協力:TomTom

海外マラソン経験が初めてのonyourmark編集長松田が、シドニーマラソンを走りました。レースに至るまでの前編はこちら。今回はレースの様子をお伝えします。

高低差のあるシドニーマラソンだが、今年からコースレイアウトが変わりアップダウンが減った

当日は残念ながら曇りから雨の予報。しかし、気温も低すぎずマラソンには絶好のコンディションです。レースのスタート地点は宿泊しているハイドパーク近くのホテルから、列車でハーバーブリッジを渡った先にあります。

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地下鉄なのに2階建ての車両にびっくり。乗客はほとんど参加ランナーです

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スタート地点の公園は特に規制もなく、みんなのんびりと準備運動など行っています

スタート地点周辺の印象は日本の地方レースに比べてものんびりムード。スタート直前に列に並べばOKです。面白かったのは辺りに上着が山積みになっていること。スタート前の寒さを防ぐために、みんな捨てても良いような古着を着てきて、スタート直前に脱ぎ捨てるそうです。これはオーストラリアに限らずアメリカのマラソンなどでも見られる光景だそう。気になるのは脱ぎ捨てられた服たち。どうも救世軍のようなボランティアが引き取ったり、古着屋さんが引き上げていくようです。日本ではビニール袋に穴を開けて、ベスト代わりにし、コースに捨てていくなんていう残念な光景が見られますが、再利用がしっかりされるなら悪くないシステムだなと思いました。

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ヒップスター系ランナー 日本ではトレイルランナーに多いタイプですね

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なかにはこんな羨ましいカップルも

42.195kmの気持ちの変化 今日の調子は?不安いっぱいでスタート
スタート地点はきっと誰でも不安ですよね。これまでの練習の成果を出せるのか。予期せぬトラブルなど起きないか。あるいは練習不足を自覚していたら、最後まで走りきれるのか。今回はマラソン練習でマストともいえる30km走を行うこともできず、まずは完走できるのかが不安です。ベストの状態より30秒/kmほどペースを落とすつもりでいますが、それも維持できるのか。。不安な中でのスタート。

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おもむろにレーススタート スタートラインまではのんびり歩きながら

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GPSの捕捉が速いTomTomSpark レースのときも安心です

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3:45のペーサーを捕捉 どうせ後半ペースが落ちる予定なので、ここは抜いちゃいます

レースはスタートしてすぐにハーバーブリッジの登りから始まります。いきなり心肺とふくらはぎに負荷がかかって、まるでトレランレースのよう。

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しかし橋の上に登ってしまえば、広い道と眼前に広がるシドニーの街並みにアドレナリンが全開。自然にペースが上がってしまいます。さらに橋の下り部分で加速。意外といけるかもという“マラソン前半あるある“な気分になってきました。

想定ペースより速め 今日のオレ、イケるかも

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約5km地点にて まだまだ余裕の表情 

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5km過ぎで4:50/km 練習してない割に4分台で走れているのでまずはひと安心

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心拍も173bpm ばっちり自分のLTペースです(心拍数やLT値などの運動強度については『トレーニング座学 #01 運動強度と主観的なきつさ』をご参照ください)

この辺りから都心部を抜けて、ダウンタウンへ。ダウンタウンと名ばかりで道は緩やかな上りです。10km超えてもペースは安定。“今日のオレ、イケてるかも”と思うのはいつもこの辺り。カラダが温まって一番気持ち良いエリア。ただここで調子に乗ると後でしっぺ返しを食らうのを知っているくらいにはマラソン経験があります。ペースを上げないように注意しながら、淡々と走ります。

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どんなレースでもボランティアのみなさんには元気をもらいます。特に海外だと嬉しいですね

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ダウンタウンを抜けたら公園内をぐるぐる。南半球らしく植生もエキゾチックで眺めているだけで、気がつくと距離を稼いでいます。風景が珍しいっていうのはマラソンを走る上で助けになることを実感。ここで速い集団ともすれ違います。

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ハーフ地点でペースをチェック。まだかろうじて4分台/kmを維持しています。じゅうぶん貯金もできたので、ペースを落としてトラブルを起こさないよう注意します。

いつもはキツいゾーンも意外とラクに。これが海外マラソン効果?
いつもハーフを超えてから30kmまでが課題です。男性ランナーにありがちな前半ツッコミ型なので、ハーフを超えるとなんとなく脚が固まってくるんです。その状態でスピードを維持しようとするとこんどは心肺が辛くなってくる。なので21km前後はカラダの声に注意を傾けます。

コースは再び都心部へ。湾岸エリアは観光客も多く賑やかです。

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コース上には騎馬警官

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振り返るとかわいい女性警官でした

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東京マラソンほどとはいいませんが、沿道の応援も増えてきました

普段は心が折れる21~30kmですが、ちょうどコースも賑やかになってくることもあり、意外と順調に走れています。今回は目標タイムを設定していないので、心理的な焦りがないという要因も大きいかもしれません。スピードを意識せず、観光気分で楽しみながら走れば、30kmまでは意外と気持ちよく走れるというのは発見でした。逆に言えば普段は自分の実力以上に突っ込むオーバーペースだったのかなという反省も。

やっぱどうしたってマラソンはキツイ
しかし、さすがに35kmを過ぎる頃には、マラソンの洗礼が。思うように脚が上がらなくなります。ここは30km走をこなさなった罰ですね。腹筋を意識しながら体幹を使って脚を上げるイメージで、これまでとは違う脚の運びを意識します。そしてコースは海沿いのエリアに。入り組んだ港湾部をクネクネと進みます。時折ボードウォークがあって足を滑らせるので注意が必要。

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ようやくゴールのオペラハウスが見えてきます。このゴール付近は観光の中心なので、オープンカフェやレストランが並ぶ中、ラストスパート。時計を見れば、3:45をギリギリ切れそう!楽しそうにブランチを楽しんでいる観光客を横目に最後の力を振り絞ります。

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そして、シドニーの象徴オペラハウスに飛び込むようにしてゴール!タイムは望外の3時間44分!いつものマラソンと違い、気持ちに余裕を持って走り終えることができたのは、海外マラソン故でしょう。

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二度目の訪問となったシドニーですが、前回と違い自分の脚で地図を埋めていくことで、この街とより親しくなれた気がします。海外でのマラソンは、街を記憶に焼き付けるベストな手段だと実感しました。

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TomTom Spark

バッテリー持続時間
アクティビティ・トラッキング:最大約 3 週間、
GPS:最大約 11 時間

防水
40 m/130 フィート(5 ATM)

ディスプレイサイズ
22×25 mm

アクティビティ測定
歩数、運動時間、距離、
燃焼カロリー、睡眠

ランニング
スピード、ペース、距離、
燃焼カロリー、経過時間を記録

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