(監修 山田知生 / イラスト 藤井友子 / 文 倉石綾子)

日本人の成人は1日平均7時間座っているというリサーチ結果があるが、この数字は世界一。

人間の身体は本来、動くようにプログラムされており、3時間以上座っていると記憶力や注意力が低下する。

そもそも臀部には下半身を支える大きな筋肉が備わっているのだが、この筋力が低下すると血流が滞って疲労物質がたまり疲労感が強くなるばかりか、代謝機能やホルモン分泌機能が低下し、むくみや倦怠感、関節痛などを引き起こす。

さらには心臓病や高血圧、心筋梗塞といった生活習慣病の元となり死亡リスクを引き上げるとか。

1日の座位時間が4時間未満の人に比べ、8~11時間の人は死亡リスクが15%、11時間以上は40%増加することがわかっている。

出典:Van der Ploeg HP,Chey T,Korda RJ, et al.Sitting time and all-cause mortality risk in 222,497 Austrarian adults. Arch Intern Med 2012;172:494-500.

監修:山田知生
スタンフォード大学スポーツ医局アソシエイトディレクター兼アスレチックトレーナー。プロスキーヤーとして活動した後に渡米、スポーツ医学とスポーツマネジメントの修士号を取得。同大の男女水泳、野球、男子バスケチームなどを担当する。臨床経験15年以上。

※2018/11/28発売mark10『RECOVERY FOR TOMORROW 明日のために本当の休息』転載記事

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