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こんにちは。onyourmark編集部の小野です。先日海達がレポートした、『海外レースで「EKIDEN」 ラントリップの新しい形 / DAY1@グアム ココロードレース 2016』。続いて、DAY2は私小野がレポートします。

とその前に、私も簡単な自己紹介を。…といいつつも胸を張れるレース歴というものはありません。学生時代は運動部ではなく吹奏楽部、高校から約8年ダンスに明け暮れてはいたものの、まさに“スポーツ経験”といえるものはシーズン通して30回は行っていたスノーボード4年と他はウェイクボード2年くらいでしょうか。

ランニングはまだまだ初心者の私にとって、初レースとなったのがこの『グアム ココロードレース』といえます。とはいえ、今回駅伝部門で走るのは一人5km。しかも、編集部のメンバーでタスキをつないでいくという、なんとも和気あいあいなデビュー戦に、前日は緊張することなく、グアムのランクルーズや現地料理を純粋に楽しむことができ、23時半に眠りにつきました。

駅伝・10k・ウォーキング参加者が集まる、活気溢れるスタート地点
そして迎えたレース当日。3時半には起床。身体も脳も完全に目覚めぬまま4時にホテルのロビーに集合して車へ乗り込みました。窓の外を見ると4時スタートしたハーフの走者達を発見。励ましあいながら走る姿を眺めていると、緊張感が高まっていきます。気がつけば、スタート&ゴール地点、「ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)」へ到着。

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10kmマラソンと駅伝レースの参加者が並ぶ中、気合いの入った仮想をしている人がちらほら。それもそのはず、『グアム ココロードレース』では、今大会は10月末の開催ということで、ハロウィンをテーマに、仮装コンテストも開催。恐怖部門、スーパーヒーロー部門、オリジナル部門などでひときわ目立った仮想をした人に賞品や賞金が贈呈されるのです。レースの楽しみ方は人それぞれ。この、お祭り気分の力んでいない雰囲気が、『グアム ココロードレース』の魅力のひとつでもあると感じました。

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なかには本物の酸素ボンベを担ぎ消防士の格好で走るというヒーロー部門の参加者らしき人もいました。

5kmといえど“走った感”たっぷりの起伏あるコース

迫り来るスタートに向けて、会場は次第にエンジンがかかっていきいよいよスタート!我々onyourmark編集部のトップバッターは編集長松田。だんだんと人混みに紛れていく編集長を見送った後、久々にレース参加の久恒、初レースの私小野、そして前日にラン約9kmをこなした頼もしいアンカー海達へ繋いでいきます。

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トップバッターの編集長松田、後方のスタート位置につきつつも駅伝部門のトップ集団で颯爽とゴール、久恒へ繋ぎます。喘息ということもありベストコンディションではないため軽めに流して、タイム約23分でゴール。

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第2走目はトライアスリート久恒、練習不足を自覚しながら、冷静にビルドアップを意識した走りでタイムは約27分。「最後の直線で飛ばしたら、予想以上に長くて・・・」と息も絶え絶えにゴール後のひとこと。

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我々が参加した「EKIDEN」のコースは、ハーフマラソンのコース約2.5km地点を折り返してスタート地点でタスキをつないでいきます。スタート地点からぼんやりと見えたのは直線距離に沿って続く樹々たち。そのあとにやってくるのが、ココロードレース出場経験者の方々が口を揃えて「結構きつい」と言っていた、一見穏やかそうな、でも長い上り坂。5kmといってもこれはレース。すでに私の口の中は緊張で乾燥しっぱなし。早朝といえども高温多湿、体力消耗されるであろうグアムの特有の気候のなかで、まずは前半の上り坂とどう戦おうかと考えながら、第2走者・久恒からタスキを受け取り、走り出しました。

徐々に陽も上がり始め、頭上には柔らかなピンクとブルーがかった気持ちのいい空が広がります。そう、最初は景色を眺めるぐらいの余裕をもって走り出したつもりでしたが、連帯責任の緊張感からか、apple watchをチェックすると、心拍数は急上昇していました。これでは、最後までもたないかもしれない…と早々に気づき、前半の不安要素だった上り坂では、無理をしない、ゆっくりと、と言い聞かせ、極力体力を温存。結果、約06:00/1km のイーブンペースで5kmを走ることができました。

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第3走目は海外初レースの私小野、上り坂を走った後の折り返しまでの水分補給の長さに苦戦しつつも、久恒と同じくビルドアップを意識した走りで約30分でアンカー海達へ

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第4走者目はアンカー海達、足元はいつものルナサン。この頃には日照りも厳しくなり、湿度温度ともに容赦なく上昇。ハードなコンディションながらも、トレランレースで鍛えられたフィジカルで、さすがのタイム21:28でゴールイン。

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手をつないで笑顔でゴールする人や、猛烈なダッシュをしてくる人、倒れ込んでしまう人もいたり。十人十色なレースのモチベーションが伺えるさまざまなゴールの模様。

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走り終えた後は、疲れ切った身体に染みるバナナやりんごなどフルーツの振る舞いもあり、美味しくかぶりつきました!

編集部は男女混合4位に入賞
「当初はゆっくり気楽に走る」と口を揃えていたものの、なんだかんだ走り出すとスイッチが入る編集部メンバー。おかげで結果は男女混合4位に入賞することができました!(後日編集部には入賞メダルも届きました。)南国の地で、編集部メンバー4人も集まってレースに出場するなかなかない機会、さらに、チーム一丸となる駅伝というスタイルだったからこそ、力まず、でも全力を出して楽しむことができたように思います。「チームのみんなを想いゴールへ向かう」という一人では味わえない喜びや達成感がありました。

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参加たちを讃える和やかな授賞式
ゴール後の授賞式では激しいスコールが降り、火照った身体に恵みの雨です。この時期のグアムは雨季の終りかけのシーズン、前触れのないスコールですが、地元の人たちは慣れた様子。そんななか行われた授賞式ではアットホームな雰囲気で和やかに進行。仮装コンテストでは、気合の入った仮装で挑んだ日本人勢が多数入賞し、会場を盛り上げていました。またレースタイムにおいても日本勢強し!ハーフマラソン男子総合は、愛知県の上田泰輔さんが1時間13分25秒、女子総合は、愛知県の髙木明日加さんが1時間24分26秒、10Kにおいても男子総合は、富樫建太さんが37分11秒、女子総合はグアム在住のイイジマ・マナミさんが41分10秒となり、男女共に日本人が優勝を飾りました。

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ホテルのプールと人気店のランチ&ディナーでリカバリー

レースを終え、疲れた身体を休めたいと思いつつも、「せっかくだからプールも入りたい!」と久恒と小野はホテルのプールへドボン。キッズが声をあげて楽しむスライダーの列に大人2人で並び、約30分ほど南国気分を貪欲に味わいました。『ハイアット リージェンシー グアム』ホテルのプール利用は8時から19時まで。宿泊者であればプールとタオルの貸し出しは無料です。

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2日目のランチは、3月にオープンしたばかりの 海老料理専門のレストラン『Beachin’ Shrimp』へ。店名がそのままメニューにもなり人気を集めている「ビーチン・シュリンプ」は10時間じっくりと煮込んだ海老入りのスパイシーなスープにパスタが入ったり、フレンチブレッドを浸して食べたり様々な楽しみ方ができます。お店の定番でもある「ガンバス・ガーリック・シュリンプ」など、海老料理がところ狭しとならびました。

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夕食は、グアム伝統のチャモロ料理をフレンチ風にアレンジした大人気のフュージョン料理のお店『PROA』へ。待望の2号店目ということもあり、すでに店内は順番待ちのお客さんが列をなすほどの賑やかさ。メインディッシュの人気メニュー「ヒバチスタイルBBQトリオ」はショートリブ、スペアリブ、チキンの3種が1プレートで楽しめます。列ができるほどの人気ぶりでファミリーはもちろん、お一人様でも、このプレートは定番なのだそう。お肉をしっかり食べて疲れた身体を(といっても走ったのは5kmですが)をリカバリー。

上記のお店についても12月からこちらのアプリを提示することでお得な特典を受けることができるようです。

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今回私自身初めての海外レースで、特に練習もせず挑んだわけですが、『グアム ココロードレース』はレース種目も多く、どんな方でも参加可能です。走力に自信がなくても優しい距離が用意されていて和やかなムードなのでゆったりと楽しめますし、コースはほどよい起伏があるので、走り甲斐もあります。時差もほとんどなし、コミュニケーションのストレスもなく、現地の人も暖かい。“海外”と気負うことなく、気軽に参加できる『グアム ココロードレース』は、また訪れたいと思う楽しいレースでした。

リピーターが多いというのが頷けるグアム。いつ訪れても家族や友人とさまざまなアクティビティで楽しむことができます。今回参加したレース『グアム ココロードレース2017』は来秋に開催を予定。また、グアムで参加できるフルマラソン代表レースとして『旧インターナショナルマラソン』は2017年に『ユナイテッド・グアムマラソン』として大会が一新され、さらなるグアムの盛り上がりに期待ができそうです。

【大会概要】
▪︎グアム ココキッズファンラン2017
開催日時  : 2017年10月28日(土)(予定)
http://www.visitguam.jp/kokokids/2017/

▪︎グアム ココロードレース2017
開催日時  : 2017年10月29日(日)(予定)
http://www.visitguam.jp/koko/2017/

▪︎ユナイテッド・グアムマラソン2017
開催日時  : 2017年4月9日(日)
主催    : グアムスポーツイベント Inc.(NPO団体)
特別協賛  : ユナイテッド航空
協賛    : パシフィックアイランドクラブグアム
後援    : グアム政府観光局
ホームページ: http://guammarathon.jp/