告もあったとのこと。

 
というわけで、アリでもナシでもない、という中途半端な結論となってしまいましたが、少なくとも今回の記事ではその危険性は謳っていないので、一度試してみる価値はあるかもしれませんね。
 
About.com Sports Medicineより/リサーチ 坂野晴彦)

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