(写真 古谷勝 / 文 井上英樹 / 協力 salomonルスツリゾート
連載の4回目は、スキー編。普段はサーフィンで「TIME TO PLAY」を実践するアートディレクターの関田森彦さん、四季さん夫婦と共にウインターシーズンが到来した北海道へスキートリップ!

スキーを取り巻く環境は変わっている

「子供の頃、スキーを親に連れて行ってもらった」
「学生の頃はよく仲間とスキーに行ったな」と言う人は多い。
最近スキーをしなくなった理由を訊ねると「寒い」「冷たい」という意見が上位に並ぶ。もうあんな体験は懲り懲りだという。昔のスキーウェアは一度濡れると、寒いスキー場では乾きにくく、その不快感は一日中続く。日中は蒸れ、日が陰り始めると寒く凍えそうになる。たしかに、昭和の頃まではそうだったかもしれない(いや、もっとかも……)。しかも、昔のスキー場のウェアや道具のレンタルは、あまり利用者ファーストの考えではなかったかもしれない。そんな人が、いまのスキー場に行くと、時代の変化に驚くだろう。高品質のウェアや道具を貸してくれる場所が増えているのだ。

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この日、神奈川県在住の関田森彦さん、四季さん夫婦はスキーシーズンが始まったばかりの新千歳空港にいた。空港でレンタカーを借り、2時間ほどで北海道虻田郡留寿都村にあるルスツリゾートに到着した。ゴンドラ4基、リフト14基はスキー大国北海道でも最大。全37コース、総滑走距離42キロという巨大なスキーリゾートで、日本はもちろん欧米やアジアから多くの観光客が訪れる。初・中・上級者いずれにも配慮したバランスのいいゲレンデ配置が幅広い層から支持される理由だ。

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「意外と近いなあ」と、森彦さんは言う。新潟出身の森彦さんは、雪に馴染み深い。しかし、よくすべったのは学生の頃まで。数年前にスノーボードやスキーを再開し、雪の世界に戻ってきた。昨年から四季さんが新たにスキーをはじめた。

手ぶらで楽しめるスキー

ルスツリゾートにはノースウイング2F、ハイランドロッジ2F、ウェステイン ルスツリゾート1Fと3カ所のサロモンステーションがある。スキーやスノーボードをはじめ、ウェア、グローブ、ゴーグルなどが揃っているので「手ぶら」でスキー場へやってきても、熟練スタッフによってメンテナンスが施されたスキー、スノーボードを楽しむことができる。

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関田夫婦はインナー、ミッドレイヤーは用意していたので、アウター、ブーツ、スキーを選んだ。サロモンステーションのウェアの数に圧倒された四季さんが、ウェアの数を訊ねると、スタッフの方も「かなりあるし、毎シーズン補充されるので、数はちょっとわかりませんねえ」と笑う。子どもから大人用まで幅広いラインナップだが、アートディレクターが職業の森彦さんは、さっとウェアをチョイスする。
「これだけ数があるといいですね。細身の女性は大きめのキッズのウェアをチョイスすると言う手もありかも」と四季さん。

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スキー板は2人共、X-MAXを借りることに。X-MAXは軽さとパフォーマンスを追求したオールラウンドスキー。カーブロッカー構造がターンを容易にするので、一日中履いても疲れにくいそうだ。初級から上級者まで幅広い層が満足できるとスタッフの方が言う。
「昔は身長より高いスキーが多かったけれど、スタッフの人が身長かそれより短かくてもいいって。道具は変わっているんだねえ」と森彦さんは時代の流れに感慨深げだ。

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ウェアに身を包み、ルスツリゾートホテル&コンベンション直結のゲレンデ「Mt.ウェスト」へ。ルスツの雪は北海道の中でも評判がいい。昨夜、まとまった量の雪が降ったため、いい雪に恵まれた。雪国育ちの森彦さんは、コース脇に残った新雪をすべり、四季さんは広いコースを自分のペースでゆっくりと行く。

思い思いのスタイルで楽しむ

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コースの分岐で森彦さんが四季さんを待つ。スノースポーツは動いている時は、寒さを感じないが動きを急に止めると寒くなったりする。
「いま、着ているファーストレイヤーだけど、汗がさっと引く。ベタベタしないし、体を冷やさない。すごいね、これ」と森彦さん。彼が身につけている『PRIMO WARM LS CN TEE M』(プリモ ウォーム ロングスリーブ クルーネック ティ メンズ)は、浸透性の高い繊維「37.5」とボディマッピング技術を駆使して生まれたファーストレイヤー。森彦さんに追いついた四季さんにもファーストレイヤーの感想を聞くと「初心者はただでさえストレスが多い。ひとつでも快適なものがあると、ストレスが減りますよね」という答えが返ってきた。四季さんはなんどか転んだが、ウェアは濡れることなく快適のようだ。スノースポーツにおいてウェアのチョイスは重要だ。この選択一つで、楽しさが半減してしまう。

シーズンはじめということで、ほどほどで切り上げることに。
スキーを楽しんだ後は今月オープンしたばかりのルスツリゾート館内にある、サロモンストア ルスツへ。リゾートでは国内初のサロモン直営店だ。ここでは最新ウェアや板、ブーツなどスキー、スノーボードグッズが数多く取りそろえられている。

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「スキーエリア内にショップがあるっていいですね。すべったばかりだし、いろいろ比較ができる。テンションが上がってるから、買っちゃいますよね」と、森彦さんは笑う。

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ブーツによっては「カスタムシェル・テクノロジー」を採用。熱成形によって、インナーシェルを自分の足にフィットした形に整形できる。カスタムシェル・プロセスはおよそ30分。ブーツ選びから1時間もあれば、カスタマイズしたブーツを手に入れることができる。

スキーは自由なスポーツ

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朝起きると、新雪が30センチほど積もっていた。なんていうスキー日和。この日は、ルスツ3山の中で最も標高が高いMt.イゾラへ向かう。イゾラのロングコースは心地よい斜面が続く。思い思いにスキーを楽しんだ。

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夏場はサーフィンをすることが多いという森彦さん。スノーボードの方がサーフィンと共通点が多いのではと問うと「いやあ、案外スキーの方が似ているのかも」と言う。

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「最近スキーを再開して、スキーってつくづく自由なスポーツだなと思ったんです。スキーは左右の足が離れているので、足が自由。斜面に対する感覚や瞬間のアプローチを、波に置き換えると僕はサーフィンに近いように思うんですよね」

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リフト下で四季さんを待っていると、ゲレンデをゆっくりすべってくる四季さんの鮮やかなウェアの色が見えた。「昨日よりすべりがきれいになってる。でも、少しまだ後傾かなあ」。たしかに、昨日より速度が速く安定している。普段から波乗りをしている四季さんは、体幹がしっかりしているのだろう。ぐんぐん上達しているのがわかる。

たしかに、子どもの頃からすべっていた森彦さんと、昨シーズンからスキーをはじめた四季さんではスキーのレベルが違う。しかし、森彦さんは四季さんのすべりを褒める。そう、自由なスキーに点数はいらない。うまい、下手ではない。どれだけ、自然と親しみ、チャレンジできるか。それがスポーツ本来の楽しみだ。

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四季さんが合流した。
「さあ、またリフトに乗ってすべりますか」
森彦さんが四季さんに笑いかけると、四季さんがうなずいた。あらためて、山の遊びを関田さん夫婦に教わったような気がする。山の楽しみは、無限大なのだ。

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関田森彦・四季夫妻
アートディレクター。株式会社サザランド代表。サーフィン歴は約20年とキャリアもあり、最近では海のそばに移住。人生がサーフィン中心と言っても過言ではないような生活をすると思いきや、移住とほぼ同時期に再開を決めたのがウィンタースポーツ。サーフィン仲間を通じて知り合った奥さんの四季さんは、現在関田さんの仕事のサポートをしつつ、外苑前にあるギャラリーのマネジメントもしている。

サロモンのベストギアを紹介

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関田さんたちのパフォーマンスに一役買ってくれたのは、サロモン初のファーストレイヤーのセットアップ。メンズ:トップス『PRIMO WARM LS CN TEE M』¥10,500(税抜)、ボトム『PRIMO WARM TIGHT M』¥5,900(税抜) ウィメンズ:トップス『PRIMO WARM LS CN TEE W』¥8,500(税抜)、ボトム『PRIMO WARM TIGHT W』¥,5900(税抜)

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サロモンギアのレンタルサービスにより軽装備で冬山を楽しんだ関田さん夫婦。サロモンステーションではスキーやスノーボード、ブーツはもちろんのこと、ウェア、グローブ、ゴーグルからニット帽までフルセットのレンタルが可能です。「レンタルしたものは、使用後でも変更できる(有料)ので、雪の質や天候の状況、自分との相性によって都度選びなおせるところもいいですね。今後のギア選びの参考にもなると思う」(関田さん)。レベルに応じたギア選びや、ゲレンデの情報なども相談できるので、雪山へのハードルなく楽しめます! 詳しくはhttp://www.salomon.co.jp/station/まで!