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ダブルロードレースという新しいタイプのランニング大会をご存知でしょうか?

若干17歳にしてランニング雑誌(Distance Running NewsのちのRunners World )を創刊したアメリカ人ランナーBob Andersonにより2010年の夏に作られたこのレース。2回のレグにより構成され、最初のレグは2回目よりも距離が長くなければならなく、その間に必ず休憩をはさみ、2回のレグを走った合計タイムが競技の結果となるというもの。

現在世界記録として公認されているのが、1回目が10kmで1時間45分後に2回目の5kmがスタートする「the Double Road Race 15k Challenge」という種目。現時点での世界記録はJulius Koskei(KEN)の10km29:11+5km14:00=43:11、日本記録はOsamu Tada (JPN)の10km33:01+5km16:12=49:14となっています。

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競技と競技の間のリカバリタイムの時間は「1本目のスタートから○○分後」と決められており、1回目のレグを速くゴールした人から休憩ができるという仕組み。リカバリゾーンではマッサージコーナーが開設されていたり、軽い運動により血流を促進して疲労を回復させるアクティブリカバリーのプログラムなども実施されます。どのようにリカバリタイムを過ごすかも、全体の記録に影響を及ぼすということでより戦略的な要素も強いのがこのレースの特徴です。

効果的なトレーニングとしても注目を集めるインターバル走をレースに置き換えることで、より実践的に走る力が強化される。そんなフィードバックが期待できるレースとして、全米を中心に注目を集めています。

このダブルロードレースの日本での第4回目となる柏の葉大会「Double Road Race in KASHIWANOHA」が5月5日(祝)に千葉県柏市で開催。10km+5km、5km+3km、1マイル+1/2マイルの3種目が実施されるので我こそはという方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。エントリーは4月26日まで。詳しくはDouble Road Race公式サイトをチェック。