2017.02.03 - 06:55

仕事もスポーツも、ハングリーかつ慎重に 石田ニコル

(写真 TAKANORI OKUWAKI / 文 岡村明子 / 協力 アリーナ

雑誌やCMのモデルとして人気を集める一方、女優としても着実にキャリアを積んでいる、石田ニコルさん。フィンスイム、ヨガ、キックボクシングなどスポーツにも意欲的で、自身の身体の管理も徹底している。2016年に続き、2017年春夏もブランドキャラクターを務める水着ブランド「アリーナ」のイメージビジュアルでは、いっそう磨きをかけた美しいボディを披露する。一年前のインタビュー時から、確実に進化を遂げている、現在の彼女のモチベーションとは?

別世界の水中スポーツは、リラックスと刺激をくれる
日々の身体作りにはワークアウトやヨガ、旅先ではフィンスイムやダイビングなどを楽しみ、アクティブなライフスタイルを送る石田ニコルさん。「アリーナ」のカタログの撮影の前には、最新鋭のスイムトレーニング施設「FLUX AQUALAB」で、実際にそのスイムウェアを着用して、泳ぎ心地の良さを体感したという。

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「水泳のパーソナルトレーニングを初めて受けたのですが、横や上からの映像で自分のフォームが確認できて、すごく面白かったです。水槽のようなプールなので、水族館の生き物の気分でした(笑)。きれいなフォームにはほど遠いので、これからも続けたいですね。ウォータースポーツは、リラックスできるし、刺激的でもある。水の中の無重力の状態がちょっとした異空間を味わえるのが楽しいですね。最近は、休みがあったらすぐ海に行きます。朝の海は大好き! 仕事仲間の影響でサーフィンも始めました」

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「新しいスポーツにも貪欲にチャレンジしていく」。そう決めたのは、23歳の頃。それまで何をしても崩れなかった身体が、そうではなくなったのだ。そこで、ヨガ、キックボクシング、ジムでのトレーニングをスタート。さらには、食事面にも気を付けるようになり、ついにはダイエットインストラクターの資格も取得した。

「ストイックに食事制限するわけではなく、日常的に“ちょっと変える”だけです。その積み重ねで、結果に大きな差が出るんです。こうして自分の健康管理をするようになったことで、精神的にも自立できたというか、何か自分の芯が通ったように感じます」

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理想とするのは、“細すぎず、柔らかそうで、バストとヒップがきれいなカラダ”。筋肉をつけたとしても、「色気だけは忘れないようにしたい」という。目指すボディを維持するためには、スポーツはもちろん、日々のちょっとした心がけも忘れない。

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「まず、駅などはすべてエスカレーターではなく階段を使います。つま先の拇趾球に力を入れて踏み込むようにしたり、かかとを上げたり、歩き方にも気を付けています。あとはなるべく高いヒールよりも、スニーカーやフラットシューズを履くようにしたり、ゲームをするときも姿勢を正すようにしています」

変化は怖いけれど、現状に安住したくない

日々、スポーツなどに挑むことで心と体を鍛えているように、仕事に対しても「挑戦」を遂げている彼女。昨年は、新しいCMで知名度も高まり、さらには映画出演で念願のアクションシーンにも初挑戦した。

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「ジェットコースターなど高低差のあるものが苦手なんですが、8mの高さから飛び降りるワイヤーアクションをしなくてはいけなくて。でも、その役柄になりきって飛んでみたら、意外と大丈夫だったんです。気持ち次第で変わるのだと実感しました。普段からやっているキックボクシングが戦闘シーンで活かせたのも良かったですね。でも、まだまだ女優としては足りないことばかりで……やりきったとは言えない状態です」

昔から、いくら自分なりに努力を尽くしたとしても、現状には満足しない性質。人一倍ハングリー精神が強いのだ。

「そんな自分の個性をありがたいと思っているし、とても大事にしています。何に対しても常に真剣に取り組む原動力になりますから。達成したら、もう次の目標を作ってしまいます。“もっともっとできるようにがんばらなくてはいけない”という気持ちが強いんです。満足して安心してしまうことはないですね」

向上心も、ゴールとする理想も高い。しかし一方で、大きな変化を怖がり、新しいことから逃げてしまうところもあると自己分析する。

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「実はけっこう慎重派なんです。何でもいきなりやることはなく、ダイエットや健康法でも、じっくり調べてからするようにしています。ネットショッピングもそうで、今悩んでいるのは、ゲーム用の座椅子。美しい姿勢がキープできて、すごく良さそうなんです。だけど、すぐには買わないで、家にあるクッションとボックスを使って自分で作ってみたりして。でもそろそろ買ってみようかな(笑)」

女優業においても、慎重にキャリアを積みたいという彼女。自分はまだ、映画やドラマの世界の人から見れば、“モデル”。わからないことだらけの未熟者だから、現場の人にも観る人にも、失礼のないようにしたいというのだ。

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「女優としてはひよっこなので、いろんな人に相談しながら、手探りで地道にがんばっていくしかないですね。元々、私は自分に自信がないタイプなんです。それはもうびっくりするほど。モデルの仕事のときも、どんと構えられるように、自分で自分を褒めるようにしているくらいです。自信はないけれど、チャレンジすることは楽しい。でも、楽しい反面、少し怖いし、難しい……。そんなところが、仕事の面白さなのかもしれません」

理想の女性像は、「芯があって、ブレないで、でもちゃんと女らしく、強さと弱さの二面性を持つ人」と答えた石田ニコルさん。
心も身体も、決して甘やかすことなく、上を目指し続ける。勢いで大きく変わることはないけれど、一歩ずつ、でも着実に――。繊細な慎重さが、彼女の進化を確かなものにしている。

石田ニコル(いしだ・にこる)
1990年山口県生まれ。2010年神戸コレクションモデルオーディションにてグランプリ受賞。現在、CMや雑誌「sweet」「Gina」「HONEY」などでモデルとして活躍中。ミュージカル「RENT」で女優デビュー。その後、「ファーストクラス」「サムライせんせい」「アンダーウェア」などのドラマや映画「CUTIE HONEY-TEARS-」に出演。

石田ニコル着用2017年モデルはデサントオンラインショップにて購入可能です。
詳しくは、HP http://www.arena-jp.com/まで。
お問合せ:デサントお客様相談室 0120-46-0310