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(写真 古谷 勝 / 文 小泉咲子)

原宿「Reebok FITNESS BATTLECLUB」にて、6週間にわたり毎週水曜日に開催されてきたReebok×onyourmarkのコラボワークショップ。ついに3月23日、最終日を迎えた。ラストを飾ったのは、ReebokONEアンバサダーでもあるCrossFitのカリスマトレーナー、AYAさん。4チームに分かれ行われた白熱のチームバトルの模様をレポートする。

AYAさんに憧れる女性が多数参加
女性が多かったこの日の参加者。AYAさんの身体やストイックさに憧れているそう。食事制限だけで痩せることから、身体を動かして筋肉をつけたいと、女性のボディメイクへの意識が変化しているのを感じさせる。

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ワークショップは、軽いストレッチでスタート。その後すぐに、サイドシャッフル、ランジステップ、ベアウォークを混ぜながら、2〜4階を使って走り出す。急な展開に、参加者の表情には、若干戸惑いも見えたが、このスピード感がAYAさんのレッスンの醍醐味のひとつ。「バッチリです!」とお褒めの言葉の後に、「水を飲んで少し休憩してください。この後、大変だから」とAYAさん。ワークアウトの過酷さをさらりと予告する。

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続いて、参加者を4チームに分けて、ワークアウトと、ルールの説明が行われた。

ルール
●女性3人と男性1人の男女混合チームで、全員で課題をこなす。たとえば、100回の二重跳びを人数で割れば、ひとり25回だが、ひとりの女性が20回しか跳べなければ、男性が10回多く跳んでカバーしてOK。
●各チームにタイムキーパーがつき、移動や待機時間は除き、かかった時間で競う。

①100 Double Under(ダブル アンダー)
2重跳び。2重跳びができなければ、運動量を上げるために3倍の回数を行う。

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②100 Rockys(ロッキーズ)
床に座り、両脚を浮かせて、ウェイトボールを持ちながらツイスト。男性は20パウンド、女性は8か14パウンド。

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③100cal Row(ロウ)
ローイングマシーン 全員の合計が100calになるよう目指す

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④100 Plate Lange(プレート レンジ)
肘を曲げずプレートを頭上で持ち、大きく前に踏み込む。

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⑤100 Rock Climber(ロック クライマー)
腕立て伏せの体勢から、片脚を手の横まで持ってくる。素早く左右の脚をスイッチ。

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⑥100 Jumping Jack(ジャンピング ジャック)
ジャンプして、両脚を広げ、膝を曲げて、着地。膝とつま先は外側に向け、お尻が膝の高さになるまでしっかり下げる。着地時、かかとに重心を持っていく。

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⑦100 Split Push-up(スピリット プッシュアップ)
腕立て伏せの体勢で、両脚を開閉。連続して胸が床につくまで下がって上がる。

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①縄跳びはかなり心拍数の上がる有酸素運動。③はマシーンがないとできないが、そのほかはウェイトをペットボトルなどで代用すれば、自宅でもできる。

チームバトルは、互いに応援し合えるから頑張れる。
ワークアウトのメニューの説明後、全員で練習をするが、ウェイトボールの重さに驚いたり、見た目は地味な割にきついJumping Jackに戸惑ったり、ざわつく参加者たち。そこに「マラソンも競争だから!」と不敵な笑みを浮かべるAYAさん。その言葉が、ランナー魂に火をつけた。

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ほとんどがこの日が初対面の人同士。最初はどこかよそよそしかったが、メンバーみんなでカウントし合い、励まし合い、ひとつずつ種目を終わらせるたびに、チーム感が深まっていく。ひとりではめげてしまいそうなハードなトレーニングも、みんなとだからできる。そんなことを実感できた時間だったのではないか。

「CrossFitは、応援しあい仲間を助け合いながらやることを大切にしています。人がやっているのを見ると自分も頑張れる。応援してあげたいと思える。そうした人間力を引き出せるのがいいところなんです」(AYAさん)

最下位チームには追加の課題が。ドキドキの結果発表……

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1位:Team MISAAHA 6分53秒
見事1位に輝いたこのチームは、日頃からCrossFitをやっているメンバーが3人含まれており、コメントにも余裕が感じられた。「1位しか狙ってなかった!2位じゃダメなんです(笑)」「日々のトレーニングの成果が出ました」

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2位:Team KIKURIN 7分39秒
ほとんどの競技で、男女が同回数こなし、バランスの取れたチーム編成だった。「めっちゃキツかった~。とくに、Split Puch-upですね。腕がパンパンです。チームメイトに助けてもらいました」「楽しかった!仲間がいると頑張れるんだなと思いました。Reebokのシューズは初めてでしたが、軽くて履きやすかったです。今度は、しっかり走ってみたいと思いました」

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3位:Team NAGATA 9分3秒
当初は個別に黙々と課題をこなしていたが、どんどんチームで団結していったのが印象的だった。「すごいしんどかったけど、声を掛け合って頑張れました」「ひとりだとツラいメニューも、競争しながらやると楽しい!」

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4位:Team ITAKURA 9分29秒
残念ながら最下位で、各メンバーにパーピー10回が課された。全員が応援する中、最後の力を振り絞った。「やっているときは必死。周りは見ずに自分たちの課題を終わらせることに集中しました。「やっと終わったと思ったのに、罰ゲームが…。あれがいちばんツラかったです」「ジーポンプフュージョン 2.0シューズにクッション性があって、衝撃を吸収してくれているなと感じました」

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「“100”という数字に、みなさんびっくりしていましたが、男性がカバーするなどしてチームでやるとクリアできるんですよね。想定していたタイムよりも、みなさん速かったです。チームで応援し合ったりしている姿に、私も温かい気持ちになれました。マラソンも、沿道の声援の中を駆け抜けていきますよね。それと似ているなと思いました」(AYAさん)

6回のワークショップに参加してくれた方々にとって、トレーニングの知識を得たり、練習を見直すきっかけになったり、みなさんのランニングライフにとって何かしらのお手伝いができたなら嬉しいです。ご参加いただき、ありがとうございました。