今回のMARK GEARですが、桑原ではなくスタッフのスースーが担当します。というのは、なにやらスースーが是非とも伝えたいギアがあるらしいのです。そんなに鼻息が荒いなら是非とも。というわけでスースー、よろしくお願いします。

ご紹介に預かりましたRBRGスタッフのスースーです。そんなに鼻息荒かったかな? さて、今回僕が紹介したいのは、先日より日本でも販売を開始したinov8のアパレルラインから、超軽量レインウェアです。

MARK GEAR

inov8といえば、日本のトレイルランナーにはシューズがお馴染みでしょう。とりわけ僕は先日桑原がMARK GEARで紹介したX-TALONシリーズが大好きで、フィールドのコンディションが悪いときにはこのシューズを必ず履くくらい絶大な信頼感を寄せています。

昨年のOMMもX-TALON212を履いて完走しました!
 

そんなinov8が満を持して日本でもウェアを販売するわけですから、どうしても販売前から期待が高まっていました。あ、やっぱり鼻息荒かったですね(笑)。

そして、4月に待望の商品が入荷。Run boys! Run girls!でも販売を開始しました。実は日本でのアパレルの展開は先行5店舗限定の取り扱いからスタートだったのですが、幸運にも当店はそのひとつに選んでいただきました。

販売されたラインナップは、レインシェル、レインパンツ、ベースレイヤー(Tシャツ・タンク)、ショーツ、とレースからアフターまで着用可能なTシャツという必要最低限の構成でしたが、その中でも僕は特にレインウェアの上下、 AT/C ULTRASHELLAT/C ULTRAPANTに惹かれました。

どうして惹かれたかというと、このウェアがとてもinov8らしかったからです。

先にあげたX-TALONの記事で、inov8の作る製品のイメージを桑原は

”過酷な環境に耐えうる機能性と、不必要なものを削ぎ落としたストイックなプロダクトデザイン。用途がはっきりしていて、トンがってる。”

と言っていますが、これについては僕も同じことを思っていて、今回のレインウェアにもその”トンガリ”を感じたんですね。

まずはそのデザイン。見てください、このどシンプルさ。潔すぎませんか? inov8のデザインは、フランスや北米のトレイルブランドとも異なる持ち味があるのですが、このシンプルさを僕はとてもかっこいいと思いました。

MARK GEAR
MARK GEAR

もちろん、特徴は見た目だけではありません。まずはその軽さ。Sサイズ(日本でのMサイズ相当)をお店で実測したところ、ジャケットが125g、パンツが91gでした。ジャケットは防水性能のない一般的なウインドシェルと同レベルの重量ですし、まさに超軽量です。

MARK GEAR

とはいえ、ここ1、2年でレインウェアの軽量化はアウトドアシーン全体で進んでいて、120g前後のレインジャケットは実は他にもいくつかあります。ただし、実はレインパンツの91gってのがかなりすごくて、トレイルランナーにはおなじみのモンベル/バーサライトパンツの90gとほぼ同じでカテゴリ最軽量レベルなんです。実は、超軽量レインパンツこそ携帯性や履いてからの足さばきを考えると、トレイルランナーに一番求められているアイテムなのですが、実はそれほど多くのメーカーがリリースしていないので、そこをしっかり押さえてくるあたりがなんともinov8らしいなと思いました。

ちなみにこのinov8の上下セットアップの重量合計は216g。バーサライトの上下は(ジャケット168g+パンツ90g)で258gだったり、他の軽量ジャケットもパンツは意外と重かったりするので、僕の知る限りではレインウェアのセットアップの重量ではinov8が最軽量だと思います。

もちろん、重量だけがレインウェアの機能の優劣を決めるわけではありません。軽さは耐候性とトレードオフになっていることが多く、2.5レイヤーで耐水圧10,000mm、透湿性10,000mm(もちろん必要十分なスペックですが)のこのレインウェアより、耐候性や着用時の快適性で勝るレインウェアは多々あります。

では、どんな時にこの軽量ウェアが生きるのか。やはりレースです。レインウェアに耐候性より軽さを求めるようなスピードランナーには向いていると思います。そう思ってよく見てみると、首にはRACEULTRAのロゴが入っていて、このウェアがレースを想定しているものということが伺えます。本国サイトにもまさに「designed for runners wanting to race light and fast」という記述がありました。

MARK GEAR

また、レースではレインウェアの携帯を義務付けられていることも多いのですが、上下合わせて211gというクラス最高の軽量性と、パッカブルで二つ合わせても片手で持ててしまうコンパクトさは、そんな状況でもパッキングの負担になりません。

MARK GEAR

さらに、このレインウェアは半透明というか透明というか、下に着たウェアが透けて見えるのですが、それもベースレイヤーにつけたゼッケンを視認できるためなのです。レインウェアに安全ピンで穴を開けるわけにはいきませんし、ゼッケンはレインウェアを着ていようがいまいが認識できるようにしていなければなりませんから、これもよく考えられた仕様です。

とはいえ、レース志向でないランナーの方もたくさんいると思います。でも、ちょっと考えてみてください。レインウェアが必携なのってレースだけでしょうか? 普段、何気なくトレイルに入る時だって、たとえ晴れていてもそこが山であればレインウェアは必携です。むしろレースと違ってすぐにエスケープできる場合は、エスケープの間身を守ってくれるレインウェアがあれば良いわけで、そう考えると携帯することがストレスにならないこの超軽量レインウェアのセットアップは、レース志向でない方のお守りとしても、とても使えると思います。

いかがでしょうか? inov8のもつ、ミニマルさ、ストイックさがこのレインウェアにも現れていると思いませんか? そして、荷物が軽くなることで発生するメリットはランナーの走力に左右されませんので、ミニマルさは必ずしもエリートだけのものではありません。是非色々な人に試して欲しいレインウェアです。

もちろん、このレインウェアがあればどんな天候も防げるわけではありませんので、ご自身の行くエリアやレベルに応じてレインウェアをチョイスしてくださいね。わからない方は、Run boys! Run girls!もしくは近所のプロショップで相談してください。

また、レインウェア以外のアパレルもinov8らしい潔さがあります。こちらも合わせてチェックしてみてください。

MARK GEAR

最後にですが今回のアパレル取り扱いに際して、inov8さんに素敵な動画を撮影していただきました。自分としては少し気恥ずかしいのですが、新しい商品が世に出てデリバリーされている世界がうまく表現されています。よろしければご笑覧ください。

Webshop
AT/C ULTRASHELL
http://shop.rb-rg.jp/?pid=117624237

AT/C ULTRAPANT
http://shop.rb-rg.jp/?pid=117624298

店舗限定販売アパレル及びその他のinov8製品
http://shop.rb-rg.jp/?mode=grp&gid=1158556&sort=n

最新情報
・5/13 初心者に人気のトレランイベント PEANUTS RUN 2017 #1(満員御礼)
http://rb-rg.jp/?p=5160

・PEANUTS RUN 2017 は全8回のシリースで行います
http://rb-rg.jp/?p=5147

・5/28 バイク&キャンプ&トレイルラン「はじめてのトレイルランニング@白州の森バイクロア3」
http://bikelore.jp/hakushu3/runboysrungirls/

・5/31 ファストパッキングを掘り下げる「GO FAST!! ~ファストパッキングのススメ~ (満員御礼)
http://rb-rg.jp/?p=5186

・ナイトランはこわくない「ツキイチ夜中のトレイルラン」 毎月1回開催
http://rb-rg.jp/?p=5143

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http://rb-rg.jp/?p=4917

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