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TIMEのロードバイク/Raphaのサイクルベストとサコッシュ/キャップ/CAMELBAKのボトル/補給食/携帯電話/財布/GARMINのサイクルコンピューター/ANTAREXのフラッシュライト/MOONのフロントライト/CO2ボンベとアダプター/LEZYNEのコンパクトツール/タイヤレバー/チューブ/ARUNDELのサドルバッグ

「盆栽自転車店」店主の、ツーリングの必需品

シャツ&ボウタイという小粋な装いの店主がいて、おいしいエスプレッソが飲めてしまう…なんとも自転車屋らしからぬスタイルのロードバイク専門店「盆栽自転車店」。今回はその店主、吉田秀夫さんのカバンの中身をご紹介。いや、カバンの中身というより、ポケットの中身といった方が正しいかも。

「これは、休日にツーリングに行くときの携帯品一式です。家を出て逗子のあたりまで行き、折り返してくる約120kmのコースが最近の定番で、純粋に行って帰ってくるだけなので、荷物もポケットとサドルバッグに入る分だけ。工具、補給食、財布と携帯、あとは途中で何か買ったときなんかに使うサコッシュバッグを畳んで持っておきます。自転車乗りの中でも荷物は少ないほうかもしれません。

自転車まわりのアイテムは、機能性よりも感性が通じ合えるかどうかが僕にとっては大事。“使い勝手”より、“使い心地”や“触り心地”が良いものを選びます。そしてやはりデザインもポイント。機能が優れているだけでは、ずっと使い続けたいとは思えないんですよね」

ミニマムなサドルバッグに、パンク修理グッズ一式を

「自転車のシルエットを邪魔するような余計なものは付けたくないので、サドルバッグも小さいものを。このARUNDELのサドルバッグは小型で、見た目を主張しないのがいい。小さいとはいえ、チューブ、工具、CO2ボンベ、タイヤレバーといったメンテナンスアイテム一式が収納できます。チューブは傷がつかないように袋に入れておきます。LEZYNEのコンパクトな工具は、街乗りしかしない人にもおすすめです」

こだわりの補給食と優秀ドリンクボトル

「よく珍しがられるのですが、ボトルの中身はお茶です。スポーツドリンクを入れていると、口の中や自転車がべたついてしまうのが嫌で。お茶だと、ボトルの劣化も少ない気がします。CAMELBAKのボトルはロックができるので漏れにくいし、素材が柔らかく、手でぎゅっと絞れるので飲みやすい。2時間ほど保冷ができるので夏も重宝します。ハニースティンガーのワッフルは、補給食とはいえ普通においしい。おやつ感覚で食べられます」

吉田秀夫(よしだ・ひでお)
老舗自転車店を経て「盆栽自転車店」(渋谷区・千駄ヶ谷)をオープン。
「TIME」や「SHIMANO」など国内外のブランドを取り扱う。カフェスペースでは、バリスタのナツキさん(吉田さんの奥様)がサーブするおいしいエスプレッソや軽食が楽しめる。
※紹介した吉田さんの持ち物は「盆栽自転車店」で購入可能。

【カバンの中身を見せてくださいアーカイヴ】
#001 野川かさね(写真家)
#002 岡部文彦(スタイリスト)

(撮影 鈴木泰之/文 間宮寧子)