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正しいヨガポーズ#07 側面を伸ばすポーズのウッティタ・シュヴァコナーサナの応用形ともいえるのがこちら、パリヴルッタ・パールシュヴァコナーサナ。脚、膝、足首を強化・ストレッチし、鼠蹊部を心地よく伸ばします。腹部の活性と消化機能の改善も望めるので、季節の変わり目で体調が優れないときこそ実践したいアーサナです。

ポーズのポイントは以下2点です。

・首はすくめず長いまま。肩があがらないよう僧坊筋はリラックス。
・ 重心は前足でなく、両足に均等に置かれていること。

これらを意識するだけでポーズの効果はぐっと高まります。
さっそく実践してみましょう。

・ アンジャネーヤーサナから、息を吐きながら前足と反対側の手の脇を90度に曲げた前膝にかける。
・ 後ろ足の腿を天井の方へ押し上げ、かかとは後方を力強くプッシュ。
・ ビギナーは後ろ足の膝を床についたままでもかまいません。
・ 前足と後ろ足のかかとは常に一直線上にあるように。
・ 目線は天井方向へ。
・ 脚を入れ替え、反対側も同様に行う。

脇の下が膝にしっかりとかかっていること、前の膝は直角をキープしていることを意識しましょう。
このポーズ、座骨神経痛の緩和や便秘、腰痛の改善にも効果があります。

NGポーズ:
前足の膝は直角になっているように。膝頭が足首より前に出ないように。
肩があがらないように注意。首は常に背中の延長線上にまっすぐ伸びていること。
後ろのかかとで後方をしっかりとプッシュし、膝をのばす。

kazuya/柳本和也
Udaya yoga studio 主宰、suria アンバサダー。ライフワークであるサーフィンを通じて、バリ島にてヨガと出合う。帰国後、アシュタンガヨガの権威であるケン・ハラクマ氏に師事。2010年、インド・ゴアにてRolf & marciに師事。都内および神奈川県を中心にレッスンを行い、各種イベントやワークショップにも積極的に参加している。
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【ヨガをはじめよう アーカイヴ】
#01 太陽礼拝 A / B
#02 体幹補強
#03 内臓活性

【正しいヨガポーズ アーカイヴ】
#01 椅子のポーズ(ウトゥカタアーサナ)
#02 四肢で支える杖のポーズ(チャトランガ・ダンダアーサナ)
#03 上向きの犬のポーズ(ウルドゥヴァ・ムカ・シュヴァナーサナ)
#04 下向きの犬のポーズ(アド・ムカ・シュヴァナーサナ)
#05 伸ばした三角のポーズ(ウッティタ・トリコナーサナ)
#06 ねじった三角のポーズ(パリヴルッタ・トリコナーサナ)
#07 側面を伸ばすポーズ
#08 フロント・ランジ
#09 三日月のポーズ(アンジャネーヤーサナ)

(撮影 渡邊英守/文 倉石綾子)