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昨年秋号をお休みさせていただいた、onyourmarkの雑誌版『mark』がリニューアルして復活しました!  1年ぶりとなる『mark』09号は、本日より発売開始。読み応えはそのままに、よりビジュアルリッチに、生活を豊かにするスポーツの魅力をさらに多角的に捉えた新しいアプローチで展開していくリニューアル号。特集テーマは、カラダの未来です。

わたしたちのカラダはこれからどうなっていくのか? どこに向かうのか?
わたしたちは生物である以上、 進化というプロセスを通して長い年月をかけてそのカラダを変化させてきました。いまそこに、資本と技術という新しいファクターが加わり、好むと好まざるとにかかわらず、その変化の速度は指数関数的に増しています。それは一器官に過ぎない脳が、あたかもカラダのすべてを意のままにしようとする、ある種の暴走のようにも映ります。

AI、VR、再生医療、ロボット技術。科学の進歩に伴い、わたしたちのカラダの境界線は揺らいでいます。しかし、スポーツを楽しむわたしたちは知っています。フィジカルを伴わない知性は存在しないということを。

先日来日したフリークライマー、アレックス・オノルドは、なぜ登るのか?というシンプルな問いに「気分がいいから。だって僕らはもともとサルだったんだよ」と答えました。書籍『BORN TO RUN 走るために生まれた』は、様々な生物的な証拠から、人間は走ることによって人間たり得たと説きました。未来を知るには過去がヒントとなることは言うまでもありません。登ること、走ること、カラダを動かすことは、わたしたちの深い部分に埋め込まれた本能です。このフィジカルな歓びの先にこそカラダの未来はあるはずです。今号で取材したカーボンアスリート佐藤圭太選手は「義足を意識しなくなる領域に達したときにベストパフォーマンスが出せる」と語ってくれました。

わたしたちが何万年もかけて培ってきたカラダを動かしたいという本能。それを無意識の領域で支えてくれる技術こそがカラダのミライを作るのかもしれません。

今号を通して、こうしたカラダのポジティブな未来を感じて頂ければ幸いです。
『mark』を待っていてくれた方も、そうでない方も、ぜひお手にとって見ていただけたら嬉しい限りです。

全国書店(一部コンビニエンスストア)と、amazon楽天ブックスなどのオンラインでご購入いただけます。また、『mark』のバックナンバー(01~08号)は、SHOP by onyourmarkからご購入が可能です。オリジナルグッズやバックナンバーも、ぜひあわせてチェックしてみてください!

オンライン販売 amazon

カラダのミライ

テクノロジーの進歩は、価値観の変化を否応なしに突きつけるだろう。身体とモノとの新しい関わり方を体感せざるを得ない日常がまもなく訪れる。当たり前のものが当たり前ではなくなる。

そのきっかけになるのが、パラリンピアンやウェアラブルなギア、はたまた、先端技術の力を利用して肉体そのものを高めていくプロジェクトかもしれない。

この特集では、そうした様々な境界をとらえ、「カラダのミライ」を紐解いていく。

※『mark09』 P.30-31 特集トビラより引用

 

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Contents一覧

mark09

THE FUTURE OF THE BODY
『カラダのミライ』

《特集》

CARBON ATHLETE
カーボンアスリートが導くミライ
佐藤圭太

BREAKTHROUGH
パラリンピアンがオリンピアンを超える日
遠藤兼[Xiborg]

BODY AND DIALOGUE
アスリートと「対話」をし作り続ける
小澤徹[OX ENGINEERING]

HACK BODY AND FUTURE
カラダを未来に導くためのボディハック・ツール

FUTURE HEALTH TECHNOLOGY
私たちの健康感を変えるテクノロジー

BEYOND YOUR LIMITS
限界とは人間が作り出した思い込みか?

BREAK THE RUNNING AGE
BREAKING2の時代が来る

PURE MOTIVE
純粋な動機に動かされて
アレックス・オノルド

ALL ABOUT TRAINING THINGS
限界を引き上げるトレーニングを知る

BOOK IN BOOK
MATTER OF FOAM
THE NORTH FACE INNOVATION

WHY “SLOW JOG”?”
BACK TO ENJOY RUNNING
スロージョグが身体にいい理由

RUNNING SHOES FOR SLOW JOG
ゆっくり走るからこそこだわりの1足を選びたい

生き方のトレーニング
谷尻誠

mark 09 概要

講談社MOOK
mark 09
2018年4月20日 第1刷発行

発行人・編集人
松田 正臣(株式会社アルティコ)

印刷・製本所 株式会社八紘美術

発行所
株式会社アルティコ
mark編集部
〒151-0051 渋谷区千駄ヶ谷1-20-3
TEL:03-6447-2360
Mail. arakawa@artico.co.jp(担当:荒川)

発売
株式会社 講談社
〒112-8001 東京都文京区音羽2-12-21
TEL (販売部) 03-5395-3830

運営体制
PUBLISHER・EDITOR IN CHIEF
Matsuda Masaomi 松田 正臣

ART DIRECTOR
Komiyama Hideaki 小宮山 秀明

DESIGNER
Ito Masahiro 伊藤 正裕

EDITOR
Arakawa Chie 荒川千絵
Hisatsune Anna 久恒 杏菜
Ono Mariko 小野真理子
Kaitatsu Ryoya 海達亮弥

CONTRIBUTE EDITOR
Muramatsu Ryo 村松 亮
Isomura Shinsuke 磯村真介(100miler)
Kurosawa Yumi 黒澤祐美
Kuraishi Ryoko 倉石綾子
Kobayashi Tomohiro 小林朋寛

PROOFREADING
Shuchinsha 聚珍社

〈主な発行メディア〉
markの発行(年2回 春秋 発売)
mark WEB版 markmag.jpの運営
PERFECT DAYの発行(年4回 春夏秋冬 発売)、WEB版 perfectday.jp の運営