トレイルランニングではランニング中に様々なダメージやトラブルがあります。その中でも地味ながらパファーマンスへの影響が大きいのが、股擦れやマメなどのスキントラブルです。
今日は、Run boys! Run girls!が今年の秋から入荷を開始した、スキントラブル対策の最新アイテムを2点紹介します。
実はこの2つのアイテム、両方ともRun boys! Run girls! のサポートアスリートでもある井原知一さん(TOMOさん)が関わっているんです。
人生で100マイル(160km)のトレイルレースを100本走ると掲げ、現在すでに52本を完走している、いわば100マイルレースのスペシャリストTOMOさんのお墨付きアイテムを是非チェックしてみてください。
TOMO’S PIT / テングバーム
まずはこちら。TOMOさん自ら開発に携わったスキンケアクリームが、この「テングバーム」です。TOMOさんの活動する高尾のシンボル、天狗をあしらったパッケージが独特の存在感を醸し出しています。
これまでトレイルランニングで足のマメや股擦れなどを防止する際に主に使われていたのは、ワセリンなどの油分が多いものでしたが、このテングバームはワセリンより保湿クリームに近いもので、以下のような特徴があります。
・すりむけを強力に防止
保護膜成分を配合したクリームが皮膚に保護膜を形成させて物理的な刺激を強力にブロック。長時間の繰り返し運動から皮膚を保護します。
・無臭でベタつきが少ない
ワセリンはどうしても油脂の持つベタベタ感が出てしまいますが、テングバームはクリーム状ですので、ベタつきが少なく匂いもありません。
・繰り返しの使用に適している
ワセリンなどの油脂状のものは汗で濡れた肌に定着しづらく、長時間のレースなどで汗をかいている体に塗り直すのには不向きでした。テングバームは肌に浸透するクリームですので、汗をかいていても塗り直しがしやすいという特徴があります。
ワセリン系とテングバームはそれぞれ特徴が異なるものですので、単純にどちらが優れている、という比較は難しいのですが、ワセリンで上記のような点に不満を持っていた方には、ぜひお試しください!
販売ページ:TOMO’S PIT / テングバーム
T8 / Commando
次に紹介するのはインナーショーツ。こちらは香港で開発されたのですが、TOMOさんが実際に使用してその効果に惚れ込み、自身が日本での販売代理店となって展開を始めたアイテムです。
長時間のトレイルレースでは、股擦れもパフォーマンスに影響を与える大きな要因となります。僕個人も大体ロングレース後はひどい股ズレができていたのですが、中々股擦れの出来にくいショーツを見つけられずにいました。が、この T8 / Commandoに出会って以降は、股ズレが全くできなくなりました。
T8 / Commando が開発された香港は、年間6ヶ月の平均気温が30℃、湿度は85%にもなる亜熱帯地域。その中で生まれたT8 / Commandoの特徴は、とにかく超軽量で速乾性に優れていることです。それにより下着が蒸れません。
また、肌へのあたりの少ない縫製と、股下が少し長めになっていることで、肌とウェアが直接擦れることがありません。
実際に履いてみると、ストッキングに近いような薄さで、インナーに汗がたまらず(その分ランパンにかなり汗がたまりました)、肌と下着のスレが生まれにくく感じました。
ちなみにこのT8、開発に際しては実際にウルトラトレイルランナーたちがテストを繰り返し、立ち上げから3年の月日をかけて製品化されたとのこと。
ウルトラランナーがこだわって作り、ウルトラランナーが惚れ込んで販売しているインナーショーツ。こちらも股擦れに悩んでいる方にはぜひお試しいただきたいアイテムです!
販売ページ:T8 / Commando
最新情報
10/25
「LTR(Learn to Run)」2019年第3回
ランニングを実践形式で学ぶ「LTR(Learn to Run)」の第3回。
今回のテーマは「効率よく走るために、地面からの反発を推進力に変えよう!」
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