今やヨガの人口は世界で3億人と言われていますが、20世紀の初頭までさかのぼるとインドにおけるヨガは少数の年配者や僧侶だけが知るものだったようです。

その当時、大学でヨガの実践と哲学を教えていたティルマライ・クリシュナマチャリアはマイソール王国の君主に雇われて、身体能力を高めるための古典ヨガを発展させ、新たなヨガを確立させます。それが現代ヨガの源流と言われており、1989年に101歳で亡くなったクリシュナマチャリアは“近代ヨガの父“としてその偉業が語り継がれています。

今回ご紹介する映画『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』はドイツ人映画監督ヤン・シュミット=ガレがヨガ初心者でありながら、ヨガの起源に興味を抱き南インドを訪れ、クリシュナマチャリアの軌跡に迫った記録を収めたもの。

旅の中でシュミット=ガレ監督はクリシュナマチャリアの直弟子で現代ヨガの最大流派の一つであるアシュタンガーヨガの祖・K.パタビジョイスから太陽礼拝を学び、アイアンガーヨガの祖・B.K.S.アイアンガーからアーサナ(ポーズ)の指導を受け、そして、旅の最後にはクリシュナマチャリアの三男から“命を救うヨガ”を施されます。

南インドの美しい風景と貴重な映像を交えながら綴られるドキュメンタリーに仕上がっている本作を観れば、ヨガのルーツを垣間見ることができるはずです。

字幕監修は日本ヨガ界の第一人者、ケン・ハラクマ氏。2016年9月3日(土)YEBISU GARDEN CINEMA、9月10日(土)渋谷アップリンクほか全国順次公開されます。

映画『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』

聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅

(2011年/ドイツ、インド/105分/カラー、モノクロ/英語、カンナダ語、テルグ語、タミル語/原題:Breath of the Gods)
監督:ヤン・シュミット=ガレ
出演:T.クリシュナマチャリアの子供たち、B.K.S.アイアンガー、K.パタビジョイス
字幕監修:ケン・ハラクマ
配給・宣伝:アップリンク

2016年9月3日(土)YEBISU GARDEN CINEMA、9月10日(土)渋谷アップリンクほか全国順次公開

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