東京マラソンも目前。本番まで1週間を切ってしまえば、できる練習なんてもうなかなかありません。あとはもう神頼み! ……というわけで、俊足にして話題の神様「いだてん」様に詣でてきました。

まだマラソンデビューも果たしてない私は、すっかりランナーを気取っているわけでありまして、NHK大河ドラマ「いだてん」を観ては毎週涙する日曜日を過ごしております。オリンピックの機会に初めてマラソンを知り、異国の地へ未知の道のりを進む姿に、僭越ながら自身のマラソン初挑戦を重ねたりなどもしつつ……。

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「韋駄天」は足の速い神様だ、と国語の教科書で習ったことは覚えているけれど、だったらその御利益にあずかれないだろうか、と訪れたのは人形町。そう、まさに東京マラソンのコース至近におわす、韋駄天様に会いに行って来たのでした。

大観音寺で俊足の神に会う

人形町通りから少し奥まったところにある大観音寺。その名の通り、鉄造大観音(の頭部)が御本尊のお寺ですが、境内にひっそりと座す韋駄天様を目指して、東京のランナーには広く知られたお寺なのだそう。

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静かな佇まいながら意志に満ちた眼差しと、がっしりとした両足で韋駄天様はいらっしゃいました。俗説ではあるとのことですが、仏陀の骨を盗んで逃げた捷疾鬼(この鬼も足が速そうな名前だ……)を、韋駄天が走って追いかけ取り戻したということから俊足の代名詞になったそう。

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さらには、「ごちそう」も御馳走と書き、仏陀のために食べ物を求めて走り回った韋駄天に由来するとか。なんとまぁ、神話の中から『EAT&RUN』だったわけです。食べることと走ることは、やっぱり人間の本質なのだと思わされます。

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マラソンランナーのメッカ、大観音寺

売店のスタッフさんに少し話をうかがうと、ランナーの方々の参拝がやはり多いのだそう。中には、走る格好をして、ランニングの道すがらに立ち寄るグループもあるとか。女性のスタッフさんは「私も東京マラソンを走りたい! もう8回も落選が続いていて」とご自身もランナーでいらっしゃいました。

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↑韋駄天手ぬぐいを購入

大観音寺は東京マラソンのコースからも至近。この週末、東京を走られる方はレース前にお参りするのも、御利益があるかもしれません。何より私自身、無事の完走を祈念して参りました。後半、30kmすぎにこの近くを通るとき、力をくれるはずです。

いよいよ本番、あとは楽しむだけです!

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↑ちょっとはランナーぽくなれたでしょうか……

(本番へつづく)

(第3回)避けられなかったヒザの痛み フォーム変更が奏功?

(第2回)自分を知ることがマラソン完走への近道!? 走りを計測してもらった

(第1回)マラソン初心者、東京でのデビュー決まる