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(監修 石川三知(Office LAC-U 代表、スポーツ栄養アドバイザー)/イラスト 越井隆/文 黒澤祐美)

基礎が固まったところで、エルゴジェニックエイドを活用する。

回復に最も重要なのがトレーニング直後の栄養摂取である。

「運動直後は、炭水化物3:タンパク質1の比率で配合されているリカバリー系プロテインを《体重×0.7g》摂ります。トレーニングが夜遅く、すぐに寝る場合は、直後の補給をした後に消化器をいたわるスープやバナナなどを食べて休むこと。消化吸収に時間がかかると、睡眠中も胃腸は働き続け、睡眠の質を下げます」

対して、活性酸素による酸化から細胞膜を守るアスタキサンチンやコエンザイムQ10は、運動前の摂取が基本。

特にコエンザイムQ10は吸収に時間が必要なため、トレーニング前日からの摂取がおすすめ。

吸収を高めるという食事のタイミングで摂取しよう。

監修: 石川三知
Office LAC-U 代表、スポーツ栄養アドバイザー。山梨学院大学スポーツ科学部非常勤講師。日本オリンピック協会強化スタッフを歴任し、フィギュアスケートの高橋大輔選手、競泳の渡部香生子選手などオリンピック選手をはじめとするアスリートの栄養をサポートする。栄養に関する著書も多数。

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