ポートランド発のナチュラルエナジーフード”トレイルバター”が日本へ上陸したこの春、トレイルバタージャパンのPRやファウンダー来日時の通訳を務めた油井望奈美さん。トレランチーム”RUN or DIE”に所属し、トレランやトライアスロンに情熱をそそぐひとり。そしてもうひとつ彼女が傾倒する柔術に出合った原点と、現在のライフスタイルに迫りました。

(写真 古谷勝 / 文 onyourmark)

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小・中学校時代はバレーボール部へ入部し、高校では幼少期から続けていた馬術をしたりと、幅広いジャンルでスポーツに慣れ親しんできた油井さん。彼女がトレランに出合ったのは、前職である記者時代の2011年のこと。同僚から四万十ウルトラマラソンを完走したという話を聞き、「自分も100km走ってみよう」という好奇心に駆られレースを探したことが、トレランライフの幕開けとなります。

「そもそも人が100km走るレースがあることも、トレランがどういうものなのかもよくわからずに、インターネットから応募してみました。それが “Sunrise to Sunset”という100kmのウルトラマラソンの大会で、しかもモンゴルだったんです(笑)。応募したものの、練習は何をしていいのかもわからない。もちろんギアの知識もなかったので補給食や行動食などは知らず、食べれそうなものをひたすらタッパーに詰め込むスタイルでザックはパンパン(笑)。結局、88km地点で制限時間切れで終わっちゃったんです。それが私のトレランデビュー戦でした」

ハードルの高い初レースに飛び込んだにも関わらず、このレースを皮切りに遍歴を高めていきます。2012年香港100kmに出場し完走、翌年のUTMFの100マイルでは出場するも足の怪我で惜しくも136kmでリタイアしてしまいますが、その後、2013年にはトライアスロンのハーフアイアンマンに挑戦し完走を果たします。怪我が長引きトレランレースを控えた時期もありましたが、2014年にはオリンピックディスタンス完走、2015年にはトレラン復帰レースとしてコロラドステージレース120マイルを完走を果たしています。国内外で様々なトレランレースに出場する一方で、怪我の治療に専念しはじめた油井さんに、柔術を始めるきっかけが訪れます。

「昔から格闘技にとても興味があって、道場を探したり見学に行ったりしていました。たまたま怪我の治療で通っていた整体の先生が柔術をやっていて勧められたり、トレラン仲間にも茶帯や紫帯の先生もいたりと両方やっている人が意外にも多くて。そうしたきっかけもあって柔術を本格的に始めようと思い、今年のはじめ、広尾のCARPE DIEM (カルペディエム) に入会しました。でも、実際やってみると想像していたよりも大変(笑)。ランニングは、フォームやストラテジーが人それぞれなのに対して、柔術は相手もいるし頭を使うので、技の一つ一つの動きを答え合わせしていくような感覚というか。型が決まっているので、テクニックブックやYOUTUBEを見たりして勉強しています。覚えたことができるようになると、純粋に嬉しいですね」

念願叶って始めた柔術は、意外と身近なスポーツであったことに気づいた油井さん。トレランで鍛えた足腰の強さやスタミナ、持久力が活かされることもあって、柔術もトレランに対しての意欲も最高潮であるそう。

今では不定期で開催される「山岳柔術部」というコミュニティーに参加しています。大人だけど趣味に熱く真剣な人ばかりで、いつも刺激をもらえます。鎌倉の山を走って、CARPE DIEMで柔術をして、たまに離脱して飲みいったり(笑)。大好きなスポーツが2つ同時にできるので、すごく楽しいです。今は週に2回はクラスへ行けるように、会社に置き道着をして時間をみつけて通うようにしていますね。今後は、自分の得意技となるものを習得して近いうちに大会に出ること、いつになるかわからないですけど、昇級して青帯を取ることが目標です。

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【名前】油井 望奈美 MONAMI YUI
【生年月日】1984月8月28日
【やっているスポーツ】柔術、トレラン
【instagram】@monamiyui

お気に入りアイテム

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CARPE DIEMオリジナル帯
「先日買ったばかりの帯ですが、昇級するごとに白のテーピングテープでラインが巻かれていきます。先生から貰えるラインを楽しみに頑張っています。」