ファッション誌のビューティーモデルとして活躍し、持ち前の明るさと表現力でドラマ「ROOKIES」を皮切りに、女優としても活動する高山都さん。ここ数年ではランニング関系の仕事も増え、モデルとしての幅を広げています。フルマラソンの自己ベストは3:41。月間走行距離250kmを超える時もあるほどランニングはストイック。”タイム”にこだわり続けて走る、彼女のモチベーションとは?

(写真 古谷勝 / 文 onyourmark)

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ハーフマラソンに初めて挑戦することになったのは、2011年の事。そもそも、旅の企画をやりたいという高山さんの想いが、香川県で開催される丸亀ハーフマラソンへの旅ラン企画へと繋がったそう。しかし、学生時代の体育の成績はずっと”2”の評価。昔から運動が苦手だった高山さんにとって、とんでもない挑戦でったのではないでしょうか?

「運動音痴なことはわかっていたので、まずはランニングが自分の生活の中に根付くように、出走が決まってからは本番まで3ヶ月間を毎日走ることにしました。最初は全然走れないから、とにかく、毎日ウェアとシューズに履き替えて、走る環境に慣れるようにしました。本当に3kmも走れない状態でしたから。それでも、毎日走り続けたら、少しずつ距離が伸びていって、本番を目前に、気づいたら10km走れるようになっていました。走る事って、他のスポーツに比べて分かりやすいじゃないですか。スタートしたら、あとはゴールに向かって走るだけ。走っている間はただただ自分と向き合い、今の”自分”(気持ち)を高めながらコントロールして走っていく感じ。それがすごく自分の性格に合ってたんだと思います」

一人で目標に向かって黙々と物事を進めていくことが好きな性分だったせいか、日々、走る事は思ったよりも辛い事ではなかったそう。それから、彼女のランニングの世界が開けました。ハーフマラソンの翌月には大阪マラソンにも出走。初マラソンで4:11という好タイムを叩き出し、3年後の2014年の名古屋ウィメンズマラソンでは3:42とグッと自己ベストを押し上げました。そして、昨年(2016)の横浜マラソンでは3:41。現在では故障がない限り、年に2~3回をベースにレースに挑戦していこうとしています。そんな彼女のレースの選び方はいたってシンプル。レースに向けて、練習がしっかりとできる事、むしろ準備期間が取れないレースは出ないと、きっぱりとしています。そもそもの目的は、旅に行くような企画をやってみたい、というところだったので、本来であれば、走力が上がった今、初心に返り、国内外を問わず、様々なレースに出るような楽しみ方があってもいいのでは? 

「だって、タイム狙うと、景色なんて楽しめないじゃないですか?(笑)楽しむかタイムか、どちらかを選ぶのであれば、やっぱり今はタイム。負けず嫌いだから、出るなら勝ちたいって思うし。でも誰かと競うんじゃなくて、相手はいつも過去の自分の記録。だから、前のタイムを1秒でも縮められたら嬉しいんです。運動が得意じゃなかったからこそタイム(速さ)にこだわってしまうのかもしれません」

思い出に残るレースは2014年の名古屋(ウィメンズマラソン)。故障を押して出走したにも関わらず、期待以上の結果が出た時。練習した分だけ、結果に繋がることを実感し、そして自信にも繋がりました。もっと速く、そう思って練習量を上げた翌年の横浜マラソンで縮めた時間はたったの1分。心が折れるかと思いきや、彼女の気持ちは、そこには至りませんでした。

「1分でも縮められたことが嬉しい。よく考えてみると、私はタイム至上主義だけど、結果ではなくて、そこまで頑張れた練習の経過に満足しているのかも。レースに向けて積み上げていく。それが私のマラソンへのモチベーション。故障がなければ、多くて週6。少なくとも週3は走ってます。この6年間、月間100kmを切ることはないですね。走ることは生涯スポーツだと思っています。今となっては心と身体のコンディショニング、人生に欠かせないものになっている気がします」

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【名前】高山都 TAKAYAMA MIYAKO
【生年月日】1982年12月27日
【職業or所属】女優・モデル
【やっているスポーツ】ランニング
【HP or BLOG】
公式ブログ「miyakoto」
高山都Twitter
高山都instagram

自身初の書籍が今年発売予定!

お気に入りアイテム

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THE NORTH FACEから出ているトレーニングウェア「MOUNTAIN ATHLETICS」が最近のお気に入りです。街ランにピッタリなシンプルなデザインとベーシックなカラーリングが気に入っています」