ファッション誌の専属モデルとして10代でデビューし、現在はフリーのヨガインストラクターやヨガウェアのデザインを手がけるなど幅広く活躍している里見茜さん。引き締まった身体と健康的に焼けた肌が印象的な彼女は、2016年にベストボディジャパンへ出場し東京大会で優勝、日本大会3位といったキャリアをもち独自に綺麗な身体作りを追求している。そんな彼女がファッションモデルからヨガインストラクターへと導かれていったその背景とは。

(写真 古谷勝 / 文 onyourmark)

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「競争率の激しいモデルの世界では体型を常に気にしていました。当時の仕事は朝早く夜も遅いハードワーク…。ダイエットを目的に週に2回ほどヨガのレッスンに通っていましたが、痩せたいと思う気持ちの反面、疲れた身体をリラックスしてくれるのが心地よくて、ヨガを好きになったのを覚えています。実際、痩せるまでには至らなかったんですけど(笑)。でも2年間ほど続けていくうちに身体も柔らかくなり、引き締まっていく実感があって、内面的にも影響を受けました」

ヨガはダイエット目的で始めたものの、当時不規則な生活を過ごしていた彼女にとって、痩せるということより、心身を解してくれる存在に。ヨガの魅力に気づいた里見さんは趣味の枠を超え、2013年にインストラクターの資格”RYT200″を取得することを決意。当初、講師になるという気持ちは固まっていなかったものの、受講者はヨガのインストラクターを目指そうとする人たちばかり。そんな環境に触発されたこともあり、講師としての道を歩むことに。

「不規則だった生活を振り返ると、短気だったり、偏見をもったり…。身体と心のバランスが取れていなかったんだなって思いました。ヨガの世界は競争が一切なくて、自然と性格が穏やかになりました。自分が経験したように、人の気持ちを明るくするという魅力がヨガに惹かれた最大の理由ですね」

インストラクターへと転身し彼女が選んだヨガスタイルは、ゆっくり長く一呼吸一動作で負荷をかけて筋肉を蘇らせる、”パワーヨガ”。もともと瞬発系のスポーツ出身だったこともあり、大きく身体を動かすのが好きなんだそう。インストラクターとなり3年経った今、都内近郊のスタジオやイベント、ワークショップで講師を務めているほか、今年の5月からはヨガウェアブランドの「StyleBoatMarket」とコラボレーションするなど、多岐にわたり活躍しています。

「インストラクターとして、レッスンを終えた生徒さんたちが、笑顔で帰ってくれることが癒しや糧になっていて、そのパワーを与えてもらった分ヨガで返していきたいと思っています。そのためには例えば、インストラクターとしてのレベルが100あるうちの40くらいの中間地点に立っている今、原点回帰をして学び直す時期かなと思っているんです。ヨガの世界はやればやるほど深くて、一度近づいてまた離れての繰り返し。将来は、スタジオを持ってみたいという気持ちも少なからずあるので、そのために哲学や解剖学、スキルを高めてもっと言葉を選んで伝えていきたい。その過程が自分の世界観にプラスになるように来年にはインドへいって、もう一度ゼロに戻り挑戦したいと思っているところなんです」

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【名前】里見 茜 AKANE SATOMI
【生年月日】1989年11月24日
【職業or所属】ヨガインストラクター
【やっているスポーツ】ヨガ/ランニング
【instagram】@satomiakane

お気に入りのアイテム
スタイルボートマーケットとのコラボウェア
「ヨガでも私服でも、夏だったらフェスや海にも、シームレスに使えるものを作っています。ブランドのテーマが”ワンマイル先のヨガウェア”なので、自分のライフスタイルに合っているところがお気に入りです」

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