(動画 onyourmark / 写真 古谷勝 / 文 倉石綾子 / 協力 アシックスジャパン

“SOUND MIND, SOUND BODY ”(健康な身体に健全な精神があれかし)をコンセプトに掲げたコミュニティとして、東京ほか世界4都市でフィットネスにまつわる活動に取り組む SMSB。3回目は、再びSMSB TOKYOから心と身体に働きかけるセッションの様子をレポートする。

コミュニティの中に信頼感を育む、ワークアウトの効能

とある平日の夜、都内のスタジオにSMSB TYOのメンバーが集合した。この日、顔を揃えたのはJUN、LEO、MINAMI、SHINTA、TOSHIとZACH、JUNYA、EMIの8人。今日はブートキャンプトレーナーのLEOとパーソナルトレーナーのMINAMIがリーダーとなり、ペアトレーニングや体幹トレーニングを中心とするセッションを行うという。

この日のためにLEOが用意したのは、2人1組となって行うストレッチやワークアウト。フィジカルを鍛えるというより、メンバー間のコミュニケーションを促すことを目的にプログラムを組んだという。LEOはこれを「ソーシャルワークアウト」と呼ぶ。

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「相手の動きをフォローしたり、真似たりすることで2人の間にコミュニケーションが生まれ、初対面の相手とでもすぐに打ち解けられる。それがソーシャルワークアウトの目的なんだ。途中、笑いを交えるような動きを入れると場の空気もほぐれ、よりリラックスした気分で身体を動かすことができる」(LEO)

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LEOによるソーシャルワークアウトで場が和んだ後は、MINAMIによるハードなワークアウトを。プッシュアップやプランク、スクワットといった動きを取り入れた体幹トレーニングでは、一人一人が自らの身体と向き合いつつ、互いに声を掛け合い鼓舞しあうことでモチベーションを高めることができるという。

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その後は再びLEOによるペアワークアウトを。音楽に合わせてスタビリティ・トレーニングを行う「バーンアウトソングエクササイズ」でたっぷり汗をかいたあとは、再びパートナーストレッチでクールダウン。

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身体を動かした後にこそ効果的なトークセッションの目的とは

トレーニングの達成感や充足感を味わいながらLEOが進めたのは、SMSB TYOでも初めての試みだというトークセッション。「ハピネス・ディスカッション」と名付けられたこのパートでは、LEOのリードのもと、2つのチームに別れたメンバーそれぞれが「JOY(喜び)」、「CONTENTMENT(充実感)」、「FULFILLMENT(達成感)」といった3種類の幸せについて語り合うことで、互いの個性や考え方、価値観を共有した。

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「セッションの回を重ねるごとにメンバーの新たな一面を知り、絆が深まってきた」と、EMI。「全く異なるバックグラウドを持つ者同士がスポーツという媒介の元に集まるコミュニティで、そこから生まれるポジティブなエネルギーに未来を感じた」というZACH。クリエイティブ・キャンプテンのJUNは「身体を動かして消耗しきった時の会話って、すっと頭に入ってくる。みんなでアクティブにトレーニングをしたあとにトークセッションで内省を深めるという二面性が、SMSBの持ち味」と今日のインプレッションを語ってくれた。

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互いを信頼し合わなければいけないペアワークアウトで仲間意識を高めつつ、トークセッションで連帯感をもたらす。リーダーのLEOはこの日のトレーニングをこんな風に評価する。

「身体を動かすパートでは、ペアになってトレーニングを行うことで信頼関係を築くというエクササイズと、コンディショニングやボディメイクの要素を備えたワークアウトで自分の身体と向き合うという、目的の異なるプログラムを交互に取り入れてみた。ワークアウトというと、ついフィジカルを鍛えることに重きを起きがちだけれど、今回のように自分の身体と対話をしたり、仲間との距離を縮めたりするためのツールにもなり得ることをみんなに紹介できたと思う。今回はトレーニングの後にトークセッションを組み込んでみたけれど、汗をかいたあとはいつもより素直に自分を表現して気持ちをオープンに保つことができるんだ。エクササイズ、ディスカッション、食事を共にすることは、仲間との絆をより深める最良の方法だと思うよ」

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絆がもたらす、コミュニティの未来図

一方、パーソナルトレーナーとしてマンツーマンのトレーニングを行うことが多いMINAMIにとっては、大人数で身体を動かす体験が新鮮だったようだ。トークセッションを含めた一連のプログラムは、彼女のワークアウト観に新たな視点をもたらしたという。

「今後は日本の春夏秋冬や季節感を強調できるロケーションに出かけ、そこでトレーニングやスポーツにトライしてみたいですね」(MINAMI)
「メンバーにDJがいるのだから、SHINTAにSMSB TYOのプレイリストを作ってもらって発信してもらいたい」(JUN)
「先日、SMSBのパリやロンドンのメンバーも参加するシンガポールのイベントに出たのだけれど、そこにはスニーカーをカスタマイズするクリエイターからパルクールのトレーサー、建築写真家までが混在していて、異なるジャンルが緩やかにつながることで生まれる全く新しいアイデアが刺激的だった。SMSB TOKYOはスポーツだけではなくサブカルチャーのシーンの担い手として、自分たちらしくカスタマイズしたアクティビティを広めていきたい」(LEO)

2年目の活動を見据え、SMSB TOKYOはさらなる飛躍を誓う。

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SMSB global instgram:@smsb_global