編集部が実際に体験したものだけをリポートするmark gear by onyourmark。編集部員ホンネのインプレッションをお伝えします。今回はBang & Olufsenの新作ワイヤレスイヤホンをピックアップ。

スタイリッシュなデザインと高い音質で多くの人を魅了するデンマーク発のオーディオ・ビジュアルブランドBang & Olufsen

高級感溢れるブランドイメージが強いBang & Olufsenから新たに発売されたスポーツタイプの完全ワイヤレスイヤホンとは?

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美しさはそのままに、アクティブに動きたい。

2019年2月に発売された完全ワイヤレスイヤフォン《Beoplay E8 2.0》の都会的で洗練されたデザインを引き継ぎながら、アクティブなライフスタイルでも安定して楽しめるようになった最新作《Beoplay E8 Motion》。

今回、新たにシリコン製のフィンが取り付けられるようになり、耳孔(じこう)にフィットさせることで落ちにくい設計になっている。

また、イヤーチップも各サイズが付属されているので自分の耳の形にしっかりと合わせることができ、快適さはもちろん音質も保たれている。防塵防滴機能を備えているので汗やホコリに強く、これからの蒸し暑い季節にはタウンでも大活躍しそうだ。

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「日々たくさん触れる部分にこそ、いいものを使う」Bang & Olufsenの哲学と技術が詰まったイヤホン

イヤーケースを充電しておけば、最長で16時間再生が可能。収納している間に充電できてしまうので、いちいちコンセントに繋ぐ必要がないのはありがたい。

ビジュアルはもちろん、素材にも徹底的なこだわりを見せるのはスカンジナビアンデザインならではのこと。イヤーケースの表面には上質なレザーを用いて品の良さを見せつつ、内側にはアルマイト加工を施しているので耐久性にも優れている。

思わず撫でてしまうほどの気持ち良さの裏側には「日々たくさん触れる部分にこそ、いいものを使う」というものづくりの哲学、バウハウスの機能主義から影響を受けた歴史あるブランドならではのこだわりが垣間見える。

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気になる音質、装着感は

イヤホンにおいてもっとも重要なのは音質だ。Bang & Olufsenでは専属のサウンドマイスターという熟練の技師が全ての機器を丹念に調律し、質のいい音を作り出しているという。完全ワイヤレスになっても、その音質へのこだわりは貫かれていた。

初期状態では思いのほか全体的に音が軽い印象を受け、ドラムやベースラインなどの重低音が好きな身としては少々物足りなさを感じた。しかし、これはあくまでデフォルトでの音。専用アプリでイコライザーを調整して聴いてみると、低音はもちろん、女性ヴォーカルやキーの高い男性の歌声を丁寧に拾ってくれることに気がつく。高低の偏りが少なく、より繊細な音を楽しむことができるのは間違いない。

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ローンチイベントでは、ダンサーとスケートボーダーが実際に装着しながら激しく動いたが、イヤホンは全くズレることがなかった。

実際に装着して走り始めると、まずその自由度に驚かされる。コードに制限されることなく、身体を動かしたいように動かすことができるのは完全ワイヤレスならではのこと。また、通常のイヤホンであればコードが何かに触れると伝わってくる「ボボ、ボボ」というノイズが全くしないので、より音楽に集中できる。

つけ心地も、イヤーピースだけに頼らずフィンが支えてくれるのでかなり安定感が高い。個人差がある耳孔の形だが、自分の形に合わせてカスタマイズできるというのは非常に心強い。きちんとフィットさせれば動き回っても落ちることも、音漏れすることもない。

まるでイヤホンが身体の一部になったかのように感じられ、音楽がダイレクトに身体に入ってくるという新たな感覚。身体を動かすことと音楽を聴くこととの境目がなくなることで、楽しみ方の幅も広がりそうだ。

日常をアップデートしてくれる強い味方

多くの人が日常的にスポーツやフィットネスに取り組むようになった昨今、スポーツシーンにおいても音楽の重要さが増している。シューズやウェアと同じく、イヤホンもまた、スポーツのパフォーマンスや気分を盛り上げてくれる大事なツールの一つだ。

これまでイヤホンを着けていてはできないと思っていたスポーツも、ワイヤレスイヤホンの導入で音楽が聴けるようになるかもしれない。質の高いワイヤレスイヤホンが、私たちの日常を、そしてスポーツシーンをもっと自由に、もっとアクティブなものにしてくれるはずだ。

BANG&OLUFSEN Beoplay E8 Motion製品ページ

(写真 小俣雄風太 文 池田太朗)