(イラスト 鈴木暢男 / 文 黒澤祐美 / 協力 エニタイムフィットネス

今の時代フィットネスクラブに求められるのは、健康な身体作りだけではない。「誰もが健康的に暮らせる、心豊かな社会の実現」のためにエニタイムフィットネスが行うソーシャルアクションとは。

 
エニタイムは身体を鍛えるだけにあらず

“Get to a Healthier Place!(G2HP)”。全世界に共通するエニタイムフィットネスの企業理念である。代表である土屋敦之氏はこれを“誰もが健康的に暮らせる、心豊かな社会の実現”と解釈し、日本独自のスローガンとして宣言。実現のためにさまざまな形でソーシャルアクションを起こしている。

具体的な施策として挙げられるのは、世界的な障がい者スポーツ団体の日本法人であるスペシャルオリンピックス日本(SON)へのサポート、高校生の施設利用を無料で支援するハイスクールパスの導入、中古マシンを島の人々に届ける『ヘルシア アイランド プロジェクト』、その他チャリティ運動への参加など。

いずれも言葉で説明するのは簡単だが、それぞれのプロジェクトが実現に至る経緯、裏に隠されたメッセージを読み解くとエニタイムフィットネスが考える本来の狙いが見えてくる。

ジムで運動することが、地域の防犯・防災面でも役に立つ?!

たとえば、現在全国で5,000人の利用者があるという『ハイスクールパス』。親権者がエニタイムメンバーであることが条件ではあるが、高校生が無料でジムを利用できるということは、これまで体育でしか身体を動かす機会がなかった運動部以外の生徒の運動習慣が確立され、先述した3%のフィットネス参加率を10%に引き上げるという目標に直接的に繋がることになる。

それだけではない。地域に根付いた店舗に足を運ぶことで顔見知りが増え、防犯・防災面でも役に立つ。わけあって学校に行けなくなってしまった子が、自分の心と身体と向き合う場所として利用できる可能性もある。

運動をする人としない人を地域という単位で繋ぐ

そして、この春から夏にかけてまさに実現されようとしている『ヘルシア アイランド プロジェクト』。セーリングのナショナルチームを支援している沖縄県座間味村は、毎年日本、フランス、スペインの3カ国合同強化合宿が行われているマリンスポーツの聖地。そこへエニタイムのマシンが導入されることで、選手たちのトレーニングの質の向上、他のスポーツ合宿の誘致、観光客へのアプローチと地方創生のキーファクターとなる。

こうした社会活動を通じて、運動をする人としない人を地域という単位で繋いでいるのがエニタイムである。ただ健康な身体作りのためといった在り方ではなく、これからも健全な社会を実現するための一助となっていくことだろう。

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マシン寄贈により地域活性を見越した『ヘルシア アイランド プロジェクト』

店舗リニューアル時に発生する入れ替えマシンを、離島や過疎地に寄贈するプロジェクト。第1弾の寄贈先は沖縄県座間味村。座間味ではオフシーズンの観光誘致が課題であったが、マシンが導入されて島のトレーニング環境が整うことでスポーツチームの合宿を誘致しやすくなり、地方創生にも繋がると考えられている。さらには島民の健康維持や増進、QOLの向上にも役立つ。

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知的障がい者に運動の場の提供を。『スペシャルオリンピックス日本(SON)』の支援

SONとは、知的障がいのある人たちにさまざまなスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を提供する国際的なスポーツ組織。イベントや競技会へボランティア参加するほか、ジムをSONアスリートのトレーニング場として提供する「ユニファイドトレーニング」を実施。これまでスポーツをする機会さえ巡ってこなかった人々に、チャンスの場を提供している。

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高校生が無料でジムを利用できる『ハイスクールパス』

たとえ学校にトレーニング設備があっても、部活動にはない種目に取り組む選手や運動部以外の生徒は利用できないのが現状だ。こうした高校生をサポートすべく誕生したのが、無料でジムを利用できるこのサービス。筋力向上といった身体的な影響に限らず、親と一緒に運動することで会話が生まれる、トレーニングを通して自分と向き合う時間が作れるといったメリットも。

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積極的に社会と繋がるために。支援団体や地域での『チャリティ活動』

エニタイムが支援する団体や所属する地域のイベントで定期的に開催しているのが、チャリティ・スクワット。ルールはシンプルで、「あなたのスクワット回数×10円を寄付します」というもの。エニタイムでは他にも、災害時に飲料や食品を無償提供できる自動販売機(ライフラインベンダー)の導入や、公益財団法人「がんの子どもを守る会」への協賛なども行っている。

anytimefitness.co.jp/

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