未来の身体を左右する「回復力」を高める食事とは

倒れこむような高強度のトレーニングをしたければ、それだけの負荷に対応できる身体を作っておかなければならない。ダメージを受けた身体をしっかりと回復させることで、今の自分の限界を超えたパフォーマンスを発揮できるためだ。その回復の鍵を握るのが、食である。リカバリーという観点から、食の本質を探る。

(監修 石川三知(Office LAC-U 代表、スポーツ栄養アドバイザー)/イラスト 越井隆/文 黒澤祐美)

身体能力を引き上げるといわれる食事法やスーパーフードは、数多く世に出回っている。

しかし、その“知恵”を活かせるか活かせないかは「基本的な考え方をどれだけ理解しているか」で決まるという。

基礎をクオリティ高く実行し、いつでも能力を発揮できるよう日頃から準備をしているのがプロのアスリートである。

「本気で未来に向かっている人ほど、手洗いうがいをし、1日3食よく噛みながら食
べ、ぐっすり眠っています。土台が固まっている人ほど、高負荷のトレーニングに対応でき、エルゴジェニックエイドとしての栄養摂取をした時の反応もいいのです」

回復という点においても、1日3食をきちんと食べると血中のアミノ酸濃度の高さをはじめ、その他の栄養素も整うため、ハードなトレーニングを終えたあともスムーズに筋肉の修復体制に入ることができる。

とはいえ、深夜まで深酒して高カロリーの食事をとり、それで3食というのは無意味。望む結果を得るには質の高さが重要である。

監修: 石川三知
Office LAC-U 代表、スポーツ栄養アドバイザー。山梨学院大学スポーツ科学部非常勤講師。日本オリンピック協会強化スタッフを歴任し、フィギュアスケートの高橋大輔選手、競泳の渡部香生子選手などオリンピック選手をはじめとするアスリートの栄養をサポートする。栄養に関する著書も多数。

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