フォーム改善がヒザ痛軽減のヒントに

1回のランで5kmも走らない日々。時期はマラソンハイシーズンということで、いつものランニングコースにもランナーが日に日に増えていきます。みんながみんな僕を追い越していくけれども、ここは焦ってはならぬ、と腰を据えて痛みの出ないゆっくりペースをキープ。

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なんとか痛みなく走れるようになってきた2月。東京マラソン本番が近づいてきたのもあり、15kmランに挑戦してみました。でも膝が痛くならないようゆっくり慎重に。ランをアテンドしてくれたASICSの泊さんがひとり遅い僕を気遣ってくれて、膝の痛みが出にくい走り方をアドバイスしてくれました。

・上半身を起こして、胸を張るようにする
・骨盤も地面に垂直に立てるイメージで

今まで意識していなかったランニングフォームを変えると、ヒザではなくお尻が痛い! けれどヒザはいつものような違和感がなく、不思議な気分。上体を起こすことで脚をお尻の筋肉で運ぶようになり、着地の衝撃も大きな筋肉で受けられるようになったよう。ヒザへの負担が減った分、普段使わないお尻の筋肉が悲鳴を上げているけれど、走行不能に直結する腸脛靭帯の痛みと比べれば、これは福音のような走り続けられる痛み。何より、本番までまだ少し慣れる時間がある。

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ちょっとフォームを意識するだけで、こんなにも体の他の部分に影響するなんて。ランニングを始めて良かったことの一つが、自分の体の知らない側面に多く触れられたこと。シューズしか介さないシンプルなスポーツだからこそ、こんなにも体と向き合うことができるのだと改めて感じさせられました。

東京マラソンまではあと1週間。なんとか、キロ6:00を切るペースで走れるようになってきました。あとはもう、神のみぞ知る……ということで神頼みにある場所を訪れたのでした。

(第4回)自分を知ることがマラソン完走への近道!? 走りを計測してもらった

(文/小俣雄風太 写真/ASICS JAPAN)

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