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(写真 飯坂大 / 文 礒村真介 / 協力 MOUNTAIN HARDWEAR

バナナ1本分程度の運動消費カロリーで、里山や公園のトレイルをフリー&イージーに楽しむ、トレランの新スタイル「#onebananatrail」。短時間かつカジュアルなトレイルランニングを楽しむのは、BEAMSでEC部門を担当しながら、BEAMS RUN CLUB リーダーとしての顔を持つ牧野英明さん。彼にとっての「#onebananatrail」とは?

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セレクトショップのBEAMSに勤務する牧野英明さんは、ファッション業界のランニング好きのあいだではよく知られたランナーだ。社内で「BEAMS RUN CLUB」を立ち上げ、2018年の東京マラソンではサブスリーを達成。先日は「社内では牧野をおいて他にいないだろう」と、ビームスを代表してランニングアドバイザーの資格も取得した。ファッション業界人だからオシャレにユルく走っているのでは?との先入観を大きく裏切る、ガチのスピードランナーなのだ。

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「学生時代は陸上部で、トラック競技をやっていました。でも当時はそこまで打ち込めなくって、走ることよりもファッションの方が好きでした。昔はランニングウェアやギアの選択肢も少なく、どれもしっくりこなかったんですよね。卒業後はBEAMSに就職してファッションのプロフェッショナルを目指しました。それが今では半ば逆転していて、ファッションが本業になったら走ることがすごく楽しくなって、仕事にもつながっている。そう考えると面白いですよね」

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「最近は仕事帰りのジムでのトレッドミルが定番のトレーニングです。また、都内でのちょっとした距離であれば走って移動するようになりました。そのほうが速いし、健康的だし、いろいろと効率的でしょう?」

コーディネートにおいて大事にしていることは、思い立ったときにすぐ走りだせるかどうか。「いつでも10km走れるファッション」がワードローブの中心になっている。機能性があるのにそうは見せない服だったり、ストレッチ性のあるボトムスだったり。マウンテンハードウェアの「HXTコレクション」のショーツも普段着コーディネートの仲間入りだ。ランニング専用のウェアかどうかにはこだわらず、ランニングのエッセンスがにじみでる服であればOK。

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「昨今はファッションシーンでも、トレイルランニングのギアが注目されているんですよ。コレクションブランドがトレイルランシューズをコーディネートしたり、気鋭のデザイナーズブランドがトレイルランテイストのアイテムを取り入れていたり。そのことと直接の関係はありませんが、自分もランニング目線のモノ選びが基本になっています」

走ることを軸にした日常を送る、それが牧野さんのライフスタイルのブレない芯になっている。

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トレイルランニングに関しては2017年に初レースを経験したばかりで、これからちゃんと打ち込んでみたい、と語る牧野さん。

「2018年は、生まれ育った栃木県日光市で開催される『日光国立公園マウンテンランニング』に出る予定です。その他にも、今の住まいから近い『トレラン益子 2018』も検討中。平日は仕事、週末は子育てに追われているので、なかなかトレイルに行く機会が無いんですよね。だから、まずは実家や住まいから近い日帰りの大会に参加することでトレイルランを楽しみたいと思っています。やっぱりロードを長く走るより、トレイルを走るほうが楽しいですから」

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トレイルランというと標高が高く、遠いところまで行くイメージがあるかもしれないが、牧野さんはそこにはさほどこだわっていない。いずれは100マイル(160km)のトレイルレースを走り切って、100マイラーになりたいとのビジョンがあるけれど、直近のターゲットはトラックでの中距離走だという。

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「最近は大迫選手らが所属するオレゴンプロジェクトをはじめ、トップランナーの多くが未舗装路でのスピード系のトレーニングを積んでいますよね。そのトレンドにも大きく影響を受けていて、今日走った代々木公園のようなクロカンコースのランを積極的に取り入れていきたいと考えているんです。ロードは着地衝撃が大きくて実は身体へのダメージが大きいですから」

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「『#onebanana』のような気持ちで、手軽なシティトレイルを楽しく走りこんで、さらに上を目指したい。今、トラックの1500m走にチャレンジしているんですよ。先日タイムを測ったら4分20秒ほどでした。ここからどれだけ伸ばせるか。トレイルランニングも練習に取り込みながら、近い将来マスターズ全国大会に出場したいと思っています」

牧野さんが着用したマウンテンハードウェアのトレイルランニングコレクション

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Tシャツ「ディプシーT3」¥5,300
ショートパンツ「ディプシーショーツ2」¥6,900
バッグ「ディプシーパック」¥9,900
キャップ「ディプシートレイルランキャップ」¥4,300

#ONE BANANA TRAIL MHWトレイルランニングキャンペーン
http://www.mountainhardwear.jp/special/onebananatrail/#/boards/onebananatrail

Mountain Hardwear(マウンテンハードウェア)
http://www.mountainhardwear.jp/

※表示価格は全て税抜きになります。

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牧野英明(まきの ひであき)
1980年生まれ。BEAMSでEコマース事業を手掛けるかたわら、BEAMS RUN CLUBを主宰する。「フイナム ランニング クラブ♡」や「RED RUN CLUB TOKYO」にも参加している。ハーフマラソンのベストは79分、フルマラソンのベストは2時間52分。