「とらや」と言えば、手土産の筆頭格として老若男女に愛される和菓子店。その歴史は長く、創業は室町時代の後期。約5世紀にわたって「とらや」は営まれてきており、1980年にはパリへの海外出店を果たしたり、“あん”のお菓子を自由かつ新しいコンセプトで提供する「TORAYA CAFÉ」などをオープンしたりしています。

そして、去る7月に2021年までの期間限定のショップとして「TORAYA AOYAMA」がオープンしました。なぜ青山の地域に出店したのでしょうか?

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「とらや」が注目したのは、なんとスポーツ。ご存知の通り、2020年夏に東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、その中心地となるのは新国立競技場を中心とした青山・外苑エリアです。さらに、外苑エリアはランニングをだけでなく、野球やラグビーなどスポーツ愛好者が多い場所。その一角に、新コンセプトとしてスポーツを掲げた「TORAYA AOYAMA」をオープンすることになったそうです。ではなぜ、「とらや」がスポーツなのか? onyourmark編集部が「とらや」広報課の早瀬寛太さん「TORAYA AOYAMA」店長の菅野千恵子さんにお話をお伺いしてきました。

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-なぜ、「とらや」がスポーツなんでしょう?

「『とらや』は、進物としてお使いいただくことが多いのですが、そのイメージは少し堅い。既存の『とらや』はやはり敷居が高いと感じる方もいらっしゃるため、20代や30代といった若い方にも気軽に知っていただき、来店しやすい店舗を作りたかったのが1つ。さらに、ランニングや登山、自転車など、スポーツシーンで競技中にようかんを召し上がる方が多いことも、理由の1つです(早瀬さん)」

-「とらや」のようかんは、スポーツに適している?
「ようかんは小豆、砂糖、寒天など植物性の素材を原材料にしています。糖質が多く含まれていますが、大部分は低分子の少糖類のショ糖(砂糖)のため、消化吸収がよく、エネルギー補給はもちろん身体を整えるのに最適です。小倉羊羹『夜の梅』は北海道十勝産の小豆、長野県や岐阜県で作られた天然の糸寒天、そして純度の高い白双糖(しろざらとう)を使用しています。だからこそ、ほどよい甘さと硬さ、そして後味がよい。携帯にも便利で開封しやすいので、スポーツの合間で疲れている時にも、無理せず手軽に召し上がって頂けます(早瀬さん)」

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– 内装もカジュアルな感じがします。
「スポーツをした後のお客様が、スポーツウエアを着たままでも気軽にお越しいただけるように工夫しています。実際に、ランニングウエアやテニスウエアで運動の後にお越しいただく方もいます。喫茶スペースもあり、『TORAYA AOYAMA』限定のメニューも用意しています(菅野さん)」

-スポーツのイベントもされているとか?
「毎週月曜の朝に、『TORAYA AOYAMA』店内でヨガ教室を開催しています。先着10名のイベントでヨガの先生をお招きして、ヨガをした後にはようかんと小豆茶を召し上がっていただけます。現在はオフィスワーカーや近隣にお住いの方が通ってくれています。ヨガは定期開催していきますし、今後は他のスポーツでも『TORAYA AOYAMA』でイベントを実施していきたいなと考えています(菅野さん)」

TORAYA AOYAMA

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住所:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
TEL:03-6721-0725
FAX:050-7544-6108
営業時間:10:00〜19:00(平日・土曜) ※喫茶のラストオーダーは18:45
休業日:日曜
HP:TORAYA AOYAMA